現場で活かせる統計解析実践【実践型DX・AIデータ活用人材育成研修】
SQLによる集計・分析[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
AIビジネスプランナー養成講座[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
データサイエンス基礎講座[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
生成AI活用入門セミナー[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
データを価値に変える データ活用セミナー[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
SQLによる集計・分析
現場で活かせる統計解析実践
データを価値に変える データ活用セミナー
生成AI活用入門セミナー
データサイエンス基礎講座
機械学習による問題解決実践
AIビジネスプランナー養成講座
機械学習による問題解決実践[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
現場で活かせる統計解析実践 【実践型DX・AIデータ活用人材育成研修】
SQLによる集計・分析[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
AIビジネスプランナー養成講座[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
データサイエンス基礎講座[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
生成AI活用入門セミナー[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
データを価値に変える データ活用セミナー[実践型DX・AIデータ活用人材育成研修]
ブレインパッド、島津製作所のDX推進におけるデータ活用人材を育成
ブレインパッドは、株式会社島津製作所の全部門を対象に、データ活用人材の育成のためのプログラムを構築・提供いたしました。
本プログラムによる人材育成は、島津製作所のデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進役である同社の「DX・IT戦略統括部 DX戦略ユニット」が主導しており、デジタル技術とデータを活用してビジネス成長と競争力強化に貢献できる社員の育成を目的としています。
ブレインパッドが提供するデータ活用人材プログラムの概要や株式会社島津製作所 DX・IT戦略統括部 大久保統括部長からいただいたコメントなどはニュースリリースに掲載しております。
詳しくは下記リンクからご覧ください。
>>ニュースリリースはこちら
公開講座(2021年12月)開催レポート
皆さんこんにちは!ブレインパッドの小林です。
本日は12月1日(水)~14(火)に行われたデータサイエンティスト入門講座(公開講座)の開催の模様をお伝えします。
昨今のDX人材(データ活用できる人材)に対する需要増加を背景に、ブレインパッドではデータ活用人材を目指す方がデータ分析・データ活用を行うためのコアスキルを形成し、その後も継続して学ぶことができる実践的な人材育成プログラムを提供しています。
ですが、受講者の方の中には
「分析初心者だからついていけるか不安…」
「グループワークで足を引っ張らないか不安…」
「オンライン会議で慣れてきてはいるものの、やっぱりオンライン研修は不安…」
といった不安を抱えている方もいらっしゃるようです。
そこで、今回のレポートでは『受講に際しての不安解消や受講ハードルを下げるために工夫している事』について紹介します。
1.事前学習課題の配布
プログラム体系的に入門(最初)に位置する『これからはじめるデータサイエンス入門』では、スキルに不安がある方を対象とした事前学習課題を配布しています。
実際の講義では、Excelを用いて、データサイエンスの基礎やデータの統計的な見方・見せ方、特徴の捉え方をお伝えするのですが、
「Excelそんなに触ったことない…」
「Excelのピボットテーブル操作は初めてだ…」
とExcel操作に慣れていない方もいらっしゃいます。そこで、当社の研修ではエクセル操作に慣れていない方を対象に1時間程度で取り組める課題を配布しています。

事前学習のテキスト例
課題内容は当日の講義でも取り組む操作なので、わからない点は当日の講師の操作を見て解消、もしくは講義中に質問しても構いません。あらかじめ不明点を把握しておくと、受講の際に自分がより注目して聞くポイントの明確化、わからない所がわからない状態で講義に取り組むリスク低減にもつながります。
2.グループワーク前のアイスブレイクの実施
1グループ5名程度で受講者の方を講師の方で割り振り、ZOOMのブレイクアウトルーム機能を用いて、講義のはじめ10分ほどアイスブレイクをしています。
アイスブレイクでは、「グループ内の自己紹介(受講目的や経緯も話してもらいます)」「リーダー決め」「グループ名決め」の3つを話してもらいます。
アイスブレイクをする目的として、以下の4つがあります。
1.緊張を和らげる
2.コミュニケーションが円滑になる
3.相互理解を深められる
4.出席者に積極的な参加を促す
初対面、且つ、年齢も経歴も勤め先も異なる方々の集まりです。緊張感漂う堅苦しい雰囲気では、建設的なグループワークは難しい…ですので、オンライン上でも受講者同士が安心してグループワークに取り組んでいただけるように、コミュニケーション上でも工夫をしています。
3.グループワーク時の様子
「グループワークで足を引っ張らないか不安…」
「オンラインでのグループワークってどうやってやるんだろう?」
といった不安の声に答えるべく、次にグループワークの様子をお伝えします。
講義の後半では、グループに分かれて総合演習に取り組んでもらいます。グループワーク中は画面共有しながら議論して進めていくやり方が多く見られます。

総合演習:グループワークの様子
議論が進み、タスクが洗い出された後は作業分担し各々で集計・分析を進めていきます。
ただ、人によっては「集計方法が思いつかない(コーディングどう書けばいいかわからない)」と作業が止まってしまう方もいらっしゃいます。ですが、グループ内の詳しい方が教えてくれたり、使いまわしできる部分はメンバに共有して作業効率化を図ったりと、助け合いながら進んでいくことがほとんどですのでそこまで心配せずとも大丈夫です(もちろん我々もフォローします!)。
4.グループワーク時のフォロー体制
最後にグループワーク中の講師・TA の様子をお伝えします。
講師・TAは各グループ用のPCを用意し、それぞれのグループの状況を巡回しながら進捗確認しています。

総合演習:講師側の様子
グループ数が多い場合でも、担当する講師・TAが複数人で皆さんのワークを見守っていますので、気軽に質問・相談等して下さい。また、質問をチャットに投稿しておく、ZOOMの挙手ボタンを押してアピールする等してもえますとスムーズなフォロー対応につながりますのでご参考までに。
その他にも、総合演習時に必要になるであろう集計コードや前処理コードを用意しています。こちらも合わせてご参考ください。

参考スクリプト例
さて、総合演習ではデータ分析の一連の流れを体験するコンテンツですので、コーディングだけ出来れば良い、というものではありません。
「色々集計したけど、これから言えることって結局なんだろう?」
「この仮説を裏付けるための分析って何をしたらいいんだろう?」
「モデルの精度を図るための指標ってどれが適切なんだろう? 」
と、分析面についても疑問が生じる方もいらっしゃいます。
下の画像は実際のグループワークの様子で、
「分類モデルを作ったけど、これは『正解率』『検出率』『適合率』『F値』、どの指標で評価すべきなんだろう?」
と悩んでいる様子です。

総合演習:分析面でのフォローの様子
ここで講師が「○○です」と答えをそのまま伝えてしまうと、受講者の方は適切な指標の選び方・基準を学習できずに終わってしまいます。そこで当社の研修では、講師から「演習の課題・背景に照らし合わせてどの指標が適切なのか考えてみましょう」と受講者の方が自分で答えを導くことができるようなアドバイスをするよう心掛けています。
総合演習は講義で教わったスキルを活かして取り組むものですが、『知る/理解した』つもりでも、実際に『使ってみる』と「あれ、これって結局何が言えるんだっけ?」と詰まってしまったり、理解しきれていない部分が見つかるものです。自分がどこで詰まったのか、見落としていたフローなどの落とし穴を体験し、この総合演習を通じて学んだことを実業務の分析で活かして頂けると幸いです。
いかがだったでしょうか。本レポートで皆様の受講に際する不安が解消され、モチベーションアップにつながれば幸いです。
次回のデータサイエンティスト入門講座(公開講座)の開催は3月になります。
データを活用して業務上の課題解決やプロジェクトの推進等に取り組みたいとお考えの皆様のご受講を、当社スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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◆◆ 直近開催のブレインパッド講座「データサイエンティスト入門研修」のご案内 ◆◆
・2022年3月02日(水) 『これからはじめるデータサイエンス入門』
・2022年3月03日(木)~3月04日(金) 『SQLによる集計・分析』
・2022年3月07日(月)~3月09日(水) 『現場で活かせる統計解析実践』
・2022年3月10日(木)~3月11日(金) 『機械学習による問題解決実践』
