イベント通信
公開講座(2024年6月)開催レポート
2024年07月08日
日ごとに強まる陽射しが、夏の訪れを感じさせます。知識を深め、新たな挑戦を共に乗り越えていきたい季節です。
さて本日は、6月4日(火)~14日(金)に開催されたデータサイエンティスト入門研修(公開講座)の開催模様をお伝えします。
トピック:
・受講目的
1.受講者アンケート結果
6月開催公開講座受講者の皆様にご回答いただアンケートの集計結果をご紹介いたします。
受講者からのコメントも一部ご紹介させていただきます。
■受講目的
・ 自身のデータ分析スキルを向上させるため。まずは基礎的な理論も含めて学習した上で、実際にExcelやBIツールでのデータ分析を行えるようになりたい。(これからはじめるデータサイエンス入門 )
・ 以前分析ツールにてデータ分析を行ったことがあるが、適切なデータ量の判断ができずデータサイエンティストの視点が欲しいと思ったため。(現場で活かせる統計解析実践)
■カリキュラム内容の満足度【座学パート】
「かなり満足」と「やや満足」を合わせた回答が、以下すべての講座で90%を上回りました。特に「これからはじめるデータサイエンス入門」では、半数の受講者から「かなり満足」の回答をいただきました。
また、「知識を幅広く体系的に学習できたため今後の実務に役立つ」との声を多数いただきました。講座内容が受講者のニーズや期待に応え、実践的なスキルを提供できていると考えられます。当社の講座はあらかじめ用意されているサンプルデータやサンプルスクリプトに対して、講師の解説を聞きながら自分の手で動かしてみるハンズオン形式のカリキュラム構成となっています。そのため、必要な知識も一つ一つ確認しながら身に付けることができます。
【受講者からのコメント】
・入門編とのことで、初心者にも分かりやすい説明だった。 実務でも活かせる内容に感じた。 特にExcelデータの活用は、効率的なデータの抽出方法を学べた。(これからはじめるデータサイエンス入門 )
・Pythonでのデータ分析手法や統計的仮説検定など知らない情報を知ることができました。(現場で活かせる統計解析実践)
■カリキュラム内容の満足度【総合演習パート】
座学パートと同様、「かなり満足」と「やや満足」を合わせた回答が、以下すべての講座で90%を上回りました。前回2024年3月度の開催レポートと比較して、満足に関する回答比率が高いことからも、受講者により満足いただけたと感じています。
また、「グループメンバーの間で話し合いながら演習を進めることで、たくさんのデータ分析の観点に気づけた」との声をいただきました。それぞれ異なるキャリアやスキルを持っている他の受講者とグループワークを行うことは、データ活用の幅を大きく広げることにつながり、またそれを体験できることは研修の醍醐味でもあります。
【受講者からのコメント】
・手を動かしてみてようやく自身の改善点等が分かった。(これからはじめるデータサイエンス入門 )
・自分が設定した目的に対して深く取り組むことができたと思う。(現場で活かせる統計解析実践)
■担当講師・ティーチングアシスタントに関する満足度【座学パート】
「かなり満足」と「やや満足」を合わせた回答が、以下ほとんどの講座で90%を上回りました。特に「現場で活かせる統計解析実践」では、半数の受講者から「かなり満足」の回答をいただきました。
講師・ティーチングアシスタントの分かりやすい説明と丁寧な質問対応について、ご支持いただけたのではないかと考えています。講座内ではご不明点やご質問があるかをその都度、受講者の方々に確認しながら進めています。独学で参考書などを利用して勉強する場合は、誰かに聞いてすぐに解決することはできません。しかし、当社の講座では講師に質問してすぐに解決することができ、学習効果をより高めることができます。
【受講者からのコメント】
・聞きやすかった。座学中、集中力が切れそうなタイミングで休憩をはさんで頂けるのがありがたかった。(これからはじめるデータサイエンス入門 )
・どの方も、優しく丁寧にご指導くださり、ありがとうございました!(現場で活かせる統計解析実践)
■担当講師・ティーチングアシスタントに関する満足度【総合演習パート】
