ブレインパッドとフランス・Probance社、マーケティング・オートメーション(MA)の日本国内シェア拡大に向けて
新たなSaaS型MAソリューション「Probance One(プロバンス・ワン)」を提供開始
株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 清之輔、以下ブレインパッド)とグローバルでマーケティング・オートメーション(MA、*1)ソリューションを提供するProbance SAS(本社:フランス、CEO:Emmanuel Duhesme、以下Probance社)は、本日より、新たなSaaS(*2)型MAソリューション「Probance One(プロバンス・ワン)」の提供を開始することを発表いたします。
また、Probance社は、本製品の開発にあたってブレインパッドとの資本提携を進めるとともに、日本国内の拠点として、プロバンスジャパン合同会社(本社:東京都港区、代表:Emmanuel Duhesme、以下プロバンスジャパン)を設立する予定です。
ブレインパッドは、従来よりProbance社のSaaS型MAソリューション「Probance Hyper Marketing(プロバンス・ハイパー・マーケティング)」を国内の流通・サービス企業を中心に多数導入してまいりました。
ブレインパッドとProbance社は、日本のMA市場が大きく発展していることを追い風に、日本企業からの要望に応えた競争力のある新たなソリューションを提供したいと考え、日本市場向けの独自のMAソリューションとなるProbance Oneを共同で開発・提供することを決定いたしました。
ブレインパッド、Probance社およびプロバンスジャパンの主な役割は、以下のとおりです。
●ブレインパッドは、Probance Oneの開発方針および製品仕様の企画・助言と、同製品の販売総代理店を担います。
●Probance社は、ブレインパッドの企画・助言に基づき、Probance Oneの開発を行います。
●プロバンスジャパンは、日本市場の動向把握を行い、Probance社との緊密な情報連携を行う拠点となります。
■Probance Oneについて
1.日本企業のためのオールインワン型MAソリューション
MAソリューションの導入において最も重要とされるマーケティング・シナリオ(*3)群が標準設定されています。これらのシナリオは、ブレインパッドの豊富な知見をもとに、日本企業の要望に応えた独自のシナリオ設計となっており、導入後すぐに利用することができ、短期間でマーケティング効果を向上させることが可能です。
また、キャンペーン管理、パーソナライズ、メール配信、ウェブトラッキングなど、マーケティング業務を行う上で必要な機能が一通り含まれているため、さまざまなシステムを別々に購入する必要がありません。加えて、SaaS型のソリューションのため、サーバなどのハードウェアの準備も必要ありません。
2.機械学習機能を標準搭載し、自動化を実現する国内唯一のMAソリューション
世界的に、先進的なソフトウェアは人工知能(AI)などを用いた自動化が進んでおり、Probance Oneも、製品内部に機械学習機能(*4)を標準搭載しています。独自に構築された数学的な予測モデルを用いて、顧客一人ひとりの行動履歴や過去の施策の反応等を学習し、グループ単位ではなく、一人ひとりの行動に合わせたパーソナライズ施策を、全自動で実施することができます。
製品内部に機械学習機能が標準搭載されたMAソリューションは、国内ではProbance Oneのみとなります(*5)。
3.競争力のある価格体系と、極限まで作業負荷が軽減された導入プロセス
初期設定や環境構築に時間とコストがかかるMAソリューションが多い中、Probance Oneは、初期費用無料、月額83,000円(*6)からという手ごろな価格設定となっております。
加えて、わずか3ステップで運用が開始できる簡便性をセールスポイントとしており、今後3年間(2018年6月末まで)に200社以上への導入、累計売上高10億円以上を目指します。
●Probance Oneの製品紹介サイト
http://www.probance.jp/one/
●Probance Oneコンセプトムービー
■Probance Oneの販売体系
Probance Oneの提供にあたっては、ブレインパッドによる販売の他に、パートナーによる販売を積極的に行ってまいります。
加えて、大手のECサイト構築パッケージなどとの提携・機能連携を推進することで、国内MA市場におけるシェア拡大を目指します。
■(参考)新たなMAソリューションの提供に至った背景と今後の展望
Probance社は、通販・EC先進国と言われるフランスに本社を置き、数学や統計的な手法を駆使したマーケティング・システムの開発を強みとし、顧客の行動に合わせたパーソナライズやイベントトリガ施策が実行できるソリューションを開発・提供するなど、グローバルでの豊富な実績を有しております。
ブレインパッドは、データ分析および関連サービスのパイオニアとして、独自のCRMシステムやマーケティング支援サービスを数多く開発・提供するなど、マーケティング分野における豊富な知見を有しております。
昨今、日本ではMAソリューションを導入する企業が増加する一方で、システムの本格稼働までに時間がかるという課題がよく聞かれます。例えば、最も重要とされるマーケティング・シナリオの作成に苦心し、いざ作ったシナリオを実施すると、必要なデータが存在していなかったといったことも少なくありません。あわせて、短期間で本格稼動までを行えるMAは少ないのが現状です。
Probance社とブレインパッドは、これまでもProbance Hyper Marketingの提供を通じて、自社・他社製品を問わず従来のMAソリューションの課題や、日本企業のニーズを把握してきました。Probance Oneはこれらの課題に応えるべく開発された独自のソリューションです。
今後も、両社は、互いの強みを活かした独自のソリューションを開発し、企業規模や業種を問わず、さまざまな企業において活用いただくことにより、国内のMA導入数においてNo.1企業を目指してまいります。
(*1)マーケティング活動のプロセスの自動化を支援するシステムの総称。データベースに蓄積された各種データを基に顧客や見込み客とのコミュニケーションや、セグメンテーションや効果測定などを行う。
(*2)Software as a Serviceの略。ネットワークを介してオンラインでソフトウェアを利用するサービス形式。
(*3)マーケティング施策のターゲットとなる顧客を、どのような方法を用いて、次のアクションへ誘導するのか、その行動結果によって、次にどのようなアクションに誘導するのかというプロセスを設計したもの。
(*4)コンピュータが収集した過去のデータの中から導き出した知識やルールを、新たに収集したデータに適用することで、そのデータの意味を認識・分類したり、未来に起きることを判断・予測したりする技術のこと。
(*5)2015年7月1日現在当社調べ。
(*6)登録する顧客ID数に応じて、費用が決まります。 価格については個別にお問い合わせください。※2018.4.9 修正
■ご参考情報
●株式会社ブレインパッドについて http://www.brainpad.co.jp/
本社所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 佐藤 清之輔
資本金:131百万円(2015年3月31日現在)
従業員数:140名(連結、2015年3月31日現在)
事業内容:アナリティクス事業/ソリューション事業/マーケティングプラットフォーム事業
●Probance SASについて http://www.probance.com/
Probance(プロバンス)社は、フランスに本社をおく、MAソリューションのリーディングプロバイダです。マーケティング業務における、顧客一人ひとりに対する最適なキャンペーンの選定・運用・管理を自動で実行するSaaS型MAソリューション「Probance Hyper Marketing」の開発・提供を行っています。設立:2004年、代表者:CEO Emmanuel Duhesme。
●プロバンスジャパン合同会社について
本社所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立:2015年8月(予定)
代表者:代表社員職務執行者 Emmanuel Duhesme
*本ニュースリリースに掲載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
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以上