・2022年3月14日(月)~3月15日(火) 『Pythonではじめるディープラーニング入門実践:画像解析入門』
お問い合わせ・お申込みをお待ちしております。
年末年始休業のお知らせ
当社人材育成サービスの年末年始休業につきましては下記の通りとさせていただきます。
◆年末年始休業期間:2021年12月27日(月)~2022年1月5日(水)
2022年1月6日(木)より通常通り営業させていただきます。
講座のお申込みやお問合せは1月6日より順次対応させていただきます。
何卒ご了承下さいますよ
これからはじめるデータサイエンス入門
公開講座(2021年9月)開催レポート
皆さんこんにちは!ブレインパッドの摂待(せったい)です。
本日は9月度に行われたデータサイエンティスト入門講座(公開講座)の開催の模様をお伝えします。
今回も当社・白金台オフィスの会議室から Web会議システム(zoom)によるLive配信で講座を開催しました。4度目の緊急事態宣言下での開催となったため全参加者が全国各地からオンラインで参加いただきました。
当社の講座では事前に受講者に対して受講目的や動機をヒアリングさせていただくのですが、やはり国内企業のDXの取り組みに対する熱量が高まっていることもあり、この9月の参加者もDXに関連するキーワードが並んでいました。加えて、ここ最近の傾向として幅広い業界からご参加いただく機会も増えており、我々としても可能な限り多くの方に学びを深めてもらうことを意識した講座の進行を心掛けています。
事前にヒアリングする受講目的(一部を抜粋)
・DX案件に対応するための、データサイエンスに関する基礎知識の習得したい。自社のデータ活用に向けたスキルアップも目指している。(システムインテグレータ勤務・男性)
・主にAIを活用したDX施策を推進していくうえで、技術者と小売現場を橋渡しできるようなトランスレータ人材を目指している(総合商社勤務・男性)
・医薬品のデジタルマーケティング施策立案、デジタルソリューションを用いた医薬品営業活動高質化策立案をするための基礎知識として機械学習を習得したい(製薬会社勤務・男性)
・需要が高まっているデータ分析・活用案件に参画できるよう体系的に知識・スキルを獲得したい(通信事業者勤務・男性)
そこで本日はDX人材の育成という側面からみた当社の講座の特徴やメリットも併せてお伝えします。
当社講座の特徴
まず当社の講座は、講義と演習パートをバランスよく取り入れており、知識習得だけに偏らない実践的かつ再現性を意識した講座を提供しているのが特徴です。特に演習の際にグループワーク形式を採用しているのも、現場の実務に近いプロジェクト組成を意識した学びの機会を提供することを目的としています。
ここからは当社の講座がどのようにDX人材の育成に効くのかという点について紹介していきます。
そもそもデジタル時代に求められるDX人材とは
経済産業省による、DX人材の定義(※)では下記のとおり定義されています。
● DX 推進部門におけるデジタル技術やデータ活用に精通した人材
● 各事業部門において、業務内容に精通しつつ、デジタルで何ができるかを理解し、DXの取り組みをリードする人材、その実行を担っていく人材
また DXを推進する6つの役割と必要なスキルとして次の6職種を定めています。
● ビジネスプロデューサー…企業の戦略や戦術を理解し、企業全体のDXを統括する
● ビジネスデザイナー…具体的なビジネスモデルやビジネスプロセスを描く
● アーキテクト…DXやデジタルビジネスに関するシステムを設計する
● データサイエンティスト…収集されたデータを解析する人材
● UXデザイナー…DXやデジタルビジネスに関して、ユーザに対するデザインする
● エンジニア…デジタルシステムの実装やインフラ環境を構築する
※経済産業省「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(通称、DXガイドライン)」(2018年)https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004.html
今回の講座受講者に話を訊いてみると、データサイエンティストを意識して受講されるケースが多いと思いきや、詳しいご事情を伺うと「データサイエンティスト」としての役割だけでなく「ビジネスデザイナー」や「エンジニア」、中には「ビジネスプロデューサー」や「アーキテクト」を兼ねている方もおり、データ分析に限らない幅広いビジネス課題を抱えている状況がわかっています。
データサイエンティスト入門講座(公開講座)がDX人材育成に効く理由
ここからは当社の講座がDX人材育成にどのような役割を果たしているのかを4つの観点からご説明してまいります。
1)デジタル技術を直に触って、新しい価値観に触れる経験ができる
当社の講座では、SQLやPythonなどの環境構築から自分で行い能動的にデジタル技術に触れていただきます。普段のお仕事とは違ったシチュエーションで、業務改善や新価値創造を意識して取り組むことで新たな視野が広がり、デジタルの世界を肌で感じながら実践をしてもらうことを目的としています。
一般にデジタルというと利便性や自動化といったプラスの側面や難しいといったネガティブな印象が強調されがちですが、当社の講座を通じてデジタルを活用するための事前準備や実行プロセスをご自身で実施いただくことで、意識変革を図っていただきます。
2)統計的知識の活用・経験ができる
目の前にあるデータに対して統計的知識を適用して、その結果を考察・意思決定に活かす経験は大きなプロジェクトの一部メンバーにしかできないことです。しかし当社の講座では、プロジェクトの導入から結果の導出まで一貫して関わることで、そこで起こる課題・施策立案などのデータ分析業務に関する業務フローを体感いただける構成になっています。
3)総合演習を通じた言語化とプログラミング能力の活用経験ができる
よくDXの取り組みは一説に”何でもあり”の総合格闘技に例えられます。その中でも重要な能力の1つに「言語化能力」と「プログラミング能力」があると考えています。ここでいう言語化能力とは「データ分析結果を理解・解釈して具体的な成果に結びつく行動を設定できること」をさし、プログラミング能力は読んで字のごとくプログラミングを概念的に理解し、自らアウトプットできる力をいいます。
当社の講座では、エクセル、プログラミングを使ったデータ操作や加工、可視化など様々なテクニックを扱うのは勿論のこと、それらのテクニックを駆使して導出した結果に対して、しっかり解釈・活用する目を養っていただくことを重視しています。さらには、新たな課題や仮説を立案して、つぎの改善を繰り返すことも推奨しています。なぜならば、それらの行動を繰り返して昇華することによってスキルや知識が概念化され、経験として蓄積して始めて実現場で使えるようになると考えているからです。
4)ファシリテーションやチームメンバーとの共創体験ができる
企業内でDX推進を行う場合、様々な部門からバックグラウンドのメンバー異なるメンバーで組成されることも多いため、メンバー同士の対話と協力関係が必要不可欠です。当社の講座では、様々な業界から参加されるバックグラウンドが異なるメンバーと、デジタルを通じて対話することで、新しい付加価値やアイディアを創造いただく体験を行っていただきます。このことによりデジタルやデータを通じて商品・サービスを開発・改善したり、広めたりするため臨場感の高い共創体験をしていただきます。
5)ビジネスとの繋がりを意識した経験ができる
個人やチームとしてどんなに高度なデータ分析スキルを持っていても「データ分析」はあくまで目的達成の手段の1つです。当社の講座で実施するグループワークでは必ずビジネス上の達成目的や目標を掲げてデータ分析を行っていただきます。それは、データ分析が最終目的にしないことを強く意識していただくことや、その結果をどう活用するかを根本から捉えて熟考してもらうことがビジネス現場での成果に繋がると考えているからです。
担当講師からのコメント(小俣講師)
業務でデータ分析を行い始めた方から多く受ける質問に「何を分析すれば業務に役立つのか分からない」というものがあります。この質問に応えるべく、弊社が提供している講座では、ビジネス課題からスタートするデータ分析総合演習を実施しています。9月に実施した講座でも「業務でデータ分析を始める時に、どこから行えば良いのか見えてきた」「講座のねらいであるデータ分析の一連の流れをまさに体感できた」という声を頂きました。12月の講座でも受講者の皆様に、データ分析業務を実感できる講座を提供できるよう準備を進めて参ります。
さて、データサイエンティスト入門講座(公開講座)の特徴やDX人材育成との関連性は伝わりましたでしょうか。
DXが企業活動の中心を迎える大転換期に、当社の講座で新たな挑戦や更なるスキルアップを志す皆様を、当社は本気で応援しています。また、データを活用して業務上の課題解決やプロジェクトの推進等に取り組みたいとお考えの皆様のご受講を、当社スタッフ一同、心よりお待ちしております。
次回のデータサイエンティスト入門講座(公開講座)の開催は12月になります。
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◆◆ 直近開催のブレインパッド講座「データサイエンティスト入門研修」のご案内 ◆◆
・2021年12月01日(水) 『これからはじめるデータサイエンス入門』
・2021年12月02日(木)~12月03日(金) 『SQLによる集計・分析』
・2021年12月06日(月)~12月08日(水) 『現場で活かせる統計解析実践』
・2021年12月09日(木)~12月10日(金) 『機械学習による問題解決実践』
・2021年12月13日(月)~12月14日(火) 『Pythonではじめるディープラーニング入門実践:画像解析入門』
お問い合わせ・お申込みをお待ちしております。
ブレインパッド、データ活用人材サービスの受講実績が6万人を突破!
