2020年も様々な企業の「ネット炎上」が発生しました。
企業アカウント運営において、炎上は企業イメージを損なう可能性が高く、場合によっては株価や売上にまで影響することもある大きなリスクです。
しかし、企業でアカウントを運営する以上は決して他人事ではありません。
今回、企業アカウントの2020年の炎上傾向の振り返りについて、ループス・コミュニケーションズ様にソーシャルアナリティクスツールBrandwatchを用いて分析してもらいご紹介いただきました。
2019年との違いや、最近の炎上傾向などを定量的・定性的に分析した企業アカウント運営の方には必見の内容になっています。
2020年 企業の炎上傾向を振り返る|ソーシャルメディアの拡散状況
2020年「企業の炎上事例」傾向と対策
2020年に発生した「ネット炎上」について、ループス・コミュニケーションズ様の記事では下記のように紹介しています。
【1】 2020年の企業の炎上を拡散状況から振り返る
・2020年の企業の炎上事案を抽出する
参考:2019年の企業の炎上事案
【2】 2020年 企業の炎上に関する話題の傾向
①「ジェンダー差別・偏見」関連のツイート件数が倍増した
②広告意図のある発信が炎上源となる割合が増えた
【3】 企業の炎上傾向 ポイントをさらに解説
①炎上源が移り変わった要因は?
②広告が炎上源となる割合が増えた要因は?
【4】 まとめ + 企業アカウント運用で注意したいこと
単に炎上した案件をまとめているだけではなく、2019年との違いや拡散するユーザーの意識に焦点を当てて分析しています。
特にTwitterの全量データを用いた「リアルなクチコミデータ」からの分析は必見です。
企業の炎上事例から見えてきたユーザー意識の変容
今回ループス・コミュニケーションズ様から、ネット炎上した企業の傾向とその分析手法をご紹介いただきました。
炎上した企業のツイートを理由ごとにカテゴリで分析し、可視化することにより「なぜ炎上してしまったのか」だけではなく、「ユーザーのどういった心理に影響を与えてしまったのか」がとてもわかりやすくなります。
また、その前後に発生した他社の炎上事例が他の企業の炎上も引き起こしているなど、時系列や関連性も可視化することによって見えてきます。
どの企業のアカウントも、いわゆる「炎上商法」を狙ったわけではなく、「受け取るユーザーとの視点が少しずつズレてしまっていた」ことが原因ではないでしょうか。
自社ブランドや商品への知識や情熱が高まるとともに、無意識のうちにズレが発生してしまうのは悲しいことです。
そうなる前に「ユーザーが求めているものは何か」「受け取るユーザーの心理に寄り添えているか」を、常日頃から収集していくことが今後も求められます。
ループス・コミュニケーションズ様によるご紹介内容の全文は以下よりご確認いただけます。
2020年 企業の炎上傾向を振り返る|ソーシャルメディアの拡散状況
企業紹介:ループス・コミュニケーションズ様
ループス・コミュニケーションズはソーシャルメディアマーケティングのリーディングカンパニーとして、戦略立案からコンテンツ制作、運用改善までトータルで支援可能なコンサルティングサービスを提供しています。
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