事例のポイント
■ 敷地内に物理的なセキュリティ問題が発生した際、リスク&コンプライアンスチームへ情報共有されるまで長い時間がかかるという課題があった
■ 火事のような深刻な脅威から、敷地内での停泊や店内のいたずらまでの広範囲の情報をタイムリーに共有する必要があった
■ 目の届かない範囲の事件をタイムリーに把握し、早急に対処できるためのBrandwatchの活用事例
IKEA UKのご紹介
イケア(IKEA International Group)は、スウェーデン発祥で、フランチャイズ契約者が所有・運営している店舗を合わせると世界38カ国、309の店舗を所有する世界最大の家具量販店です。世界的にブランドが浸透しており日本国内にも12店舗あります。
郊外に「イケアストア」と呼ばれる大規模な店舗を構える方法で展開しているのが特徴です。
IKEA UK社が抱えていた課題
建築現場や夜間や週末に事件発生した場合、人がいないため迅速に対処できない
広大な敷地を持つイケアでは、敷地内に物理的なセキュリティ問題が発生したとき、リスク&コンプライアンスチーム通知されるまで長い時間がかかる場合があります。
そのような場合、緊急時対応チームがその問題に対処し、対処後にリスク&コンプライアンスチームに報告していました。
事件が建築現場で発生した場合、現場にイケアの担当者やそれ以外の人もいない場合もあるため、さらに時間かかることがあります。例えば、問題が夜間や週末に発生した場合などは人自体がいない可能性が高いです。
課題解決のために行った施策と導入効果
Brandwatchを活用して行った施策
イケアは、発生しているすべての問題をタイムリーに知る必要がありました。そこで、Brandwatchを用いて物理的なセキュリティ問題に関する主要なキーワードをすべて網羅した警告アラートを設定しました。
それらは火事のような深刻な脅威から、敷地内での停泊や店内のいたずらまでの広範囲に及びます。
導入効果
リスク&コンプライアンスチームに第一報を送るのは必ずBrandwatchになりました。
•2017年10月リスク&コンプライアンスチームのDavidは、イングランドの都市エクセターのIKEA建築現場でガス漏れの警告アラートを受けました。通知受信後に、建設会社に電話しましたが、その時建設会社は問題が発生している認識をしていませんでした。
Davidのチームはいち早く問題発生に対して調査を開始することができ、現場のスタッフにサポートを送ることができました。
•11月の土曜日、リスク&コンプライアンスチームは誰かが知らせる以前に、IKEA Wembleyストアが避難対応しているアラートを受信していました。
まとめ
■ Brandwatchを活用することで、リスク&コンプライアンスチームが物理的なセキュリティ問題をいち早く察知できるようになった
■ いち早く問題発生を察知するアラートする仕組みをつくることで、一大事を回避した事例も複数回あった
■ 2019年現在もIKEAはBrandwatchのユーザーであり、今では上記のアラート以外にも活用いただいている