当社が実施している「データ活用人材育成サービス」の企業研修とデータサイエンティスト入門研修(公開講座)の合計受講者が、6万人を突破いたしました!
当サービスは、データ活用人材としてのコアスキルを形成し実践力を鍛えることができる人材育成サービスとして2013年に開始され、8年の提供実績を誇ります。
企業研修では、クライアント企業特有の要素を柔軟に取り⼊れ、様々なシーンに合わせたデータ活⽤促進に向けた人材育成プログラムを設計し提供することが可能です。
演習・グループワークを組み合わせた実践的なプログラムは、受講企業から高い評価を得ており、
直近ではアサヒグループホールディングス様にグループ全体でDXを推進するビジネス・アナリスト育成支援の提供、
日産自動車様には研究開発現場の社員に求められるデータリテラシーから統計学・機械学習の全般的なプログラムを提供しております。
>>アサヒグループホールディングス様 ニュースリリースはこちら
>>日産自動車様 ニュースリリースはこちら
■企業内のデータ活用人材育成で課題を抱えている方へ
これまで大手企業・メガバンクや官公庁に選ばれた6万人超のデータ活用人材の育成支援実績をもつブレインパッドへ是非ご相談ください。
>>お問合せフォームはこちら
ブレインパッド、日産自動車の研究開発部門のデータ活用・人材育成を支援
ブレインパッドは、日産自動車株式会社の研究開発部門に所属する全従業員を対象に、データ活用人材の育成プログラム(イーラーニング)を提供いたしました。
日産自動車は、本プログラムによる人材育成を通じて、自動運転など新しい製品・サービスの開発競争が加速する自動車産業に求められるデータサイエンススキルを向上させ、研究開発における競争力を高めていくことを目的としています。
ブレインパッドが提供するデータ活用人材プログラムの概要などはニュースリリースに掲載しております。 詳しくは下記リンクからご覧ください。
>>ニュースリリースはこちら
公開講座(2021年6月)開催レポート
皆さんこんにちは!ブレインパッドの鈴木です。
6月も下旬となり蒸し暑い日も多いですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、6月2日(水)から11日(水)にかけて、データサイエンティスト入門研修(公開講座)を開催しました。
今回は、当社のデータサイエンティスト入門研修の特徴や進め方を、6月に開催した受講者アンケートのコメントと併せてご紹介します。
研修の進め方
当社の研修は、Zoomを使用したライヴ配信でインタラクティブに実施します。一方的に配信されるEラーニングでは、疑問点等があった場合でも次々に先に講義が進んでしまいますが、当社の研修では、講師が区切りの良いタイミングで受講者に質問を受け付ける時間を設けていますので、しっかりと理解しながら学習することができます。また、受講者から質問があった箇所は、他の受講者も分からない箇所であることも多く、受講者からの質問対応は研修を進めるうえで重要であると考えています。
<受講者のコメント>
「初歩的な質問にも大変丁寧にご対応頂き、とても好印象でした。」
研修の分かり易さ
研修で使用するテキストは当社が創業来、様々な業種のクライアント企業に提供してきた分析サービスのノウハウと、社内向けに実施していた人材育成プログラムを体系化したものです。特徴としては図表を多用してグラフィカルに分かりやすく作成しており、データ分析や教育分野の経験豊富な講師が研修講師を担当しています。
<受講者のコメント>
「説明が分かりやすく、今理解すべきことがどこかが明確にできました。」
「分析の際、どのような流れで行い、どこに着目すればよいか勉強になった。」
写真1:『これからはじめるデータサイエンス入門 』講義パート進行の様子
実践力を高める演習とその進め方
講講義パートが終了すると、講義パートで学んだ内容を自ら手を動かして実践する演習パートに進みます。演習ではビジネス課題解決に向けた分析を設計(プランニング)し、実際にデータを分析しその結果をどのようにビジネス施策として活用できるか成果発表(プレゼンテーション)までを受講者自身でアウトプットしていきます。
いざ自分でデータを用いた課題設定や分析を実施すると、様々な課題に直面し分析作業をスムースに進める難しさに気付きますが、実際の業務上の分析作業も同様であり、受講者からは理論面だけでなく実践スキル習得に繋がったと評価をいただいています。
<受講者のコメント>
「講義資料も説明も理解しやすく、また実際に演習を行うことで学んだ知識を活用する難しさも感じることができた。」
グループワークで演習を実施するメリット
演習課題は、5~6人で複数のグループに分かれてグループワークで実施します。グループワークのメリットは分析作業が一人で行き詰ってしまうことを防ぎ、バックグラウンドが異なるグループメンバーお互いの考え方やスキルを持ち合わせて新たな気付きを得ることができます。
<受講者のコメント>
「チームメンバー全員でスクリプトを見ながら議論を重ねられたことで方針のすり合わせがしやすく、結果的に学習内容のより深い理解・定着にもつながったと思う。」
オンライン開催における演習の工夫
オンライン開催の場合、オフライン開催と比較して受講者の作業状況等が見えづらいことが言われています。これに対しては、分析作業の進み具合をクラウドストレージでファイル共有し、講師やティーチングアシスタント(TA)がブレイクアウトルームに入り、分析作業の進捗状況に応じてアドバイスを実施するなどの工夫を実施しています。
<受講者のコメント>
「講師の方が常時チームを見てくださっていたため非常に質問・相談がしやすかった。」
「グループワークの際も常にサポート頂き大変助かりました。」
写真2:『SQLによる集計・分析』ミニ演習進行の様子
オンライン開催のメリット
今やオンライン開催の研修が日常的になってきていますが、受講者側のメリットとして、移動や受講場所の制約を受けず質問もしやすく、オンライン環境の方が集中できるとのコメントを頂きました。望ましい研修環境が実現できているといえるでしょう。
<受講者のコメント>
「何といっても移動の時間がないのと質問に対するフォロー体制もとれていたと思う。」
「質疑がコメントで送れるので、過ぎてしまった内容や、些細な質問もしやすいです。質疑によって理解が深まることもありました。」
「質問等しやすいかと思いました。」
「オンラインを活用し慣れた環境下で受けたほうがより集中して受講できる。」
データサイエンティスト入門研修(公開講座)の特徴や進め方のイメージが伝わりましたでしょうか。
次回のデータサイエンティスト入門講座の開催は9月になります。
データを活用して業務上の課題解決やプロジェクトの推進等に取り組みたいとお考えの皆様のご受講を、当社スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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◆◆ 直近開催のブレインパッド講座「データサイエンティスト入門研修」のご案内 ◆◆
・2021年09月01日(水) 『これからはじめるデータサイエンス入門』
・2021年09月02日(木)~09月03日(金) 『SQLによる集計・分析』
・2021年09月06日(月)~09月08日(水) 『現場で活かせる統計解析実践』
・2021年09月09日(木)~09月10日(金) 『機械学習による問題解決実践』
・2021年09月13日(月)~09月14日(火) 『Pythonではじめるディープラーニング入門実践:画像解析入門』
お問い合わせ・お申込みをお待ちしております。
ブレインパッド、アサヒグループホールディングスのDX戦略の要となる、 データ活用人材の育成プログラムを提供
ブレインパッドは、アサヒグループホールディングス株式会社(以下、アサヒグループHD)のDX推進の要となるデータ活用人材の育成プログラムを提供いたしました。
このプログラムは、アサヒグループHDがDX推進のために必要と考える人材「
ブレインパッドが提供するデータ活用人材プログラムの概要やアサヒグループHD 大江輝明様からいただいたコメントなどはニュースリリースに掲載しております。詳細はニュースリリースをご覧ください。
ニュースリリースはこちら
公開講座(2021年3月)開催レポート
みなさん、こんにちは。ブレインパッドデータ活用人材育成サービス部の井上です。
コロナウイルスの脅威や緊急事態宣言もあって外出しづらくはありますが、春の陽光が暖かく感じられる季節になってきました。
ブレインパッドのデータサイエンティスト入門研修(公開講座)も、昨年の6月よりWeb会議システムを使ったオンラインでの開講にリニューアルし、この3月度が4サイクル目の開催です。