「かなり満足」と「やや満足」を合わせた回答が、以下ほとんどの講座で80%を上回りました。2つの講座に関しては、過半数の受講者から「かなり満足」の回答をいただいております。
適切なタイミングで丁寧なフォローを行ったことが評価されたのではないかと考えています。総合演習パートでは実務経験の豊富なデータサイエンティストがサポートメンバーとして関わり、受講者に対して適切なフォローや改善のアドバイスを行います。自身では思い浮かばなかったデータ分析の視点について気づき、その知見を今後の実務でも役立てていただけますと幸いです。
【受講者からのコメント】
・タイミングよくアドバイスをいただけたので思考を進めやすかった。(これからはじめるデータサイエンス入門 )
・不明な点・コードの誤り箇所などを丁寧に教えていただきました。(現場で活かせる統計解析実践)
■講座の総合的な満足度
「かなり満足」と「やや満足」を合わせた回答に注目すると、概ね満足いただけた結果となりました。カリキュラム内容などの各項目における満足度だけでなく、全体的にも高い評価をいただけたことが分かります。
総合演習パートでは、グループごとにデータ分析の結果を報告書としてまとめ、発表していただくところまでをゴールとして設定しています。さらに、発表内容に対して講師やティーチングアシスタントから実用的なフィードバックを受けられます。このように座学以外にも知見を得られる機会があることも、当社の講座ならではの特徴であり、受講者から満足の声をいただくことも多いです。
【受講者からのコメント】
・データを分析するということにおいて、基礎から学べてよかったと思います。(これからはじめるデータサイエンス入門 )
・理解できていない点も多々ございますが、 統計解析に関しておおまかに学ぶことができ大変満足しております。 今回理解できなかった点は個人の学習不足かなと思いますので、 満足度のマイナス要素には入れておりません。(現場で活かせる統計解析実践)
2.講師・ティーチングアシスタントからの総評
今回受講した方々に対して受講理由を聞いてみたところ、データサイエンスの需要が高まっている一方で、ビジネス現場におけるデータ活用について何から手を付けていいか分からない方が多いという現状が分かりました。
実際のビジネス現場で効果的なデータ活用を促進するために身につけるスキルとして「見つける力」「解く力」「使わせる力」の3つの力(※)の必要性をお伝えしています。実は多くの企業でデータ活用が進まないのは、「見つける力」や「使わせる力」が足りないためであるとも言われています。
当社の講座では、データを活用した課題解決の流れを体験できるため、「見つける力」「使わせる力」のスキルも併せて身につけることができます。
今回の演習では、「プロジェクトのどこに課題があるのか」「データ分析の結果からどのような施策が有効か」を考える際に苦戦している様子も見受けられましたが、これらを考えることもまた重要であり、自身の今後の業務に活かせる貴重な経験となったのではないかと考えています。こうした「解く力」以外のスキルは実践的な経験を通じてはじめて身につきます。
当社の講座が、みなさまが目指すデータ活用人材への一助となれば幸いです。
※「見つける力」:ビジネスの課題がどこにあるのかを発見する力
「解く力」:抽出した課題を解決する力
「使わせる力」:分析から得られた改善策を実際のビジネスに活用する力
3.次回公開講座の開催日程
次回の開催は9月です。詳細なスケジュールは下記リンクからお確かめください。皆様のご参加をお待ちしております。
・2024年9月03日(火)~9月04日(水) 『これからはじめるデータサイエンス入門』
・2024年9月05日(木)~9月06日(金) 『SQLによる集計・分析』
・2024年9月09日(月)~9月11日(水) 『現場で活かせる統計解析実践』
・2024年9月12日(木)~9月13日(金) 『機械学習による問題解決実践』
お問い合わせ・お申込みをお待ちしております。
※「機械学習による問題解決実践」についてはアンケートの回答数が0だったため集計対象外。
※「SQLによる集計・分析」については、コメントがなかったため掲載対象外。