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ビーコンコミュニケーションズ株式会社

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ビーコンコミュニケーションズ株式会社 CRM Strategic Analytics Manager

白井 俊行氏

ダイレクトマーケティングやデータベースマーケティングにおける分析経験と、クライアントのビジネス課題をコミュニケーションで解決する戦略プランナーの両方の経験を持つ。担当領域は、売上分析、CRMデータの分析、ウェブ解析、ソーシャルリスニングなど多岐にわたる。2016年8月より現職にてCRMのスペシャリストとして活躍。

ビーコンコミュニケーションズ ※Crimson Hexagon導入事例

「Crimson Hexagon」はソリューションを「Brandwatch」ブランドに統合し、より強力なソーシャルメディア・アナリティクスプラットフォームとして生まれ変わりました。
本事例は、弊社のCrimson Hexagonサイト上に掲載している導入事例の転載となります。
※ブレインパッドは、2013年より「Crimson Hexagon」と日本国内唯一の販売代理店契約を締結し、ブランド企業を中心に数多くのクライアントにソーシャルメディアアナリティクスツールの導入と活用支援を行ってまいりました。
その豊富な実績を評価され、このたび「Brandwatch」からも公式ディストリビューションパートナーに認定されました。

 

グローバル企業のコミュニケーション戦略を 支援するビーコンコミュニケーションズ

──貴社の事業内容をお聞かせください。

ビーコンコミュニケーションズは、フランスの広告グループ「ピュブリシスグループ」の一員として、コミュニケーション戦略の立案から実施に至るまでをワンストップで提供する総合広告企業です。
主なクライアントは、フィリップモリスジャパン、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン、日本マクドナルドといったグローバル企業です。
私は、CRM Strategic Analytics Managerという立場から、主にクライアントのコミュニケーション戦略の策定に必要な各種データ分析や、分析結果にもとづく施策改善を支援しています。

 

アナリストが求める本格的なソーシャルリスニングが可能な“最強のツール

──「Crimson Hexagon」を導入した経緯をお聞かせください。

生活者がソーシャルメディアへ接触する時間が年々増加しており、クライアントからはソーシャルデータを活用したいという相談を非常に多く受けます。

特に多いのは、“投稿内容から生活者の行動やインサイトを把握したい”というものです。 弊社では、これらのニーズに応えるべく、国内外のありとあらゆるソーシャルリスニングツールを使って分析してきました。
今まで使ってきたツールはどれも一長一短で、ライトな使い方をするにはいいのですが、本格的に分析しようとすると機能が足りませんでした。

そこで、Crimson Hexagonを使ってみたところ、アナリストが求める本格的な機能が揃っていたのです。
他のツールと比較し、抜きん出て処理速度などのパフォーマンスが良かったこともあり、Crimson Hexagonを採用することにしました。

Crimson Hexagonではないとできないことや作業が楽になることがたくさんあり、“最強のツール”だと思っています。
私は、CRM Strategic Analytics Managerという立場から、主にクライアントのコミュニケーション戦略の策定に必要な各種データ分析や、分析結果にもとづく施策改善を支援しています。
 

 

 

ソーシャルリスニング最大の目的は、人の心を動かす“Emotion”を把握すること

──なぜ、企業はソーシャルリスニングを行うのでしょうか?

「なぜ人はソーシャルメディアに投稿するのか?」ということから考えてみるといいでしょう。それは、人の心を動かす何かしらかの「Emotion(感情)」が生まれたからです。

例えば「新製品を友達にオススメしたい」「今までとは違う新たな体験があった」などのEmotionが働いた結果、投稿につながったのです。 ソーシャル上の話題を分析するということは、生活者の心を動かしたEmotion、つまり理由やきっかけが発見できるということです。

それらがわかれば、企業は効率的かつ効果的に商品企画・開発、キャンペーンの立案などが行えるでしょう。 そこで、Crimson Hexagonを使ってみたところ、アナリストが求める本格的な機能が揃っていたのです。
他のツールと比較し、抜きん出て処理速度などのパフォーマンスが良かったこともあり、Crimson Hexagonを採用することにしました。

Crimson Hexagonではないとできないことや作業が楽になることがたくさんあり、“最強のツール”だと思っています。 私は、CRM Strategic Analytics Managerという立場から、主にクライアントのコミュニケーション戦略の策定に必要な各種データ分析や、分析結果にもとづく施策改善を支援しています。

 

Crimson Hexagonの分析結果が、 アナリスト・ストラテジックプランナー・クリエイターの共通言語に

私たちアナリストは、クライアント向けのソーシャルメディア分析とレポート作成にCrimson Hexagonを使用しています。今までのツールでは、テキストマイニングツールを併用しないと実際の業務に耐えうるレポートの作成はできませんでした。

例えば、分析を行う際には、投稿内容をカテゴリ毎に分類してボリュームを把握したり、出現頻度や特定のワードと一緒に出現しているものなどを、最初に把握します。 他ツールは、分類の精度が低く、一度投稿データをダウンロードし、別のテキストマイニングツールで品詞ごとに分解し、特定のキーワードに分類したり、出現頻度順に並び替えるといった作業が必要でした。

Crimson Hexagonは分類精度が高いので、導入後はこの作業が圧倒的に楽になりました。
これらの作業がワンツールかつボタンひとつで行えるので、今まで数十時間かかっていた作業が数十分に削減できるなど大幅な工数削減につながっています。
その他の部門では、ストラテジックプランナーが競合分析に活用したり、ソーシャルメディア担当が新たな施策を考える上でのリサーチや競合分析に活用するなど、幅広い職種で20名以上のメンバーがCrimson Hexagonを利用しています。

アナリストによる本格的な分析業務から、企画立案のためのリサーチまで、どんな役割の人でも使えるオールマイティなツールだと思っています。
実際の業務では、アナリストが分析し、それをもとにストラテジックプランナーが戦略を立て、戦略をもとにクリエイターがコピーライティングや企画につなげる、といったように複数の立場の人間がクライアントのコミュニケーションプランを検討します。
それぞれの視点でCrimson Hexagonを利用しながら、いわば全員の共通言語としてこの分析結果を利用しています。

 

ツールに任せるところは任せ、本来人が行うべきことに注力するのが成功のポイント 

──これからソーシャルリスニングに取り組む方にアドバイスがあればお聞かせください。

本来、ソーシャル上の人々の投稿とは生々しいもので、それは投稿者の本音や感情などの表れだと思うのです。
ぜひ、投稿された“生の声”を、とにかくたくさん読み込んでみてください。

集計・分析された結果だけを鵜呑みにしていると、人の本音や投稿に至った背景が見えてこない危険性があります。
私自身も、実際にCrimson Hexagonの分析結果と生のソーシャルデータを見ながら、それらを理解するようにしています。

そのためにも、Crimson Hexagonのような万能なツールを利用し、不要なノイズを除外しながら分析を効率化し、そこから得た知見をもとに、機械ではできない人が行うべきインサイトの発掘や戦略・施策立案に注力できる時間をつくり出すことこそが、ソーシャルリスニングを成功させるポイントだと思います。

 
 

 

 

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