以前はオンライン研修を敬遠される方が多かったのですが、最近では研修にご参加の皆さまがリモートワークに慣れてきていることもあり、オンライン研修にも違和感なく参加される方が増えてきました。たいへん嬉しい限りです。
さて、今回は3月3日(水)~16日(火)に開催しましたデータサイエンティスト入門研修(公開講座)について、講座の受講イメージを、実際に受講いただいた方の感想とともにご紹介いたします。
1.受講準備
まず講座開催日までに、講座に参加するために必要なソフトウェアを揃えていただいております。
事前にインストールしていただくソフトウェアは以下となります。
<全講座共通>
・Zoom(講座聴講、グループワーク参加)
・Box(ファイル共有)
・Microsoft Office の Excel, Power Point(ファイル編集、閲覧)
<SQLによる集計・分析>
・PostgreSQL(データベースの操作)
<現場で活かせる統計解析実践、機械学習による問題解決実践、Pythonではじめるディープラーニング実践>
・Python
データ分析の初学者の方にとっては、PostgreSQLやAnacondaのインストールはハードルが高いと感じられる方が多いと思いますが、インストール方法を詳細に記したマニュアルを事前に配布させていただいており、またインストールエラーが生じた場合にはご連絡を頂くことで、事前サポートまで行わせていただいております。
こうしたソフトウェアの準備を行うのは少し煩雑だったり、難しいトラブルがあったりしますが、ご自身のPCにインストールを行っていただくことで講座後に復習することも容易であり、また講座後にご自身の業務にすぐに応用することができるというメリットがあります。
インストールマニュアルのイメージ
2.研修の座学パート
講義時間までにZoomのルームに入っていただき、ガイダンスを受けた後に講義が始まります。
講義時間は講座によって異なりますが、講義と演習の割合が 4 : 6 となっており、知識の習得だけではなく、ハンズオン形式で分析を実行したり、全員で解釈を共有するなど、実践的な内容になっているのが特徴です。
ここで受講者の方々の声を一部ご紹介します。
・今後の業務に生かすことができる内容だったため。(男性、30代前半)
・ただ聞くだけの講義ではなく、実際のデータ活用を自分で実演できることが良かった。(男性、30代前半)
当社の研修では学んだ内容を実務で活かしていただくいうことを第一に考えております。
講義パートで実務に必要なデータ分析に関する知識やプログラムのコーディングの技術について学んだ後に、学んだ内容を使うことができるのかを確認する意味も込めて実務に近い形の総合演習に臨んでいただきます。
写真1:『機械学習による問題解決実践』講義パート進行の様子
3.総合演習
総合演習は一部の講座を除いてグループワーク形式で行われます。
総合演習では実際のプロジェクトを想定したテーマを提示させていただき、最終的にはデータ分析から得られた知見から提案を行っていただきます。
テーマの説明を受けた後はZoomのブレイクアウトセッションの機能を用いてグループごとに議論をしながら分析を進めていただきます。
総合演習では受講者の皆さん自身で考えながら進めていただくことを尊重しつつ、グループワークの進捗が停滞した場合には、すぐに駆け付けてサポートできるように、各グループの様子をモニタリングしています。
・限られた時間ではありましたが、生データを用いて施策提案を行う演習があったことで、本日の学びを実業務で活用するイメージが湧きやすくなりました。(女性、20代後半)
・実際のデータ分析を通して考えなければいけないこと、注意しなければいけないこと、ストーリーの組み立て方、データの洗い出しをしっかりすることなど、様々なことに気づけたよい機会でした(男性、30代前半)
・グループワーク中に困ったことがあった際には、こちらが呼ぶ前に助けていただいたりしたため。(男性、20代前半)
オンライン研修になってグループワークがうまく機能するのかという点で不安に思う方がよくいらっしゃいます。確かに集合型研修の時に比べて雰囲気のようなものが掴みにくく、コミュニケーションもしづらいといった声も聞こえてきますが、以前よりも演習の進め方を精緻にお伝えし、タイムスケジュールを細かく切ったり、講師やTAからのサポート体制を充実させることでオンライン研修の弱点をカバーしています。
写真2:演習パートにて、各グループのブレイクアウトセッションをモニタリングしている講師・TA陣の様子
まとめ
データサイエンティスト入門研修(公開講座)の受講イメージは掴めましたでしょうか?
集合型研修からオンライン研修に変わっても当社の研修の強みはデータ分析の実践力を養える点です。
DX推進の加速に伴い、企業内のデータ活用・分析スキルを高める機運が高まっています。
データ分析と統計学の基礎は読み書き、そろばん同様にビジネスパーソンに必要なリテラシーとスキルです。
是非この機会に、全社的なDX推進・データ活用力UPに向けブレインパッドの人材育成サービスをご検討ください。
それでは、また!
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◆◆ 直近開催のブレインパッド講座「データサイエンティスト入門研修」のご案内 ◆◆
・2021年06月02日(水) 『これからはじめるデータサイエンス入門』
・2021年06月03日(木)~06月04日(金) 『SQLによる集計・分析』
・2021年06月07日(月)~06月09日(水) 『現場で活かせる統計解析実践』
・2021年06月10日(木)~06月11日(金) 『機械学習による問題解決実践』
・2021年06月14日(月)~06月15日(火) 『Pythonではじめるディープラーニング入門実践:画像解析入門』
お問い合わせ・お申込みをお待ちしております。
ブレインパッド、DX時代に必要不可欠なデータ活用人材の受講実績が5万人を突破!
株式会社ブレインパッドは、「データ活用人材育成サービス」の公開講座と企業研修の合計受講者が、対面型講座・オンライン型講座を合わせて5万人(*1)を突破したことを発表いたしました。
ブレインパッドのデータ活用人材育成サービスは、データサイエンティストとしてのコアスキルを形成し実践力を鍛えることができる人材育成サービスとして2013年に開始され、8年近い提供実績を誇ります。
演習・グループワークを組み合わせた実践的なプログラムは、受講企業・受講者から高い評価を得ており、直近では三菱UFJ銀行や日本生命、NTTコムウエアなどの大手企業や農林水産省や総務省統計局などの官公庁のDX推進人材、現場の一般スタッフを含むデータ活用人材を育成するまでに成長してまいりました。
詳しくは、ニュースリリースをご覧ください。
>>ニュースリリースはこちら
(*1)2013年8月のサービス開始以降、当社の公開講座および企業研修を受講したのべ人数です。
公開講座(2020年12月)開催レポート
みなさん、こんにちは。ブレインパッドデータ活用人材育成サービス部の下村です。
2020年は新型コロナウイルスにより大きな変化を受け、生活や仕事の方法が変わられた方も多かったのではないでしょうか。ブレインパッドのデータサイエンティスト入門研修(公開講座)も、6月よりWeb会議システムを使ったオンラインでの開講にリニューアルし、6~7月、9月、12月の計3クール開催しました。
2020年12月は弊社白金台オフィスのセミナールームから、Web会議システム(zoom)によるLive配信で講座を開催しました。
従来のオフライン形式で開催していた頃は、最大30名の受講者の皆様でひしめき合い活気に溢れていたセミナールームですが、コロナ禍のため担当講師・TAも十分に距離を取って講義を行っています。
写真1:『現場で活かせる統計解析実践』講義パート進行の様子
演習パートに入ると、受講者は4~5人のグループに分かれていただき、zoomのブレイクアウトセッション内でコミュニケーションを取りながらグループワークを進めていただきます。グループワークの進行は、受講者内で決めたグループリーダーさん主体で進めていただくのですが、講師・TA陣はそれぞれ、各グループのブレイクアウトセッションにログインし、共有される画面にて演習の進捗状況を随時モニタリングしています。作業やコミュニケーションがスタックしているグループがあれば、音声やチャット機能を使って適宜フォローを行いました。
写真2:演習パートにて、各グループのブレイクアウトセッションをモニタリングしている講師・TA陣の様子
このように、オンライン化対応に伴い様々な工夫・改善を続けている「データサイエンティスト入門研修(公開講座)」ですが、今回は、2020年6月~12月の半年間、3クールに渡って開催した本講座の受講者アンケートに寄せられたご意見をもとに、オンライン研修のメリット/デメリットや今後改善すべき事項をまとめたレポートをお送りします。
1.オンライン or オフライン どっち??
