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ビジネス層に読まれた「DX記事」ランキング【2022年7月~9月】

公開日
2022.10.14
更新日
2024.02.21

DXがビジネス用語として定着してから数年経過しましたが、DXに対する関心は相変わらず高いままです。DOORSメディアでも、基本的な用語解説から人材育成、企業事例や技術などといった実践的な内容まで、多岐にわたる記事が読まれています。今回は、「2022年7月~9月」の期間で読まれた記事のランキングをご紹介します。

※2022年4月~6月のランキングはこちらからお読みいただけます。

リスキリングの意義などをより深く知りたい方はこちらもご覧ください。
なぜ今「リスキリング」が必要なのか?DX時代に生き残るための、人材育成の考え方と3つのステップ

1.「ナレッジ」ランキングTOP3

DX推進には、データの取り扱いが不可欠であることから、データガバナンスやデータ分析技術としての機械学習、人材育成に関する記事がよく読まれました。DXをより深く理解されたい方は、ぜひお読みください。

1位 【シリーズ】データガバナンスがもたらすもの-第1回 「データガバナンス」とは何か?

データガバナンスとは、データを利活用するために必要な統制・管理のあり方を指しています。しかし、これまで「データを利活用してビジネス価値を生む」という観点が日本企業の中に薄かったことから、データガバナンスもおざなりになりがちでした。

ブレインパッドは、データガバナンスを「既知/既存情報の利活用を想定した企業全体のデータによる恩恵最大化の仕組み」と位置づけ、コーポレートガバナンス、デジタルガバナンス、ITガバナンス、データガバナンス、そしてAIガバナンスの5つに分類した上で設定することを推奨しています。

こちらの記事では、そんなデータガバナンスのあり方とブレインパッドの支援内容について解説しています。

1位 【シリーズ】データガバナンスがもたらすもの
-第1回 「データガバナンス」とは何か?

2位 【前編】数理最適化の新時代到来~最適化→予測でDXは加速する~

数理最適化は、最適なアクションを決定するための方法論で、機械学習とは非常に関連性が高いです。機械学習は主に未来の予測値を算出するのに使われますが、数理最適化はその予測値を使ってシミュレーションを行い、意思決定を自動化するものです。

こちらの記事では、意思決定まで自動化する『数理最適化』の可能性と未来、ビジネスの意思決定を加速させる方法についてご説明しています。

2位 【前編】数理最適化の新時代到来 ~最適化→予測でDXは加速する~

3位 DX時代に不可欠な、データ活用人材を育成するコツとは~累計7万人以上の育成経験を通して見えてきたこと~

「データ分析と統計学の基礎は読み書き、そろばん同様にビジネスパーソンに必要なリテラシーとスキルだ」某企業の取締役の方のお言葉です。データサイエンティストだけではなく、ビジネスパーソン自身にもデータ活用スキルとリテラシーが求められる時代になってきています。

これからの時代に向けて必要となる「DX人材の育成」について、累計6万人以上の育成支援経験を通じて見えてきた成功ポイントを解説します。

3位 DX時代に不可欠な、データ活用人材を育成するコツとは
~累計7万人以上の育成経験を通して見えてきたこと~

2.「特集」ランキングTOP3

対談やイベントレポートなどを掲載している特集カテゴリーでは、日本を代表する企業のDX事例を取り上げた対談がよく読まれています。どのようにDXを企業戦略の中に組み込み、推進しているか参考になる点は少なくありません。ぜひお読みください。

1位 【前編】「FaaS構想」を推進するアサヒの人材育成~BrainPad DX Conference 2022~テーマ別 企業DX対談

アサヒグループジャパン様は、飲料業界のトップランナーとしてDX以前から積極的なIT活用・基盤整備を進めていました。DXがビジネス課題として浮上する中で、システム部門ではなく経営の中心から改革を進めようという気運が高まり、ビジネス価値の創出を念頭に2020年4月からValue Creation室を立ち上げることになりました。

この対談では、Value Creation室の手がける人材育成の方針、そしてブレインパッドの支援内容について語られています。

1位 【前編】「FaaS構想」を推進するアサヒの人材育成
~BrainPad DX Conference 2022~テーマ別 企業DX対談

2位 【前編】アパレルの「接客体験」の未来 オンワードと語る、顧客とのつながり方

アパレル業界では、ECサイトとリアル店舗を連携させた形での接客体験の向上をマーケティングテクノロジーによって進める企業が増えています。その一方で、コロナ以降にリアル店舗を減少させたことで顧客との接点が少なからず失われたという課題も顕在化しています。

