野村不動産アーバンネットが運営する不動産情報サイト「ノムコム」に BtoC向けMA「Probance」を導入
ブレインパッド、野村不動産アーバンネットが運営する不動産情報サイト「ノムコム」に BtoC向けMA「Probance」を導入
- DMP「Rtoaster」の導入成功後、よりパーソナライズされた情報提供のためMA運用開始 -
2018年10月26日
株式会社ブレインパッドは、野村不動産アーバンネット株式会社が運営する不動産情報サイト「ノムコム」と不動産投資サイト「ノムコム・プロ」に、BtoC向けマーケティングオートメーション(以下MA、*1)「Probance(プロバンス)」を導入したことを発表します。
「ノムコム」は以前より、ブレインパッドが提供するレコメンドエンジン搭載プライベートDMP(*2)「Rtoaster(アールトースター)」を活用し、Webサイトの閲覧履歴等をもとに会員向けにおすすめの物件情報をメール配信していました。これにより同一の情報を手動配信する一斉メール配信と比較して1.5倍の反響効果が得られたため、さらなるパーソナライズの高度化のためにMA導入の運びとなり、「Rtoaster」での実績に加え、ブレインパッドの技術力・サポート力の高さが評価され、「Probance」が選定されました。
今回の「Probance」導入により、おすすめ物件以外にもセミナー情報や不動産市場動向、物件の値下げ通知など、顧客ごとによりパーソナライズされた情報の提供に貢献いたします。
DMP「Rtoaster」の導入効果をふまえ、さらなるパーソナライズの実現のためにMAツールを導入
「ノムコム」は、お客様の希望条件に合わせた最適な物件情報を提供し、Webサイトでのパーソナライズだけでなくメール開封率の向上やメール受信拒否を抑制することを目的に、「Rtoaster」を導入しました。
「Rtoaster」で蓄積したWebサイトの閲覧履歴をもとに、会員向けにパーソナライズされた情報を配信した結果、その他の一斉配信したメールに比べ、資料請求などの反響率が約1.5倍と高い結果が得られました。この結果から、パーソナライズされたメールの配信対象をノムコム会員以外へ拡充し、さらに細やかなレコメンド施策やマーケティングシナリオの実行といったパーソナライズの高度化のためにMAの導入が検討されました。
約24,000もの膨大なアイテム数をパーソナライズできる「BtoC向けMA」と「技術力」が決め手に
仲介物件は、地域や路線、部屋のこだわりなどの諸条件に合致させることが求められる言わば1点ものの提案が必要となります。そのため、顧客のニーズに合わせた情報を配信できる技術があるかが、MAを選定するうえで一番のポイントでした。
今回のMA導入においては、「Probance」が膨大なアイテム数をパーソナライズすることを得意とするBtoCに特化したMAであることに加え、「Rtoaster」で実績があること、MA導入前からシナリオ設計についてのディスカッションを行ったこと、技術的な質問に対するコンサルタントのレスポンスの早さなどが技術面とサポート面の信頼に繋がり、「Probance」が選定されました。
野村不動産アーバンネット株式会社 ノムコム推進部 企画開発課 ご担当者様からのコメント
3年程前からノムコム推進部、流通事業本部 営業企画部、経営企画室のチームを横断したメンバーでデータ活用を検討してきました。MAプロジェクトもそのひとつです。
データの取り扱いに知見のあるブレインパッドのコンサルタントに、他の協力会社とも連携しフォローしていただいたので、ブレインパッドを選んで良かったと感じています。
Webの行動履歴などのオンライン情報だけでなく、営業がお客様から伺ったさらにきめ細かいニーズなどのオフライン情報を加味するなど、ネットと現場が一体となって、ブレインパッドの知見を借りながらPDCAを回していくことで、よりお客様のご希望に沿った情報提供を目指していきたいと思います。
(*1)マーケティングオートメーション(MA)とは、マーケティング活動の運用プロセスの自動化を支援するシステムの総称。
(*2)DMP(Data Management Platform)とは、広告主・メディア・ECサイトなどが保有するさまざまな大量データを収集・分析し、主にマーケティング用途での利用・活用を可能にするデータ基盤のこと。
■ご参考情報
● Probance(プロバンス)について https://www.brainpad.co.jp/probance/
「Probance」は、機械学習を搭載し、Predictive Communication(顧客ニーズを予測するコミュニケーション)を実現するBtoC向けマーケティングオートメーション(MA)プラットフォームです。顧客属性や取引データ、行動データなど、BtoC企業が保有する膨大で多様なデータを安全かつ高速に処理し、機械学習アルゴリズムを用いて、個客一人ひとりの趣味・嗜好に基づいたレコメンド施策を実行します。さらに、オンライン・オフラインを統合したクロスチャネルマーケティングで、真のパーソナライズコミュニケーションを実現します。
● Rtoaster(アールトースター)について https://www.rtoaster.com/
「Rtoaster」は、ブレインパッドが開発・提供する最先端のレコメンドエンジンが搭載されたプライベートDMPです。データの蓄積・管理から、スマートフォンアプリ/ウェブサイト/デジタル広告/メールなどの多様な顧客接点におけるパーソナライズアプローチ、行動ターゲティング/レコメンドといったアクションまで、デジタルマーケティングを強力にサポートします。複数のチャネルを横断した最適な顧客コミュニケーションを高度かつ精緻に行うことが可能な、国内最大規模のプライベートDMPとして、250社以上のさまざまな企業に導入・活用いただいております。
また、ツールの提供に留まらず、豊富な経験を有するデジタルマーケティングコンサルタントによる導入・運用支援(要件定義からKPIの設計、施策の設計・実行、効果測定・改善案の提示)までをトータルに提供しております。
● 野村不動産アーバンネット株式会社について https://www.nomura-un.co.jp/
本社所在地:東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 新宿野村ビル
設立:2000年11月
代表者:代表取締役社長 前田 研一
資本金:1,000百万円
従業員数:1,482名(2018年4月1日現在)
住宅流通事業、投資用・事業用不動産流通事業、新築受託販売事業、保険代理店事業、不動産情報サイト運営事業
● 株式会社ブレインパッドについて http://www.brainpad.co.jp/
(東京証券取引所 市場第一部:証券コード 3655)
本社所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 佐藤 清之輔
資本金:332百万円(2018年6月30日現在)
従業員数:263名(連結、2018年6月30日現在)
事業内容:企業の経営改善を支援するビッグデータ活用サービス、デジタルマーケティングサービス
*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発売日現在の情報です。
*本ニュースリリースのPDFは、こちらをご覧ください。