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マーケティングにおける市場調査費用や時間・リソースの削減【無料ガイド】

ブレインパッドはBrandwatchの国内正規パートナーであり、本記事はBrandwatchの許可を得て翻訳転載しています。※翻訳元

 

市場調査は新しい製品や、サービスの展開に関わるリスク管理に使われていますが、いざアンケート、フォーカスグループ、インタビュー等のリサーチをすることになると、その難しさや制約に気が付きます。

新製品は一般に訴求するのか、競合の製品・サービスの方が人気があるのかを知りたいと思うことでしょう。

ソーシャルリスニングに大きな予算を割り当て、新製品を発売開始する前に、真に対象となる市場が誰なのかをしっかりと把握しておくために、ターゲットを詳細に分析しておく必要があります。

このリサーチ手法は、従来からコスト、時間、リソースがかかるという課題がありましたが、問題はそれだけではありません。
 

 

 
 

偏り(バイアス)によるデータ価値の崩壊

定性的な市場調査においては、モデレーター、質問項目、回答、サンプル対象者、報告という5種類の偏り(バイアス)が考えられます。

対象者から真実を知るためには、これらの偏りを無くさなければなりませんが、従来の対面式手法を使ったのでは偏りの排除は非常に困難です。
しかし、これらの偏りが残っているとデータの価値が完全に失われてしまうこともあり得ますので注意が必要です。

幸いなことに、ソーシャルメディアの成長は、市場調査業界に変化をもたらしました。

今では簡単かつ廉価で、製品、オンラインでの広告やブランディングに関する意見を収集することができるようになりました。
ただ、それで問題解決とはなりません。

ソーシャルメディアの黎明期には、投稿やシェアの数を見ていました。
しかし、分析ツールの開発が進み、感情分析やカテゴリー分析が追加された今では、オンライン分析ツールはリサーチ担当者の必要に応じて幅広くもあり、逆に限定的にもなります。

ここではBrandwatchの新市場調査ガイドに記載された大きな利点の活用方法を説明します。

無料ガイド:市場調査

市場調査のスタート:5つのW

市場調査計画の立案にあたり、確認すべきことがいくつかあります。

  • Why-なぜ、市場調査をするのか?仮説の検証なのかインサイトの取得なのか?クエリに対する回答が得られたことをどうやって判断するのか? 
  • Who-調査対象は誰か?誰の声を聞くのか?全員か、自社のカスタマーのみか、競合のカスタマーか?地域や年齢で制限を設けるのか?他の基準で制約を設けるのか? 
  • What-何を見つけようとしているのか?既に行われたことに対する人々の反応を見たいのか?競合のアクションに対する反応を見たいのか?地区のどこにフィットするのかを知りたいのか?そもそも十分な市場規模があるかを知りたいのか?消費者の購買意図や行動意図について知りたいのか?エンドユーザーは実際に購入しているユーザーなのかを知りたいのか? 
  • When-調査対象期間。いつまで遡って調査対象にするのか? 
  • Where-どのチャネルに一番関心があるのか?調査対象者に対して各チャネルが果たしている役割は考慮されているのか?調査対象者はチャネルごとに振舞いが異なるのか?また、振る舞いの違いが問題になるか?

ガイドの中でこれらの5つのWについて詳細に説明していますが、これらの項目を確認しておけば、調査の焦点を明確にできます。

ソーシャルリスニングツールのおかげで関連性のあるデータの収集がこれまでになく容易になりましたが、インサイトに満ちた結果を出すには慎重な分析が必要です。

ソーシャルメディア分析で得られる情報は、あくまでもソーシャルメディアチャネルをいつも使っている消費者についての情報です。つまり、消費者全体を代表しているわけではないということに注意が必要です。

しかし、このような制約はあるものの、大量で正確なデータによって様々な企業やブランドに関する具体的なインサイトを、時間、コスト、リソースを節約しながら得ることができるという特徴があります。

このような形でソーシャルデータを利用し、従来的な手法を補完すれば、マーケティングリサーチを大幅に改善向上させることができます。
 
 
 

 

 

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