こちらのイベントレポートでは、アパレル業界でいかにリアル店舗・店舗スタッフとオンラインを結びつけるか、どのように顧客体験を高めるかについて議論しています。アパレル業界の関係者はもちろん、オムニチャネルやOMOに興味を持つ他業界の方も必見です。

2位 【前編】アパレルの「接客体験」の未来 オンワードと語る、顧客とのつながり方

3位 【前編】材料開発にデータを巡らせるトヨタの「新規事業」~BrainPad DX Conference 2022~ テーマ別 企業DX対談

ニュース・トレンドカテゴリーでも人気だったマテリアルズ・インフォマティクス。今、大変革期を迎えている自動車業界のリーディングカンパニー・トヨタ自動車が取り組んだ理由を対談形式でご紹介しています。

データサイエンスをマテリアルズ・インフォマティクスに取り入れ、新規事業を立ち上げた背景や今後の展開計画についても語っていただきました。

3位 【前編】材料開発にデータを巡らせるトヨタの「新規事業」
~BrainPad DX Conference 2022~ テーマ別 企業DX対談

3.【ニュース・トレンド】ランキングTOP3

「ニュース・トレンド」は、今話題のニュースやトレンドキーワードを読み解くカテゴリーです。ビジネスワードの説明だけではなく、「DXとどう関連があるのか?」という視点でまとめています。多様なトピックを扱っていますので、気になるタイトルがあればぜひご一読ください。

1位 DX(デジタルトランスフォーメーション)とは何か?意味やIT化との違いをわかりやすく解説。DX推進ポイント、事例など

DXという言葉が社会に浸透しつつある一方で、単なるデータや最新テクノロジーを使ってみただけで「DX」と呼称する風潮も存在します。DX推進の第一歩は、正しい定義とプロセスを理解することに他なりません。

こちらの記事では、概要から日本企業の課題、企業に求められることまでDXの基本知識をまとめています。DXに関心を寄せている方は、まずこちらをお読みください。

1位 DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?「DX=IT活用」ではない。
正しく理解したいDXの意義と推進のポイント

2位 DXを実現できないと転落する「2025年の崖」とは?政府の恐れる巨額の経済損失

2025年まであと3年と迫り、DOORSメディアでもこちらの記事が急上昇しました。すでに転落しつつあるとも言われる「2025年の崖」について、基本的な知識から日本企業独自の課題、回避のために企業が進むべき道を解説しています。

実現に向けて何がハードルになるのかを整理し、スムーズにDXを実現する一助になれれば幸いです。

2位 DXを実現できないと転落する「2025年の崖」とは?政府の恐れる巨額の経済損失

3位 マテリアルズ・インフォマティクスとは?材料開発・研究を加速させるデータの力

先ほどもご紹介したマテリアルズ・インフォマティクスの基本に関する記事も、よく読まれています。「材料開発にAIを活用」と言うのは簡単でも、現場の活用から成果へつなげることは容易ではありません。

この記事では、マテリアルズ・インフォマティクスの概要と日本企業の事例についてご説明しています。

3位 マテリアルズ・インフォマティクスとは?材料開発・研究を加速させるデータの力

4.まとめ

2022年7月~9月は、データガバナンスや人材育成、大企業のDX推進事例など、実際にDXを推進する上での具体的な指針となる情報を盛り込んだ記事がよく読まれる傾向にありました。基本概念の理解を超えて、本腰を入れてDXに取り組もうとする企業が増加していることを実感します。

ブレインパッドは、現場のDX推進プロジェクトを長年支援してきた豊富な経験に基づき、実践的な情報提供を今後も続けて参ります。

「2024年問題」で日本の物流になにが起きるのか、より深く知りたい方はこちらもご覧ください。
運送業界の「2024年問題」とは?業界の現状から考える解決法


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株式会社ブレインパッドについて

2004年の創業以来、「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」をミッションに掲げ、データの可能性をまっすぐに信じてきたブレインパッドは、データ活用を核としたDX実践経験により、あらゆる社会課題や業界、企業の課題解決に貢献してきました。 そのため、「DXの核心はデータ活用」にあり、日々蓄積されるデータをうまく活用し、データドリブン経営に舵を切ることであると私達は考えています。

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