イベント通信
公開講座のバックステージ|グループで行う総合演習
2018年08月24日
こんにちは、ブレインパッドの小俣です。
企業研修や公開講座の講師を担当しております。
このブログシリーズは「公開講座のバックステージ」と題しまして、実際に公開講座の講師を務めるメンバーから情報発信をさせて頂こうと思っております。
今回は研修で行っている総合演習の特徴についてお話したいと思います。
弊社が提供しているデータサイエンティスト入門研修では、テキストや講義等で統計理論を学んだり統計処理言語を実際に書いて動かしたりするだけでなく、
総合演習にも十分な時間を取って実施することでより実践的なカリキュラムを提供しています。
それは現場のビジネス課題へデータ分析技術を適用する際に大きな壁があるためです。
私は以前データ分析を業務で行おうとした際、統計や機械学習技術は知っているので大丈夫だろうと思っていました。
しかし、やりたい事や求められている事に対してデータや分析技術をうまく結び付ける事ができず失敗してしまった事がありました。
この時はデータ分析の設計(仮説や調査方法)が顧客の要望に合わなかったことが原因でしたが、設計力を伸ばすためには練習が欠かせません。
練習の際には適否を判断できる講師はもちろんですが、同じ目標に向かって切磋琢磨するメンバーがいるとさらに効果的です。
弊社の研修では実戦経験豊富な講師陣のアドバイスを受けながら、4,5名程度のグループで同じ目標に向かって分析設計から発表まで行います。
欠損が含まれるデータへの対応方法、優良の判定を自分たちで設計すること、分析結果をビジネスゴールにどのように対応させて結論を何にするのか。
これらの問題には明確な正解がありませんが、グループメンバーで協力しあいデータ分析と発表資料作成を行います。
これらは1人では出来ない学習効果を得られる事ができます。
データ分析で使われる統計や機械学習の理論や仕組みについて学ぶ方法は書籍や動画なども年々増えていますが、グループで学ぶ経験は集合研修でしか行えません。
是非、弊社の研修を検討してみて下さい。