ブレインパッドDOORSアンケート結果を発表、DXの「取り組みを進めている」は36%以下、「成果あり」は26%以下
- システムアーキテクトの不足感が最も強く、人材不足がDX推進のボトルネックに -
ブレインパッドは、2020年2月19日開催の自社カンファレンスイベント「DOORS ー BrainPad DX Conference ー」の来場者に実施した「DXに関するアンケート」の結果を発表いたします。
このアンケートでは、ブレインパッドが考える5つのDXの対象領域(①オペレーションのデジタル化、②接点チャネルのデジタル化、③意思決定のデジタル化、④サービス/製品のデジタル化、⑤新規デジタルビジネスの創出)をふまえ、それぞれの領域の成果・取り組みの状況や、不足する人材等を調査しました。(図1)
調査内容のサマリーは以下のとおりです。
■DXに関するアンケート結果(一部抜粋)
1. DXの「成果あり」との回答は25.2%以下、最もDXの取り組みが進んでいる領域は「オペレーションのデジタル化」の35.4%。最も進んでいない領域は「意思決定のデジタル化」の19.8%となりました。(図1)
図1 DXの対象領域
2. DXに必要な人材が自社内に「現在いる/将来も必要」かどうかの回答結果を、人材別に見てみると、DXの推進役である「プロデューサー」がいる割合が33.1%と最も高く、ITシステムの設計を担う「アーキテクト」がいる割合は19.9%、データ解析に精通する「データサイエンティスト/AIエンジニア」、ユーザ向けデザインを担う「UXデザイナー」がいる割合はともに21.9%に留まりました。(図2)
図2 DXに必要な人材が自社内にいるか/将来も必要か
3. DX人材が「現状いないが将来必要」と回答した人の比率は、全ての人材共通で、「成果あり」グループと「成果なし」グループの間に、大きな差異は見られませんでした。
一方、DX人材が「現状いる/将来も必要」と回答した人の比率は、全ての人材共通で、「成果あり」グループのほうが「成果なし」グループよりも明らかに高くなりました。(図3のグレーハイライト部分を参照)。中でも「アーキテクト」と「エンジニア/プログラマー」は、「成果あり」グループと「成果なし」グループの比率に約3倍の開きがあり、実際にDXで成果を出している企業ほど、ITの設計・実装を担う人材の必要性を高く認識していることがうかがわれる結果となりました。
図3 “成果あり”企業が求めるDX人材とは?
調査結果に関する全容は、以下のURLよりご確認いただけます。
https://ai.brainpad.co.jp/3073/
ブレインパッドは、今後も日本企業のDX推進パートナーとして、データ活用をトータルサポートしてまいります。
■ご参考情報
●「DOORS ー BrainPad DX Conference ー」の当日の模様をブログに掲載しております。
(前編) https://blog.brainpad.co.jp/entry/2020/03/18/111348
(後編) https://blog.brainpad.co.jp/entry/2020/03/18/111402
●ビッグデータ活用サービスについて
「ビッグデータ」「IoT(Internet of Things)」「AI(人工知能)」「機械学習(マシンラーニング)」「深層学習(ディープラーニング)」「データサイエンティスト」「データ分析・データ活用」「予測・最適化」など、さまざまなキーワードの根底にある、“データを価値に変えて企業活動に変化と改善をもたらすこと”をブレインパッドが支援します。データ活用領域のリーディングカンパニーとして、アナリティクスとエンジニアリングを駆使し、データを価値に変えることで、企業のビジネス創造と経営改善をお手伝いします。
●株式会社ブレインパッドについて
(東京証券取引所 市場第一部:証券コード 3655)
本社所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 草野 隆史
資本金:575百万円(2020年3月31日現在)
従業員数:326名(連結、2020年3月31日現在)
事業内容:企業の経営改善を支援するビッグデータ活用サービス、デジタルマーケティングサービス
*本お知らせに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本お知らせに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
以上