こんにちは、ブレインパッドBrandwatchチームの飯塚です。
2023年のFIFA女子サッカーワールドカップが7月20日に開幕しました。
グループステージでは、大会前には優勝国と目されたスペインを撃破し、2大会ぶりのベスト8入りを果たすなど、猛暑と同じように燃えるような試合が繰り広げられました!
そこで、今回はこの燃えるような戦いがSNS上でどのように盛り上がっていたのか、特にX(旧Twitter)を中心にその動向を分析していきます。
「Brandwatch」を活用し、反響について下記の観点で詳しく掘り下げていきます。
- 投稿量が増加したタイミング
- 対戦国ごとの投稿量
- 前回大会(2019年)との比較
※本記事は、あくまでも自社ツール「Brandwatch」を用いたソーシャルメディア分析の結果や傾向をまとめたものとなります。ご承知おきください。
日本が対戦した国と勝敗結果
参考:https://www.jfa.jp/nadeshikojapan/womensworldcup2023/schedule_result/
投稿量が増加したタイミング
「FIFA女子ワールドカップ OR #FIFA女子ワールドカップ」をキーワードとして投稿量推移を調査しました。
すると、日本の試合日程と合わせて投稿量が盛り上がっていることがわかります。
F地点を除く各地点では、AFCアジアカップ公式やNHKサッカーといった公式アカウントからの試合状況や結果投稿が注目を集めています。
なでしこジャパンが非常に注目され、大きな期待を背負っていることが伺えます。
対戦国ごとの投稿量
各対戦国との投稿量を見ると、最も多いのがベスト8入りをかけたノルウェー戦、次が1次リーグ最終戦のスペイン戦、三番目に多いのは準々決勝のスウェーデン戦となっています。どれも重要な対戦であったため、注目度が高まり投稿量の増加に繋がったと考えられます。
対戦国に対しての日本選手の投稿割合では、得点王となった宮澤ひなた選手がベンチスタートであったコスタリカ戦を除いて、投稿量が平均的に多くなっています。
また自身初となるW杯でのゴールを決めた藤野あおば選手のコスタリカ戦での投稿量が大きく伸びています。その他にも、ノルウェー戦で勝ち越しゴールを決めた清水梨紗選手やスペイン戦で追加点を決めた植木理子選手もそれぞれの試合での投稿量が大きく伸びていることから、各試合で得点を決めた選手の投稿量が増加する傾向があることがわかります。
前回大会との比較
前回大会(2019/6/7~2019/7/7)と今大会(2023/7/20~2023/8/20)の開催期間の投稿量推移を比較しました。
投稿量推移を見てみると、どちらもスパイクしているのは試合が行われた日となっています。
前回大会はアルゼンチン戦、スコットランド戦はスパイク地点での投稿量は今大会と大きな差はありませんが、イングランド戦、オランダ戦での投稿量が減少しています。
イングランド戦、オランダ戦は敗戦であったため、SNS上で話題になりにくかった可能性があります。
いかがでしょうか?
なでしこジャパンの素晴らしい躍進に感銘を受けました。
これからも彼女達を心から応援し続けたいと思います。
ベスト8入りを果たし、私たちに夢と感動を提供してくれたなでしこジャパンに、心からの敬意を捧げます。
BrandwatchではX(旧Twitter)の投稿データを最大2010年7月まで遡る事が可能です。
過去のデータを遡って分析することは、ビジネス戦略において非常に重要です。
トレンドやパターンの発見のみならず、
新しい戦略やプロジェクトを開始する前に、以前のデータを分析することで、リスクを減らし、成功の可能性を高めるための情報を得ることもできます。
少しでもご関心をお持ちいただけたようであれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。