2020年11月27日にNIKEが発表した1本のCMが物議を醸しています。
このCMについては、SNS上を中心に賛否両論のクチコミが多く投稿されています。また、多くのニュースメディアもこの話題を取り上げたことで議論に拍車がかかりました。
このようにCM公開を機に発生したクチコミは、企業の評判にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
今回、CM公開後に発生したクチコミが企業の評判に及ぼす影響について、ループス・コミュニケーションズ様にソーシャルアナリティクスツールBrandwatchを用いて分析していただきケーススタディとしてご紹介いただきました。
企業の評判を可視化する分析手法や拡散を引き起こした話題の特定分析など実践的な事例です。
NIKE(ナイキ)のCMは企業の評判にどのような影響を及ぼしたのか?
CM公開後のクチコミが企業に及ぼす影響を6領域で分析
CM公開後に発生したクチコミが企業の評判に及ぼす影響を分析する手順として、ループス・コミュニケーションズ様の記事では下記のように紹介しています。
【1】NIKEに関するツイート件数の推移
【2】企業の評判を可視化する手法
・RQ 6領域の拡散状態
【3】拡散を引き起こした話題の特定
・「情緒」領域の話題
・「製品」領域の話題
・「ビジョン」領域の話題
・「職場」領域の話題
・「財務」領域の話題
・「社会的責任」領域の話題
特徴は、ツイート件数の推移を見るだけでなく、企業の評判を可視化する分析や拡散を引き起こした話題の分析をおこなっている点です。
企業の評判(レピュテーション)を定量化する手法としては、The Harris Poll社の Reputation Quotient* (RQ*) を用いています。
※ Reputation Quotient* (RQ*) はThe Harris Poll社の商標です。
【事例】NIKE(ナイキ)のCM公開後のクチコミが企業の評判に及ぼす影響を分析
今回ループス・コミュニケーションズ様から、CM公開後に発生したクチコミが企業の評判に及ぼす影響とその分析手法をご紹介いただきました。
CMに関連するツイート件数の推移を見るだけでなく、企業の評判を可視化したり拡散を引き起こした話題の特定したりすることによって、
事案に対する意見が企業の評判に、どういった観点で、どのような規模で、どのような期間に影響を及ぼしているのかを可視化することができます。
このような傾向を蓄積してゆくことで、話題の拡散が企業に及ぼす影響を予測することも可能になり、適切な広報活動を実践することも可能になると考えられます。
ソーシャルメディアなどを活用したプロモーション活動に従事されている方をはじめ、広報やブランドコミュニケーションに従事されている方には必見の事例となっております。
ループス・コミュニケーションズ様によるご紹介内容の全文は以下よりご確認いただけます。
NIKE(ナイキ)のCMは企業の評判にどのような影響を及ぼしたのか?
企業紹介:ループス・コミュニケーションズ様
ループス・コミュニケーションズはソーシャルメディアマーケティングのリーディングカンパニーとして、戦略立案からコンテンツ制作、運用改善までトータルで支援可能なコンサルティングサービスを提供しています。
マーケティングリサーチツールBrandwatchについて
関連記事
・ソーシャルメディアから作成するシーズンレポート(ケーススタディ「2020年のハロウィン当日」)
・多角化が進む消費者ニーズをソーシャルメディア上で分析する手法(ケーススタディ「国産SUV」)
・企業によるSNSコミュニケーションの在り方|トレンドワードを投稿するときの注意点(ケーススタディ「手抜き」)