イベント通信
出展レポート|日経xTECH EXPO 2019
2019年10月28日
こんにちは、ブレインパッドの井上です。
我々データ活用人材育成サービス部は、2019年10月9日(水)~11日(金)、東京ビッグサイトで行われました『日経 xTECH EXPO 2019』に参加・出展してきましたので、今回はその様子をご紹介したいと思います。
日経 xTECH EXPOとは?
日経 xTECH EXPOとは、人工知能(AI)やIoT、クラウドやブロックチェーンなどの最新技術を有する企業が出展し、それらの技術をビジネスに活用したいという企業とが交流・商談を行うイベントです。ちなみに我々データ活用人材育成サービス部は人工知能(AI)の分野で出展いたしました。3日間で約75,000人が来場し、大変な賑わいを見せていました。
EXPOでは10種類のイベントを同時に開催しており、AIはもちろん、企業システムやクラウド、FinTech、ブロックチェーン、IoT、その他様々な分野からソリューションの紹介がありました。人材育成を掲げている企業も弊社以外にも散見され、私が見たときはどのブースも賑わっており、かつ来場者当りのブース滞在時間が長いように感じました。
「どんなに良いツール・ソリューションがあったとしても、それを使いこなす人材基盤が揃っていない限り宝の持ち腐れになる」様々なツール・ソリューションの展示があったからこそ、このような問題意識を抱いた多くの方々が人材育成ブースに立ち寄り、熱心に出展者のプレゼンテーションやソリューション紹介に聞き入っているのかなという印象を持ちました。
来場者はデータ活用人材の育成にも興味関心を示した
AI、人工知能といった言葉は現在バズワード化しており、導入を検討する企業様が大変増えています。しかし「AIツールをとりあえず導入してみたけれど、イマイチ使いこなせない」、「そもそもAIをどのように活用すべきかが分からない」と言った声も少なくありません。我々データ活用人材育成サービス部としてはそういった声に耳を傾け、AI領域を取り巻く人材育成や事業推進も含めたデータ活用メソッドの導入、またデータ活用のためのリテラシー向上、専門性を持った人材の育成をテーマに出展しました。
皆さま熱心に情報収集されており、興味や関心がAIそのものだけでなく、AI人材の育成やデータ分析プロセスや各種リソースの内製化にも向けられていることを改めて実感しました。やはり皆さま共通して以下のような課題を抱えているようです。当日あった実際のご相談事項と私どものお答えを沿えて一部ご紹介します。
Q:AIやデータを活用したいが、専門の人材がいない。
A:自社内で育成すべき人材像と外部から獲得すべきリソースを明確化し、
データ分析組織や体制を構築することが重要です。
Q:データは蓄積しているが、有効な活用方法が分からない。
A:データ活用の目的・狙いを明確化したうえで、ビジネス上で有用なデータを定義し収集することが重要です。
Q:プログラミングスキルを持った人材は増えてきたが、それを使ってどのように分析すべきか定まらない。
A:プログラミングはデータ分析の1つのスキルセットではありますが、あくまで手段です。
データ分析の目的、さらに上位のビジネス目的との繋がりを踏まえて、
適切な課題を設定するのがデータ分析の第一歩です。
本ブログでは紹介しきれませんが、これ以外にも来場いただいた方々から多くのご相談をいただきました。
ブレインパッドのデータ活用人材育成サービスでは、こうした課題に効果的な研修をご用意しています。
例えば『AIビジネスプランナー養成講座』では、AIを活用したビジネス企画の勘所を、ワークショップ形式で効率よく学んでいただくことができますし、『データサイエンス基礎講座』は、データに基づくビジネス課題の解決に向けた社内の意識合わせや啓蒙にご活用いただけます。
その他、かねてよりご好評をいただいている『データサイエンティスト育成講座』や『分析組織立ち上げ支援』も積極的に行っております。研修内容のカスタマイズやeラーニング、確認テストの作成など、お客様の状況に合わせたカリキュラム構築も柔軟に対応しておりますので、ご興味がある方は、お気軽にご相談ください。
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