データ活用人材を効果的に育成するためのポイント
ここでは、人材を育成のためのOff-JT(Off The Job Training)の中心となる「研修」について、自社内研修と教育専門機関を利用した研修との研修形態の2つに分けて、これらのメリット・デメリットを整理していきます。
自社研修(社内研修)のメリット・デメリット
社内にある知識やノウハウを、コストを抑えつつ、企業文化や社内業務フローも加味して研修を実現することができることがメリットと考えられます。
逆に、研修の対象となる分野や領域などが社内にあるものに限られてしまうことから、それ以上のものを期待することができません。
ただし、講師を経験することは社員の成長につながり、自社研修はその実施ノウハウは社内に残ります。
自社研修に向いているコンテンツとしては、
- 毎年恒例開催する一般的なもの
- 自社独自のもの(商材、業務、技術等)
があげられます。
教育専門機関(社外研修)による研修のメリット・デメリット
一方、社内にはない考え方やスキルを身につけることができるのが教育専門機関による研修の魅力です。
研修準備にかかる受講側の工数を削減しつつ、その道のプロによる品質保証されたコンテンツや指導力の高い講師による講義が提供されます。
ただし、社外の講師やプログラムの選定、コスト、それに会社文化や社内フロー等の認識合わせを要する事前打ち合わせ等が発生することと、受講側の意図通りに研修が進まないリスクがあります。
教育専門機関による研修にむいているコンテンツとしては、
- 毎年恒例開催するわけではないもの
- 最新の知識や手法を取り入れたもの
- 社内に講師をできる人材や研修内容の考え方やノウハウがない場合
- 社内で研修準備をする時間が持てない場合
があげられます。
研修形態は、その目的に対して適切な対象者に対して適切なゴール設定のもと、
充分なリソースを準備して行うことが重要です
ブレインパッドのデータ活用人材育成サービスが提供するデータ活用研修の目的には次の要素が含まれます。
- ビジネス課題からデータ分析課題に導く、課題設定
- データ分析に必要な理論の理解
- 分析手法
- 分析結果の解釈と考察
- 施策への落とし込みなど
※講座のコース・プログラム体系については『データ活用人材育成サービスの全体像』をご覧ください。
理論の理解は書籍による独学で、処理手法はオンラインセミナーで賄うことができるかもしれません。
しかしながら課題設定や分析結果の解釈と考察、そして施策への落とし込みは、実際に自分で手を動かして回数を重ねる必要があります。
ブレインパッドの研修では予めサンプルコードが用意されていますので、講師の解説とともにハンズオン形式で進めることで、プログラムの初心者の方や文系出身者の方も安心して取り組めます。その他にも、"実習課題"や"実践力を鍛える"方法などもありますので、詳しく知りたい方は『ブレインパッドが提供するデータ活用人材育成サービスの特徴と強み』をご覧ください。
そして、自分の出した答えに対するフィードバックやアドバイスを受けることが成長の近道となります。そのため、実際にデータ分析業務に従事した経験に基づくノウハウが研修提供者側(フィードバックやアドバイス)に求められると考えられます。社内に講師をできる方がいらっしゃらない場合は、外部の教育専門機関を活用することもご検討ください。
外部で行われる研修に参加するメリットは他にもあります。
研修という場で同じ学習目標を持つ仲間と一緒に演習に取り組めること、情報交換ができること、そして学習を進める上でのモチベーション維持や良い刺激にもなります。
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データ活用人材育成サービスの特徴と強み
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