メルマガ登録
6月5日より配信開始となった、ブレインパッド主催の日本最大級DXイベント・「DOORS-BrainPad DX Conference~2023」(通称:DOORSカンファレンス2023)。
配信直前時点でおよそ3000名の方にお申し込みをいただいた本イベントの「速報レポート」を、6月9日(金)までの間、毎日公開していきます。
本日は、グーグル・クラウド・ジャパン様、りそなホールディングス様、データサイエンティスト協会様、FDUA(金融データ活用推進協会)様が登壇した、合計4セッションをご紹介します。
[開催日時]
2023/6/5(月)9:00 – 6/16(金)18:00
[開催形態]
クローズドオンライン開催
各企業のセッションは配信開始日が決まっておりますが、配信開始日からイベント終了まで「オンデマンド・見逃し配信」となります。ご都合の良いタイミングでセッションをご覧いただくことが可能です。
[登壇企業]
キリンビール|グーグル・クラウド・ジャパン|ソフトバンク|ネスレ日本|バンダイナムコネクサス|東日本旅客鉄道|三井住友カード|ヤフー|ゆうちょ銀行|りそなホールディングス など多数 (五十音順、一部の登壇企業を記載)
[メリット]
(A) 普遍的なDXに関わる知見・ノウハウを得ることができる
(B) 最先端のDX事例からDX推進におけるヒント・考え方を収集できる
(C) 調べても出てこないような、企業の生の声を聴くことができる
[特設ページ]
https://www.brainpad.co.jp/doors/conference23/?utm_source=doorsmedia&utm_medium=referral&utm_campaign=breaking_news_5
※申し込み締切:2023年6月16日(金)17:00まで
国内のデータ活用水準を引き上げる方策と、データがもたらす未来創造のポテンシャルを、有識者とともに深掘り。地方創生を支援するりそなホールディングス、データサイエンティストの役割、価値向上を支援してきたデータサイエンティスト協会、技術でDX推進を支援するグーグル・クラウド・ジャパン、金融業界のデータ活用の底上げを支援するFDUAが登場します。
ChatGPTの登場で一躍脚光を浴びたLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)の最新動向に触れながら、ジェネレーティブAI時代における企業・社会に機械学習を根付かせるためのポイントをグーグル・クラウド・ジャパン、ブレインパッド双方の視点でディスカッションしました。
【関連記事】
LLM(大規模言語モデル)とは?生成AIとの違いや活用事例・課題
グーグル・クラウド・ジャパンの下田氏は、エンタープライズ企業が機械学習を社会実装していく上で重要になるポイントとして、
の3点を列挙。
また、ブレインパッド・辻はデータサイエンティストの立場から、ここ数年の企業におけるデータ活用について、以前は分析レポートの提供が主流だったが、今では結果を業務に組み込むサポートが求められている、よってAIに関わる人々もデータサイエンティストからエンジニアやビジネス層まで多様化してきていると解説します。
なぜ、LLMが注目されているかについて、辻は「我々のような技術者とビジネスユーザーの両方が使える」「LLMが我々が想像していた以上にさまざまなタスクを遂行できる性能を示している」と話し、グーグル・クラウド・ジャパンでは、本年3月にGenerative AI に関するプロダクトを発表。その概要と狙いを語りました。
東京一極集中、人口減少に歯止めをかけるための「地方創生」。デジタル×データによりDXを推進するりそなホールディングスは、なぜ「地方創生」に注力するのか。
りそなホールディングス・伊佐氏はDOORSカンファレンスに2度目の登壇になります。2年前の前回は社内のデータ活用に関するお話を。そこから昨年、りそなホールディングスとブレインパッドは昨年、資本業務提携を締結。今回は“協業パートナー”としての関係性に着目しました。
資本業務提携の狙いとしてキーワードに挙がる「地方創生」。
地域経済において金融機関が果たす役割について、地銀には、地域経済に根ざした強み・ブランドがあり、そのアセットの有効活用や志を同じくする仲間集め、共創型のプラットフォームに集まった仲間がWin-Winの関係を築いていくという思想に基づいた連携を伊佐氏は挙げます。そして、地域に根差した金融機関になるためにはデータで課題を発見することが重要と強く言います。
今や、DXやデータ活用には必要不可欠となった「データサイエンティスト」という存在。今年で設立10周年を迎えた(一社)データサイエンティスト(DS)協会の立上げ当初から参画し、日本のデータサイエンティストの価値向上を牽引してきた、同協会事務局長の佐伯氏、ブレインパッド創業者であり、同協会の代表理事を務める高橋は、日本におけるデータサイエンティストの役割変遷をどう見て、価値をどう高めてきたのか?
この10年のデータサイエンスの変化について佐伯氏は、「これまではDSの職業認知を図ることができた10年間であり、一定のデータサイエンティストは育ってきているが、データを用いた活動ができるようになった半面、デジタライズ/デジタイズはできているものの、トランスフォーメーションの域まで達していないという問題が残る」と振り返ります。
そして、現状は「棟梁クラス」のデータサイエンティストが少ないことが課題と挙げ、棟梁クラスが100人単位で育てば、産業、企業が動くと強く主張します。
また、ブレインパッド・高橋はデータサイエンスが「躍動」するためのキーサクセスは「自走化・内製化」と言います。
これからの10年はデータサイエンティストが飛躍・活躍できる躍動するための10年にしていきたいと、2人は締めくくっていました。
金融業界全体のデータ活用水準を引き上げることを目的として設立された、(一社)金融データ活用推進協会(通称:FDUA)。設立の背景から、金融業界のデータ活用の現状と課題、データドリブンがもたらす業界の青写真とは何かをディスカッションしました。
代表理事の岡田氏は、金融業界にはこれまでずっと個人の出入金取引等、データが蓄積されていたが、その宝のデータが限定的にしか使われていないのが現状だからこそ、金融業界のデータ活用水準を引き上げる必要性があるといいます。これからの時代は、お客様からお預かりしたデータは、「お客様のために活用」するものであり、ひいては地域を盛り上げたり、社会課題を解決することなどに使えないかを考えていくのも、金融機関の新しい役目とも話します。
そして、FDUAとして「人材」「組織」「活用事例」のデータ活用スタンダードを整え、金融機関で働く一人一人が活躍できる環境を作ることをめざしています。
6月10日(土)から16日(金)まで、これまで配信されたKEY.01~05の、全セッションの視聴が可能になります。
本イベントは、1回の申し込みで、全26コンテンツすべて2週間見放題になります。
お申込みを希望される方は、以下よりアクセスのうえ、必要事項を記入してください。
※本イベントは終了しました※
※申し込み締切:2023年6月16日(金)17:00まで。また、申し込み済みの方はこちらから視聴可能になります。
あなたにオススメの記事
2023.12.01
生成AI(ジェネレーティブAI)とは?ChatGPTとの違いや仕組み・種類・活用事例
2023.09.21
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?今さら聞けない意味・定義を分かりやすく解説【2024年最新】
2023.11.24
【現役社員が解説】データサイエンティストとは?仕事内容やAI・DX時代に必要なスキル
2023.09.08
DX事例26選:6つの業界別に紹介~有名企業はどんなDXをやっている?~【2024年最新版】
2023.08.23
LLM(大規模言語モデル)とは?生成AIとの違いや活用事例・課題
2024.03.22
生成AIの評価指標・ベンチマークとそれらに関連する問題点や限界を解説