こんにちは。Brandwatchのカスタマーサクセスを担当している新谷です。
2021年11月11日(水)に、マーケットリサーチ・ソーシャルアナリティクスツール「Brandwatch(ブランドウォッチ)」としては2回目となるユーザー会、「Brandwatchユーザー会2021」を行いました。
Brandwatchを長くお使いいただいている企業様から、最近導入された企業様まで幅広くご参加いただきました。本ブログでは、当日の様子をハイライトでご紹介します。
Brandwatchユーザー会2021とは?
「SNS分析の結果をビジネスに活かす方法とは?」と題し、Brandwatchを現在利用している企業様向けに分析していく上でのヒントを得ていただきたいという思いで開催しました。
4企業様の「Brandwatchでの分析結果をビジネスに活かした例」の動画を放送
昨年に引き続き、今年も新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインで事前収録した動画を放送いたしました。
①株式会社 CyberZ 様:「サービスの強みから紐解く会話量分析と、トレンドを生む企画設計」
CyberZ様は、インターネット広告における運用・効果検証を中心とした広告代理事業を展開されています。ダイレクト領域のみならずブランディング領域まで含めた幅広いマーケティング事業を行っています。
講演では、企画を考える際にサービス名や競合を調べるだけではなく、サービスの強みに紐づく市場の声を関連付けて分析することが重要であることをご説明いただきました。また、市場で起きている「ユーザーの感情」を利用することで話題を生み出した企画の事例もお話いただきました。
②アイティメディア株式会社 様:「ねとらぼ調査隊的 Brandwatchを活用した記事の作り方」
アイティメディア株式会社様は、ネット上の旬な情報を国内外からジャンルを問わず幅広く紹介する『ねとらぼ』など多数のメディアを展開されています。
講演では、「Brandwatch Search」の簡易分析機能で、直近30日の投稿量を見てテーマの選定をする方法をご説明いただきました。更に「トップハッシュタグ」の機能で深掘りすることで、「どのような内容で盛り上がっているか」を瞬時に把握し記事作成に役立てている事例をお話いただきました。
③株式会社カカクコム 様:「ユーザーの声を聴く~SNSモニタリングは、サービスをより良くすることが出来るのか?」
株式会社カカクコム 様は、「価格.com」や「食べログ」等の多様なWebメディアを運営されていて、従業員の皆さま全員に「ユーザー本位」を意識する。という企業文化が根付いていらっしゃいます。
講演では、SNS上の声も「貴重なユーザの声」と認識して、BrandwatchのTwitter全量データから自社に関する声を1件も漏らさずに確認している事例をお話いただきました。 また、ダッシュボードのカスタマイズ性や柔軟性を活用し、短時間に素早く関連部署に情報を届けることができている点もご説明いただきました。
このように、ユーザーの声を関係部署に届ける小さなアクションも毎日繰り返すことで、ユーザーのより良い生活につなげるきっかけとすることが出来ていることもお話をいただきました。
④株式会社ガイアックス 様:「ソーシャルリスニングによる消費者インサイトの発見とその活用」
株式会社ガイアックス 様は、「人と人をつなげる」をミッションに、ソーシャルメディアの活用とシェアリングエコノミーに注力されています。クライアントのマーケティング課題の解決を目的としたSNSの分析にBrandwatchを活用されています。
講演では、Brandwatchのデータ量の多さや柔軟なカテゴライズ機能を活用して「消費者インサイト」を発見する方法をご説明いただきました。また、インサイトを刺激し、UGCを増やしていく具体的な施策を考える方法もお話いただきました。
以下は、施策を実施いただいた後の効果を計測したグラフとなります。
ブレインパッドからの講演 について
講演①:SNS分析の必要性と各社様の取り組み状況について(営業:服部より)
世の中がデジタルシフトしてきている中で「SNS分析の必要性」について利用企業様からよく聞く課題と、それに対する各社様のSNS分析に対する取り組み状況をお話させていただきました。
講演②:投稿を「汎用的なカテゴリ」に分けて示唆を得ていくTipsについて(カスタマーサクセス:新谷より)
Brandwatchで「汎用的なマーケティング視点のカテゴリ」を作ることで、より短時間に効率良く施策の企画に役立つ「ユーザーの声」を発見する方法をお話させていただきました。
ユーザー会を終えて
ユーザー会後に「ご利用企業様同士の意見交換を行える場」として、オンライン形式の「情報交換会」も実施しました。
グループA:【リスクマネジメント】SNS炎上の傾向と対策 ~事前の体制構築が重要!~
グループB:ご利用企業様同士の情報交換(オンラインでの名刺交換)会
フードデリバリーサービスを活用し、私達ブレインパッドのBrandwatchチームも同席させていただきました。
ご利用企業様同士の情報交換によって、各企業様の自社取組みへの気付きとなるような会話が多くされていました。また、ご利用企業様が試行錯誤しながら「本当にこの分析の進め方で良いのか」と自問自答しながら進めていることと、このような横連携の場が求められていることが感じられ、私達のカスタマーサクセスの上での大きな気付きにつながりました。
Brandwatchチームでは、これからもご利用企業様の悩みに寄り添い、解決していける「ユーザー会」や「情報交換会」を継続的に開催していく予定です。チーム一同、また皆さまにお会いできることを楽しみにしております!
マーケティングリサーチツールBrandwatchについて
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