弊社の研修の特徴は、長年にわたるデータ分析実務で培われたノウハウが詰め込まれたテキストと「講義」、そして何よりも受講者の方が実際に手を動かして、データ分析を実践することによって、その難しさや達成感を実感していただく「演習」にあります。従来オフライン(対面形式)で提供していた研修のサービス品質を、オンラインでも損なわず実現する事が我々の命題です。そこで、従来から実施している講座受講後のアンケートに以下の聴取項目を追加し、2020年6月以降のオンライン化に伴う受講者の満足度調査を行いました。
質問内容:今後もオンラインで研修が開催されれば受講されますか?
結果:
「オンライン希望」や「オフライン希望」の方はやはり一定数いらっしゃるのですが、「オン、オフ、どちらでも参加したい」という方の割合が増加傾向にあります。これは『オンライン受講でもオフライン受講時と同様の満足度を得られる受講者が増えてきている』と捉えています。また、受講者の通常業務がオンラインに移行しているからか、全体的に”オンライン慣れ”してきている風潮も伺えました。
2.オンライン開催のポジティブ/ネガティブコメント
また、上記の質問に対する評価の理由を自由記述で回答いただいたところ、オンラインでの開催について以下のコメントが寄せられました。
■オンラインのポジティブコメント
・業務との調整がし易い
・時間と場所の融通が利く
■オンライン、オフラインどちらとも言えない
・オフライン研修の方が集中できるが、移動やスケジュールの制約があればオンライン研修の方が受けやすい
■オンラインのネガティブポイント
・個人PC・回線などの環境に依存してしまう
・グループワークでのコミュニケーションは対面の方がやり易い
└ グループワークのリードは、オフラインよりもこまめにハンドリングする必要がある
└ タイムマネジメントや演習の進め方に工夫が必要
オンラインにより、時間と場所の融通が利くので受講ハードルが下がるというメリットがある一方、受講環境(PCやネットワーク回線)のセットアップに係る受講者自身の負担や、コミュニケーション面(特にグループワーク時)に課題がある事が分かります。
3.今後に向けての改善事項
以上の課題を踏まえ、今後もオンラインによる講座開催を推進するべく、様々な改善策を検討しています。
■検討している改善案(一例)
・インストール手順書や受講前の案内メールによるフォローの拡充
・オンライン化に合わせ、カリキュラムの一部を事前学習動画コンテンツ化する等の再編
・グループワークの進行改善
└ 講師・TAが適宜リード役として介入する
└ インタラクティブな質疑応答や声掛けの機会を増やす
まとめ:
今回は『オンラインへの対応状況』と言う観点で開催レポートをご紹介しましたが、従来から聴取しているその他の満足度調査項目では、一貫して高い評価をいただいています。
満足度調査のその他聴取項目の結果:
※「かなり満足」と「やや満足」の構成比計
講座内容について :84.7%
講師について :90.2%
総合評価 :80.3%
講師およびスタッフの真摯な態度を評価いただいたものとして、嬉しく感じております。その一方で講座内容や総合評価については、更なる満足度向上にむけて改善活動や試行錯誤を続けてまいります。今後ともご期待ください!!
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◆◆ 直近開催のブレインパッド講座「データサイエンティスト入門研修」のご案内 ◆◆
・2021年03月03日(水) 『これからはじめるデータサイエンス入門』
・2021年03月04日(木)~03月05日(金) 『SQLによる集計・分析』
・2021年03月08日(月)~03月10日(水) 『現場で活かせる統計解析実践』
・2021年03月11日(木)~03月12日(金) 『機械学習による問題解決実践』
・2021年03月15日(月)~03月16日(火) 『Pythonではじめるディープラーニング入門実践:画像解析入門』
お問い合わせ・お申込みをお待ちしております。
ブレインパッド、NTTコムウェアのDX人材育成を支援
ブレインパッドは、データ活用人材育成サービスが提供する「データサイエンティスト入門研修(公開講座)」が、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進人材を育成する研修として導入されたことを発表いたします。
NTTコムウェアは、技術系領域の人材育成テーマとして「DXを推進できる人材」の創出を掲げる中で、柱となる知見の一つとして「データサイエンス」を位置付けており、同社の「データサイエンス推進室」と人材育成を担う総務人事部による推奨のもと、ブレインパッドの「データサイエンティスト入門研修」の受講が推進されております。
詳細はニュースリリースをご覧ください。
ニュースリリースはこちら
NTTコムウエアの取り組みに関する詳細は、
日経クロステック Activeの記事に掲載されましたのでこちらも合わせてご覧ください。
▼日経クロステック Active
『NTTコムウェアが採用!SIerが今選択すべき「データサイエンス研修」の詳細』
記事はこちら
企業研修アンケート結果を掲載致しました。
2019年以降に企業様にご提供致しました研修の満足度調査結果を4社分掲載致しました。
調査結果はこちら⇒ https://school.brainpad.co.jp/voice
・情報通信業A社様向け カスタマイズ研修(AIビジネスプランナー養成講座)
・情報通信業B社様向け カスタマイズ研修(データサイエンス実践講座)
・情報通信業C社様向け カスタマイズ研修(ビジネス・ストラテジスト養成講座)
・製造業D社向け パッケージ研修(Rによる統計解析 現:現場で活かせる統計解析実践_Python編)
アンケートでは講座内容・講師・総合の満足度と受講者から寄せられたコメントも掲載しております。
受講者の生の声をご覧いただけますので、企業研修をご検討されている方は是非ご覧ください。
「DOORS -BrainPad DX Media-」にデータ活用人材育成サービス部長:奥園の執筆記事が掲載されました
ブレインパッドが運営するDX・データ活用に関する情報を発信する専門メディア
「DOORS -BrainPad DX Media-」が運営開始いたしました。
こちらに、弊社データ活用人材育成サービス部長 奥園の執筆記事が掲載されております。
ブレインパッドでデータ活用人材育成サービスを立ち上げ、累計4万人の育成支援を通じてきたからこそ見えてきた、データ活用人材育成が成功するポイントを解説しておりますので是非参考にしてください。
■奥園の記事はこちら⇒DX時代に不可欠な、データ活用人材を育成するコツとは~累計4万人以上の育成経験を通して見えてきたこと~
■「DOORS -BrainPad DX Media-」
URL:https://www.brainpad.co.jp/doors/
ブレインパッド、農林水産省の「データサイエンティスト育成プログラム」を支援
ブレインパッドは、農林水産省が実施する「データサイエンティスト育成研修プログラム」の担当カリキュラムの監修と講師を務め、同省内のデータサイエンティスト育成を支援することを発表いたしました。
数多くの企業のデータ活用・DX(デジタル・トランスフォーメーション)プロジェクトを支援してきたデータ分析ノウハウと、4万人以上の受講者数を誇るデータ活用人材育成サービスの実績、そして高度な課題設定にも対応できる豊富なデータサイエンティスト人材を評価いただき、本育成プログラムの監修と講師を務めることとなりました。
詳細はニュースリリースをご覧ください。
ニュースリリースはこちら
【オンラインセミナーのお知らせ】11/5開催:DX時代を牽引するデータ活用人材とは
企業でDXを推進するための必要要素として、ビジョン、体制、人材、SoR(Systems of Record)、SoE(Systems of Engagement)が挙げられます。
なかでも、デジタルを効果的に推進させるためのデータ活用(AIなど)のリテラシーアップが必須となります。
分析プロフェッショナルのような分析スキルのみを習得するのではなく、データ活用視点での課題発見力、データ分析で得られた結果を意思決定に使うコツ。
最低限必要な(持っておいてほしい)スキルとは?
