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【AI導入事例】SCMプロジェクトにおけるデータ活用の推進支援

公開日
2020.10.29
更新日
2024.03.07

※本記事は、ブレインパッドが運営する人工知能ブログ「+AI」に掲載されている記事の転載版になります。

大手食品メーカー様の「SCMプロジェクト」において、顧客の課題整理、分析環境の構築、需要予測モデルを作成しての簡易検証、在庫削減シミュレーションによる効果試算、RPAによる需要予測の業務適用の提案まで幅広いコンサルティングを実施しました。

Solution:解決策

まず、サプライチェーンにおける課題の洗い出し、どのテーマを優先して取り組むかを食品メーカー様と議論を重ねて決定するところからスタートしました。ビジネスインパクトの大きさや利用可能データなど複数の観点から、「卸売業者への需要予測」を行うことを決めました。既存品も新商品も需要予測モデルの検証対象とし、商品の発売から経過日数によって使用する予測モデルを切り替えるように作成。各商品の需要予測の精度検証を行いました。

予測モデルの作成や在庫削減効果の試算にあたり、分析環境(AWS環境)を構築。分析環境へのデータ投入から、データの確認、データマート作成、予測モデルの作成、予測結果検証といった一連のプロセスを調理に例えてご説明するなどして、分析の手順や分析プロジェクトの進め方について理解をより深めていただくことができました。


Subject:課題

役員直下で立ち上がった「SCMプロジェクト」ですが、扱うテーマが多岐にわたるSCM領域の中で、特にビジネスインパクトが大きい事象、課題をまずは見つけ、洗い出すことや、すでに保有するデータをどう利用して業務改善に活かすかという見極めも行う必要がありました。


Achievement:導入後の成果

・顧客のSCMプロジェクト全体の課題整理と今後の進め方の明確化
・需要予測モデルおよび在庫削減シミュレーションのプロトタイプの開発


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株式会社ブレインパッドについて

2004年の創業以来、「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」をミッションに掲げ、データの可能性をまっすぐに信じてきたブレインパッドは、データ活用を核としたDX実践経験により、あらゆる社会課題や業界、企業の課題解決に貢献してきました。 そのため、「DXの核心はデータ活用」にあり、日々蓄積されるデータをうまく活用し、データドリブン経営に舵を切ることであると私達は考えています。

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