株式会社ブレンパッドは、本日2019年4月1日付にて、樋口 知之氏(中央大学理工学部教授、前・統計数理研究所長)が当社顧問に就任したことをお知らせいたします。
樋口氏はこれまで、一貫して現実の問題に即した統計的モデリング学の発展に務め、特にベイズモデルの応用研究において優れた業績をあげてこられました。近年は、ベイズモデルにより、シミュレーション計算と大量データ解析をつなぐデータ同化研究の日本におけるパイオニアおよび先導者として、 学術界ならびに産業界において広くその名が知られております。
このたび、樋口氏に当社顧問にご就任いただくことで、統計数理学をビジネスシーンに適切に応用するためのご助言をはじめ、統計的モデリングに関する多数の研究者を輩出されてきた実績から、当社データサイエンティストの育成にも多大な貢献をいただけるものと期待しております。
■樋口 知之(ひぐち・ともゆき)氏のプロフィール
1989年東京大学理学系研究科博士課程修了後、文部省統計数理研究所に入所。
2011年から2019年3月末まで、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構理事および統計数理研究所長。
専門はベイジアンモデリング。最近は、データ同化およびエミュレーション(シミュレーションの機械学習による簡便代替法)の研究に注力している。
日本統計学会、応用統計学会、電子情報通信学会、人工知能学会、日本応用数理学会、日本バイオインフォマティクス学会、International Statistical Institute、American Geophysical Union等の各学会の会員。日本学術会議の数理科学及び情報学分野の連携会員。
一般社団法人データサイエンティスト協会 理事。
以上