経験と共に身に付けるスキルとは?
DX時代を牽引するデータ活用人材育成の方向性と事例を交えてお話しさせていただきます。
▽こんな方におススメ!
・人事部門でDX人材育成をお考えのマネージャー層以上の方
・DX推進部門のマネージャー層以上の方
・経営企画部のマネージャー層以上の方
<オンラインセミナー>
DX時代を牽引するデータ活用人材とは ~人材育成の方向性と事例~
開催日時:2020年11月5日(木)15:05~15:35
申込締切:2020年11月2日(月)17:00
参加費 :無料
詳細お申込みはこちら
ご興味のある方は是非この機会をお見逃しなく!
【オンラインセミナーのお知らせ】10/28開催:三菱UFJ銀行、日本生命に学ぶ金融業界のDX人材育成の秘訣
今、世の中はDX(デジタル・トランスフォーメーション)の真っ只中。
その中ではデジタル化で蓄積したデータを活用し、ビジネスの生産性や効率性を上げ、新しい付加価値を創造する企業が競争優位を発揮できると言われています。
またデータ活用やデータを扱うスキルセットは一部の部門に閉じることなく全社的に展開することでビジネスの付加価値を増すことができる一方、組織の壁をまたいだ展開は非常に困難なのも事実です。
今回のセミナーでは、その「壁」を突破したケースを、三菱UFJ銀行様、日本生命様の事例を元にご紹介いたします。
▽こんな方におススメ!
・金融業界でデータ活用人材の育成、部門立ち上げをお考えのマネージャー層以上の方
・人事部門でデータ活用人材の教育・育成を担当するマネージャー層以上の方
・経営企画部のマネージャー層以上の方
<オンラインセミナー>
三菱UFJ銀行、日本生命に学ぶ金融業界のDX人材育成の秘訣 ~DX推進のカギは人材育成にあり。特定部門だけでなく一般社員も参画したデータ活用を推進する
人材育成のポイント~
開催日時:2020年10月28日(水)15:05~15:35
申込締切:2020年10月26日(月)17:00
詳細お申込みはこちら
参加費無料のオンラインセミナーですので、ご興味のある方は是非この機会をお見逃しなく!
【オンラインセミナーのお知らせ】9/29開催:大規模組織でDX人材を育成するためのコツとポイント
経済産業省の調査によれば、今後市場拡大が予想されるデータ活用人材(ビックデータ、IoT、人工知能など)は2030年で14.5万人が不足すると試算されている一方で、企業内ではDX推進人材、データ活用人材をどう育成すればいいのかという課題が顕在化されつつあります。 当セミナーでは大規模組織を中心に4万人を超えるデータ活用人材育成支援を通して見えてきた、DXを推進するにあたって顕在化しやすい課題感を、人材育成面から解決する研修ソリューションを一挙にご紹介いたします。
▽こんな方におススメ!
・大規模組織でデータ活用人材の育成、部門立ち上げをお考えのマネージャー層以上の方
・人事部門でデータ活用人材の教育・育成を担当するマネージャー層以上の方
・経営企画部のマネージャー層以上の方
<オンラインセミナー>
大規模組織でDX人材を育成するためのコツとポイント
~4万人のデータ活用人材の育成を通して得たノウハウ・ソリューション公開~
開催日時:2020年9月29日(火)15:05~15:35
詳細お申込みはこちら
参加費無料のオンラインセミナーですので、ご興味のある方は是非この機会をお見逃しなく!
株式会社三菱UFJ銀行様の『データ活用人材育成サービス』導入事例を公開しました。
株式会社三菱UFJ銀行様は、ブレインパッド社のサポートのもと、社内で「データ活用ができる人材育成」に取り組んでいます。どのような課題感で、どのような社内研修を実施したのかについて、ご紹介しています。
下記ページより、ご覧いただけます。
▼企業研修一覧
・データ活用セミナー
・パッケージ研修
・カスタマイズ研修
・分析組織立ち上げ支援
その他の導入事例やサービスリーフレットはこちら
https://school.brainpad.co.jp/download
2020年6月度 公開講座(オンライン化)の開催レポート
みなさん、こんにちは。ブレインパッド教育講座事務局です。
2020年の上半期は新型コロナウイルスにより大きな変化を受け、日常の生活やワークスタイルが変わられた方も多いのではないでしょうか。ブレインパッドの公開講座も、6月開催分から初めてWeb会議システムを使ったオンラインでの開講へとリニューアルしました。
さて本日は、6月に開講された「データサイエンティスト入門研修(公開講座)」の開催レポートをお送りします。今回の開催レポートのテーマは、まさに「オンライン化」です。 対面型研修からオンライン型研修の移行に向けて、弊社のスタッフも準備を約3カ月にわたり進めてきました。オンライン化を進めるには、機材の購入、規約の改定、Web会議システムや周辺システムの選定、受講者の方々へ事前準備をお願いする内容や方法の検討や、関係部署等との調整・承認等の数多くのタスクがありました。特に開講前の1か月は、毎朝、スタッフで打ち合わせを行い、進捗状況の確認と課題の洗い出し等を行い、課題を一つ一つ解決してきました。
写真1 講義開始して間もない緊張の時間
弊社の研修の特徴は、長年にわたるデータ分析実務で培われたノウハウが詰め込まれたテキストと「講義」、そして何よりも受講者の方が実際に手を動かして、データ分析を実践することによって、その難しさや達成感を実感していただく「演習」にあります。果たして、これらの特徴が、オンライン型の研修でも実現できるのでしょうか。
1. 講義
ブレインパットの公開講座は講義内容を一方的に配信する方法ではありません。講師が受講者の方の理解度等を確認して、講義をすすめる速さを調整したり、途中で質問を受け付けたりしながら進めます。受講者の方から「途中、置いていかれている人がいないかを確認しながら進めて頂けたので良かったです。」とのご意見を受講後のアンケートで頂きました。 この対面型の講義を実現するために、オンライン化ならではの機能を利用しました。
〇チャット機能:
講義中のどのようなタイミングでも、受講者の方から質問等を受け付けることができます。
また、TA(ティーチング アシスタント)から、小まめに関連するリンク先の連絡等の情報をチャットで送り、受講者の方をサポートしました。
〇スタンプ機能:
講師が受講者の理解度を確認するため、講義中に問いかけを行い、受講者の方はスタンプ機能を使って返答しました。
講義の合間に、受講者の方から良い質問をいただき、それを他の受講者にもシェアすることで深い学びにつなげることができました。
・因果関係のあるなしを見極める方法は?
・異常値を取り除くか除かないかの判断基準は?
