ブレインパッド、「キャンペーンコマンダー」の提供開始
〜メール/ソーシャルメディアマーケティングを支援するクラウドサービス〜
仏Emailvision社と販売契約を締結
ビッグ・データを利用して企業の成長革新を支援する株式会社ブレインパッド(本社:東京都品川区、代表取締役社長:草野隆史、東証マザーズ証券コード:3655、以下ブレインパッド)は、Emailvision(イーメールビジョン、本社:フランス、CEO:ニック・ヘイズ、以下Emailvision社)と日本国内における販売契約を締結し、メール/ソーシャルメディアマーケティングを支援するクラウドサービス「Campaign Commander(キャンペーンコマンダー)」の提供開始を発表しました。
販売予定は以下となります。
・本日より特定のお客様向けにパイロット版提供を開始
・11月1日より日本国内でCampaign Commander Eメール&モバイルエディション正式提供開始(日本語対応済)
・12月にソーシャルメディアキャンペーンを管理できる「Campaign Commander ソーシャルエディション」と、分析を行う「Campaign Commander カスタマーインテリジェンスエディション」を追加して提供開始(現在日本語化を進めております。)
Campaign Commanderはメールマーケティング支援システムと、受け手である顧客の反応を分析するシステムを併せ持っています。どちらか一方に特化した製品はあるものの、両方をオールインワンで提供できるサービスはこれまでありませんでした。また、ソーシャルメディアに波及した影響を把握・分析する機能を備えていることも大きな特徴です。
企業のマーケティング部門は、顧客との接点の多様化、グローバル化、見込み客の嗜好の変化に対し、きめ細かく柔軟に対応しつつ、投資コストの圧縮にも努めなければなりません。実際には顧客のセグメンテーションが複雑であったり、興味のない顧客へメールを何度も配信するなどのロスが生じたりと、効率化に悩む企業が多く、課題を抱えています。また、メールキャンペーンの受け手である消費者も、自分に当てはまらない大量のメールを受け取り、迷惑するケースもあります。しかし、分析を行い、セグメンテーションをすれば、興味の内容別に適切な頻度で適切なメール送信が可能となり、消費者に「スパムメール」と受け取られる可能性が減少します。
Campaign Commanderは、ソーシャルメディアを含めた消費者との関係を深化させるプラットフォームです。顧客の獲得(リードジェネレーション)/顧客育成(リードナーチャリング)/顧客維持(カスタマーリテンション)/離脱防止といったLTV(ライフ・タイム・バリュー)の最大化を支援し、企業収益の拡大をもたらします。
■Campaign Commanderの主な特徴
[1] 容易なセグメンテーション機能
メールを活用したマーケティングで重要なのは、適切なターゲットに対し、適切なコンテンツでキャンペーンメールを配信することです。Campaign Commanderは、たとえば「20代」、「女性」、「東京在住」のような属性をもつ顧客ターゲットに対し、複雑な計算式ではなく直感的に操作することで、従来のメール配信システムでは難しい、セグメンテーションを行うことが出来ます。 また、顧客のタイプにあわせた、適切なメールタイトル・コンテンツ配信、A/Bスプリットテスト(どちらがより顧客が反応するかを調べるテスト)や、トリガー・マーケティング(消費者に次のアクションを起こさせるためのプロモーション上のしかけ)を実践する機能により、多くのアプローチを実現します。
[2] ソーシャルメディア対応
FacebookやTwitterなど、ワールドワイドで16種類(注1)のソーシャルメディアと連携し、キャンペーンに組み込むことができます。送信するメールに「いいね」ボタンを簡単に挿入でき、誰がどのソーシャルメディアに対して受け取ったメールをシェアしたか、その結果リンクがオープンされたかなど、エンゲージメントの計測が可能です。また、ソーシャルメディアにおけるブランドの評価や購買判断に特別に大きな影響力を持つブランド・アンバサダー(インフルエンサー)を把握し、そのグループにいち早く商品の案内やキャンペーンを行うことで、フォロワーやファンと呼ばれる人へ効果的に商品を訴求することができます。Campaign Commanderは、資料請求等のフォームを簡単にFacebookアプリで作成する機能とAPIを標準で提供しており、エンゲージメントリストが企業に蓄積されます。
