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【AI導入事例】機械学習×ロボットアーム「Find Your Candy」(Google™)

公開日
2020.10.30
更新日
2024.03.07

※本記事は、ブレインパッドが運営する人工知能ブログ「+AI」に掲載されている記事の転載版になります。

ブレインパッドのAI技術が、 Google のイベントに採用。人間が話した言葉をロボットが認識・解析し、発話内容にもとづいて、おすすめのキャンディをロボットアームがピックアップするAIを短期間で構築しました。

参考:ブレインパッドのAI技術が、 Google のイベントに採用 - 人間の発話内容をもとに、ロボットがおすすめのキャンディをピックアップ

Solution:解決策

Find Your Candyは「 Google Cloud Platform™ 」の機械学習APIを利用しており、Google のオープンソース化された深層学習ライブラリ「 TensorFlow 」を用いて、言語処理には「Word2Vec」、画像処理には「CNN(Convolutional Neural Network)」という手法を採用し、「転移学習」という手法でCNNを学習しています。ロボットアームを含むハードウェアは、現実的に利用可能な技術として汎用的かつ低価格のものを選定しました。


Subject:課題

様々な業種・業態のビジネスにおいて、機械学習やディープラーニングの実用化に成功してきたブレインパッドのこれまでの実績を評価いただき、Google 社から「 Google Cloud Platform™ 」の機械学習に関する技術を利用した短期間でのデモンストレーション用AIシステムの開発を委託されました。


Achievement:導入後の成果

本プロジェクトでは、様々な業種、場面にて応用が期待されている「AIが物体を発見・認識して物体をピックアップする」という技術の実用可能性を目に見える形でAIの世界を体験できるデモンストレーションとして市場に展開しました。”先進的な研究と同時に、現実的に利用可能な技術をお客様に届けて、AIや機械学習を民主化したい”という Google の考えに基づき、「Find Your Candy」のソースコードはGitHub上で一般公開しています。


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株式会社ブレインパッドについて

2004年の創業以来、「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」をミッションに掲げ、データの可能性をまっすぐに信じてきたブレインパッドは、データ活用を核としたDX実践経験により、あらゆる社会課題や業界、企業の課題解決に貢献してきました。 そのため、「DXの核心はデータ活用」にあり、日々蓄積されるデータをうまく活用し、データドリブン経営に舵を切ることであると私達は考えています。

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