このような対話をしながら講義を進められるのも、当社が実施する「ライブ型講義」のメリットといえるでしょう。
写真2 チャット機能等、Web会議システムの機能を利用して研修をすすめます
2. 演習(グループワーク)
講義が一通り終わると、講師から演習課題とデータが提示されます。受講者の方は、グループ毎にオンライン上のルームに分かれて、課題設定から報告・提案に至るプロセスを、自ら手を動かして演習します。講師とTAは、受講者の皆さんが演習を行っているルームの様子を観て、議論が煮詰まったり、コードの書き方が分からなくなってしまったりした場合には、ルームに入りアドバイスをしました。もちろん、受講者の方から、講師・TAにサポートを依頼されることもありました。その際には、作業している画面を共有しながら、対話をする等の工夫をすることもあります。このような感じで、オンラインでも、対話型研修さながらの演習が再現できることが実感できました。
受講者の声(演習に関して):
・講義の内容自体は理解できましたが、演習を行なうと、方法を言葉で理解していても、実際にその方法を使えば良いのではと考えが至らなかった。経験や思考を重ねることが重要だと実感させていただき、感謝しております。
・グループに分かれてご質問させていただいた際、端的に教えていただき助かりました。
まとめ:
受講後のアンケートでは、講師の満足度(「かなり満足」+「やや満足」の合計)が100%でという評価をいただくことができました。この結果を受けて、講師およびスタッフの精神誠意の対応やこれまでの準備が評価されたものとして、とても嬉しく感じております。
また、総合満足度については、満足度(「かなり満足」と「やや満足」の合計)が87.5%となり、オンライン開催の第1弾としてはよいスタートを切れたと考えています。オンライン化に向けて準備を進めてきたスタップ一同、多くの受講者に満足していただくことができて、本当に嬉しい限りです。今後ともスタッフ一同チームワーク良く、益々研修のブラッシュアップに努めてまいります。ご期待ください。
写真3 手振りを交えながらの熱の入った講義
組織人事コンサルティングのFMHR社と共催オンラインセミナーを開催しました。
DXの成功に求められる「人」「組織」の在り方とは?
~事業戦略の実現に向けた人・組織のマナジメント~
と題し、組織人事コンサルティングをメインに展開しているフィールドマネージメントヒューマンソリューション(FMHR)社と共催オンラインセミナーを開催し、当日も約80名の参加と大変な盛況を頂きました。
当セミナーは二部制となっており
第一部は「DXを成功に導くための組織・仕組みづくり 3ステップ ~事業戦略と連動した組織・仕組みのつくり方」という題目で、DXを実現する=企業変革をするために必要な3つのステップ要素として
・本気で変わるという意思を組織や体制の変更で示す
・変化に対し行動で応えた社員に評価で報いる
・全員の変化を促す
の取り組みについてFMHRの堀井コンサルタントより講演がありました。
第二部は「DX時代を牽引するデータ活用人材とは ~人材育成の方向性と事例について~」と題し、弊社データ活用人材育成サービス部長の奥園より講演をさせていただきました。
DXを効果的に推進させるために重要となるデータ活用(AIなど)のリテラシアップに向け以下のトピックスについて講演しております。
・DX推進におけるデータ活用の重要性
・データ活用人材の育成状況
・企業が求める役割と育成の方向性
・支援事例
当日ご参加頂けなかった方で、上記内容にご興味がありましたら、こちらより是非お問い合わせください。
日経新聞電子版のNextストーリー「学び×データサイエンス」に弊社、データ活用人材育成サービス部長:奥園の寄稿が掲載されました
日経新聞電子版のNextストーリー「学び×データサイエンス」に弊社、データ活用人材育成サービス部長:奥園の寄稿が掲載されました.
「学び×データサイエンス」というテーマで、以下の全5回の連載でお届けします。
第1回:データサイエンスって何?分析の専門家に聞こう
第2回:消費者像をつかめ 3つのプロセス
第3回:好みの楽曲届けます 音楽業界の活用法
第4回:課金したくなりますよね ゲーム業界の活用法
第5回:データ活用を生き抜く3つの習慣
第1回目は「データサイエンスって何?分析の専門家に聞こう」と題し、
データ分析が社会人の必須教養になりつつある昨今の時代背景の説明を、
奥園自身の足跡を絡めてご紹介しております。
第1回目の記事はこちら
「学び×データサイエンス(全5回)」のポータルサイトはこちら
【公開講座オンライン化】在宅でも実践力を鍛えるライブ配信型グループワークが受講可能に
アンダーコロナ・アフターコロナの状況においても、より多くの方へデータ活用に関する学びを提供するべく、現在ご提供している「データサイエンティスト入門研修」の6講座について、ライブ配信型のグループワークを取り入れ、6月度実施の講座よりオンラインにて実施していきます。
現在、新型コロナウイルス感染症の影響により外出自粛・在宅勤務が要請される中、対面での研修講座は中止・延期が続いています。
このような厳しい状況下においても、ブレインパッドは、自社のミッションである「データ活用を通じて持続可能な未来をつくる」活動を止めることなく、日本社会における高度IT人材の不足解消に対してより強く貢献していくため、オンライン型のカリキュラムを提供開始することを決定いたしました。
eラーニングなどのオンライン講座は、予め撮影された動画を聴講するスタイルが一般的ですが、ブレインパッドのオンライン型カリキュラムは、実践力を鍛えるための演習主体・グループワークでの講座形式をオンラインでも再現する点が最大の特徴です。
なお、オンライン化を予定している講座は下記となります。是非ご検討ください。
【新講座開設】現場で活かせる統計解析実践_Python編
IT人材ラボに講師:摂待の登壇記事が掲載されました
IT人材ラボとは翔泳社が運営する人事・育成担当者向けの専門メディアです。
2020年2月26日(水)
ソラシティカンファレンスセンター(御茶ノ水)にて、
「エンジニアが成長しつづける組織のしくみ」をテーマにIT人材ラボDay2020winterが開催されました。
「新たな価値を創造する、データ分析もできるエンジニアの育成」というセッションタイトルで、
弊社講師の摂待(せったい)も本セミナーに登壇しております。
本セッションでは研修を始めとする人材育成サービスを提供する立場から、
企業内でのデータ活用を促進するためのエンジニア、
それ以外の職種にも共通するデータ活用人材育成の考え方についてお伝えしています。
そちらのセッションレポートがIT人材ラボのサイトに掲載されましたので、
是非皆さまの今後のご参考に、ご一読ください。
記事はこちら
新型コロナウイルスをはじめとする感染症の予防に関して
当社では、
下記の対策を行い講座を運営しております。(
1.講師、運営スタッフは、
3.講座運営時は、
5.状況によって急遽、
■ 受講時のお願い
1. あらかじめご自身の体調をご確認のうえ、
2. 研修受講当日はマスクなどご用意いただき、感染症予防・
3. 万が一、研修中に発熱など体調に異変を感じられた場合は、
4. 体調不良や感染が懸念される場合は、
その場合、研修受講日程の振替等のご案内をさせていただきます。
2019年11~12月度の公開講座・開催レポート【後編】
みなさん、こんにちは。ブレインパッド教育講座事務局です。
そろそろお正月気分も抜けて、普通の日常に戻りつつあるのではないでしょうか。私は年末年始の期間に増えた体重がなかなか戻らずに未だ苦労しています。いい加減に、スポーツジム始めもしないといけないですね。
さて本日は、昨年11~12月にかけて開催された「公開講座」の模様をダイジェストでお送りする開催レポートの【後編】です。【前編】と同様に、各講座でお伝えしているポイントも一挙公開してまいります。
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1.機械学習による問題解決実践 2019年12月09日(月)~10日(火)
前回は25名ほどの受講者の方に参加いただきました。受講された方々のプロフィールも多岐にわたり、プログラミングが初めてという営業職の方から、普段から機械学習を使用したプロジェクトに携わる方まで幅広く参加いただきました。
機械学習の素朴な疑問に答える:
ある調査によると、いま国内の企業でデータサイエンスのプロジェクトに携わる方の多くは「独学」や「業務上」でデータサイエンスの学習をしており、統計学やデータサイエンスに関する正規の教育を受けていない方が半数以上というのが実態のようです。
実際、今回の受講者の皆様にも事前にアンケートをとってみると、
「これまでの自分のやり方が正しいのかをちゃんと知りたい」
もっとよいアプローチがないのか、いつも悩んでいる」
「書籍の内容通りにやってみても、なかなか成果が出ず苦労している」
という声が少なくありません。何かしらの不安や悩みを抱えている方は本当に多いのかもしれません。