(注1)Facebook、Twitter、LinkedIn、Orkut、MySpace、Google Bookmarks、Delicious、Diqq、Yahoo Buzz Up、Netvibes、Viadeo、Hyves、Netlog、Mister Wong、Mail.ru、Iwiw(2011年9月現在)。
[3] SFA・ERP・CRM等のシステムとの柔軟な連携
salesforce.comのようなクラウドやオンプレミスのSFA・ERP・CRMとの連携が可能です。顧客情報、売上情報、Webサイトでの顧客行動履歴などを活用したキャンペーンメールの実施が可能です。また、APIの利用により他システムと連携してご利用いただけます。
[4] 時差・言語を考慮したグローバル対応
世界19ヶ国、16言語(注2)でサービスを展開しています。また、各国の時差に対応しています。そのため世界中のどの国においても、最適な時間にその国の言葉で、1人1人に最適なキャンペーンを実施可能です。
(注2)英語(アメリカ・イギリス)、フランス語、ドイツ語、オランダ語、スペイン語、ロシア語、スウェーデン語、イタリア語、デンマーク語、中国語(簡体、繁体)、ポルトガル語、ブラジル・ポルトガル語、日本語、韓国語となります(2011年9月現在)。ログイン時に利用する言語を選択し、管理者が使用したい言語でコントロール画面を利用できます。
[5] 安定したクラウドでの運用による高い信頼性
アカマイのDynamic Site Acceleratorを採用しているうえ、2カ所のデータセンターに300以上のサーバーを分散させており、24時間365日利用できる環境を用意しています。
[6] 迷惑メールにならない対応に注力
MAAWG(Messaging Anti-Abuse Working Group)のメンバー企業となっており、業界団体でホワイトリストとして登録されています。また、その他の迷惑メール対策の業界団体に所属し、迷惑メールとならないキャンペーンメールが配信できる環境を備えています。
■価格体系及び販売目標数
月額:1万円〜(税別。1万通まで配信可能。別途、初期費用。Eメール&モバイルエディションの場合)となっております。
※本サービスは、月額のメール配信数で金額が決まります。
初年度(2012年6月末まで)は、日本国内において50社へのサービス提供を目指します。
■株式会社ブレインパッドについて http://www.brainpad.co.jp
「ビッグ・データを利用して企業の成長革新を支援するパートナー」。ブレインパッドは、企業に蓄えられ巨大化する顧客の消費行動やネット上での行動データを活用して、企業の収益拡大を支援するサービス・カンパニーです。アナリティクス(分析)、CRMパッケージのライセンスと運用システム構築、Web関連クラウドサービスを提供しています。本社:東京都品川区、従業員数:89名(2011年9月)。2011年9月22日東証マザーズ上場。
■Emailvision社について http://www.emailvision.com
Emailvisionは、フランスに本社をおく、Eメール、モバイル、ソーシャル・オンデマンドマーケティングのマーケットリーダーです。世界19カ国で4,500社以上のクライアント、600名以上の従業員を擁しています。
設立:1999年、代表者:Founder & CEO Nick Heys、売上高:$57M(2010年度・前年比成長率+47%)。
現在、同社のCampaign Commanderはワールドワイドではユニリーバ、イケア、エルメスなどを含む4,500社以上の企業が採用、月間50億通以上のメール配信に利用されています。
【サービスに関するお問合せ先】
株式会社ブレインパッド セールス&マーケティンググループ
TEL:03-5791-4214 Email:info@brainpad.co.jp
【リリースに関するお問合せ先】
株式会社ブレインパッド 広報担当 辻田・宮下
TEL:03-5791-4214 Email:pr@brainpad.co.jp
*本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。