特に独学で機械学習を始めた社会人の方は、市販テキストは押さえられていないような知識、例えば「機械学習の各ステップ」において、特定のタスクを行う目的や理由、理論背景などを充分に理解できていない方が多いのではないでしょうか。その結果として、企業内で機械学習モデルが「ブラックボックス化」しやすくなる問題を招く原因にもなっていると考えています。
本講座では「機械学習の原理原則」をはじめ、なぜそのアプローチに至ったのかを単純明快に解説し、皆様が普段感じている疑問にお答えします。
加えて、初学者の方でも安心して学んでいただける構成となっておりますので、これから本格的に 機械学習に取り組もうとされている方にピッタリの講座となっております。
Kaggleとは違う臨場感:
最近は、お仕事で機械学習に携わっていない方でも気軽に参加できるKaggle等のデータ分析コンペティション等を通じて、ご自身のコーディングスキルを高めたり、さまざまなアルゴリズムを試めしたりできる環境が整ってきました。 中には機械学習を始めて数ヶ月足らずでコンペに参加し、プロでも驚くような好成績を残す企業内の”隠れ”データサイエンティストもいらっしゃるようです。
データ分析が身近になってきたことの現れであり、我々としても嬉しい限りなのですが、ここには1つ落とし穴があります。
機械学習モデルをより精緻に、かつ効率的に構築することが本題となるため:
・機械学習を活かすための、業務設計や仕組みづくりについて学ぶ機会が少ないこと
・データを効率的に取得・蓄積・活用するプロセスが含まれていないこと
が問題となります。
ビジネス現場において求められるデータ分析スキルは、機械学習モデルの精緻化やパイプラインの設計・実装だけに限らず、現場のビジネス課題や問題の本質を適切に把握し、分析対象データの特徴を踏まえながら、確実に成果に結び付けていく総合力が必要になります。
データ活用をより確実に学んでいただくために、当社の講座では「テーマ演習」(グループワーク)を実施して、機械学習プロジェクトの企画や展開の段階まで参加いただくカリキュラムを採用しています。
機械学習の限界やビジネスドメイン知識の重要性を知る
当社の講座ではデータの前処理やモデリングだけではなく、ビジネス課題の理解とデータ分析設定、意思決定のデザインまで多くの知見やノウハウが得られるのが特徴です。その結果、どんな結論が得られるかというと、ビジネス現場の状況やデータの内容、機械学習モデルの活用するためのドメイン知識の重要性に気づくことができます。
講座でお伝えしているポイント:
1.機械学習の基礎的な考え方(各ステップの理由や背景)を理解していただく
2.機械学習を使った分析結果を業務改善に生かすためのステップ
3.機械学習によるビジネス上の問題解決の一連のプロセスの進め方 など
受講者の感想:
・実際にRを使用してモデル化を行う実践ができた。 しかし実際にやってみると、プログラミング自体よりも顧客課題が何で、分析結果からどのような提案をするかが大変であることが分かった。(男性・30代・IT企画職)
・実際の業務に近い形でデータハンドリングやモデル作成を行うことができ、機械学習のイメージがより具体的になりました。(男性・20代・エンジニア)
・Rの利用方法だけでなく、データ分析にあたっての姿勢や考え方などの解説が充実していてよかったです。(女性・30代・企画職)
2.Pythonではじめるディープラーニング実践 2019年12月12日(木)~13日(金)
今回は22名の方に参加いただきました。実は1年くらい前まで受講者全員が男性という状態だったのですが、最近は女性の受講者も増えてきて、普段のお仕事の内容もさまざまという状況になってきています。ディープラーニングの源流からたどるから理解できる:
近年のディープラーニングの実装環境はライブラリが充実してきたことで、Pythonに限らずプログラミングの経験者であれば、短時間で実装することが容易になってきました。 しかし、実際に活用できる機械学習モデルとして性能を上げるための調整や改良を行うためにはディープラーニングの仕組みを理解する必要があるのは変わりません。 本講座では、ディープラーニングの中で使われている数学や統計理論をはじめ、ディープラーニングを学ぶ上で基本となるニューラルネットワークの仕組みを理解し、画像認識で使用されるCNN(畳み込みニューラルネットワーク)について学ぶことで、より実用的なディープラーニング実践力を身に付けていただける構成になっています。
実際にやってみるから理解できる:
本講座では、Pythonでディープラーニングを実装して動かしてもらうだけでなく、肌身で感じてもらうことも大切にしています。理由はソースコードを動かしてモデル学習を待つだけではなく、アルゴリズムの内側でどのような構造で動いているのかをイメージできることが機械学習の本質的な理解につながると考えているからです。 そのため講座では簡易的なニューラルネットワークを想定し、手計算で入力層から出力層までの結果を計算したり、受講者自身でモデルのアーキテクチャーを設計するワークを取り入れています。普段の仕事ではあまり行わない手計算をするワークを通じて、ご自身の「計算力(暗算力)」の低下を痛感する受講者も多いのだとか(笑)
講座の仕上げは、やはり実践:
講座の後半に入ると、いよいよCNNの構築実習に入ります。2人ずつペアになって、画像分類タスクを実現するCCNモデルの精度を競ってパラメータの設定や中間層のデザインなど思い思いに取り組んでいただきます。 思いもよらぬ設定が功を奏したり、仇になったり四苦八苦しながら作って試してみることで、より深い理解を促すことが可能になります。 こういうときって本当に自然と笑みがこぼれるんですよね。普段のお仕事で分析業務をされていない方でも「分析って面白い」と感じていただける瞬間かと思います。
講座でお伝えしているポイント:
1.ディープラーニングによるビジネス課題の解決のために押さえておくべきポイント
2.機械学習を用いたよりハイレベルな分析課題に対応するための考え方
3.ディープラーニングのモデルを構築して実務で活用する際の注意点や勘所 など
受講者の感想:
・概念をできるだけわかりやすくご説明いただけたこと 実業務のノウハウを多く教えていただけたこと 明るく楽しい雰囲気がよかったです(男性・40代・IT企画職)
・ご自身の経験や深く理解されているスキルをもとに、考え方の根本から教えていただき、機械学習をブラックボックス化せずに腑に落ちる説明をしていただけたから。(男性・20代・エンジニア)
・1つ質問すると10帰ってくる点。 理論部分もアツく教えていただけてよかった。 (男性・20代・ビジネス職)
開講スケジュールはこちらからご確認ください。
https://school.brainpad.co.jp/schedule
どうでしたでしょうか。
このワクワクした雰囲気の楽しい講座は、当社のような講座でしか得られません。
ぜひ当社のセミナールームでお会いしませんか。
2019年11~12月度の公開講座・開催レポート【前編】
みなさん、こんにちは。ブレインパッド教育講座事務局です。
2020年を迎え、今週から新たな気持ちで仕事や勉学に取り組まれている方も多いのではないでしょうか。まだまだ寒い日が続きますので、くれぐれも体調に気をつけてお過ごしください。
本日は、昨年11~12月にかけて開催された「公開講座」の模様をダイジェストでお伝えするとともに、各講座でお伝えしているポイントも一部公開する特別版でお送りします。今回はその【前編】となります。
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これからはじめるデータサイエンス入門 2019年11月28日(水)
まずは身の回りにあるデータを認識することから:
11月に開催した同講座は、8名の受講者に参加いただき、そもそも「データサイエンスとは」という疑問に答えるところから始まり、データを活用した問題解決プロセス、データを集計・可視化するテクニック~総合演習までリアルなデータサイエンスの現場の空気を感じていただける講座プログラムとなっています。
さて、身の回りにあるデータってどんなものがあるのでしょうか。
データの性質はいろいろ分け方がありますが、ここでは「量的データ」と「質的データ」の2つに分けて説明します
ここでいう量的データとは「直接、数値ではかることができるデータ」であり、質的データとは「性別、職業、配偶者の有無など、一般に数や量で測れないデータ」です。この違いを理解しているかしていないかによって、データの扱い方の基本が問われます。近年、簡単にデータを可視化したり、統計モデルを作成できるツールはたくさんありますが、データを論理的に掴むことが重要といえます。
講座では、ビジネスパーソンに最も身近なアプリケーションである「エクセル」を活用して、多様なデータを加工して、集計・可視化するプロセスをざまざまなテーマとともに解説・実践していきます。
意外と知らないデータ加工から可視化へのプロセス:
講座の前半ではデータを可視化するための練習として
・SNSの口コミデータ
・食料品の売上データと気温データ
・株価データ など
を使用したデータの可視化方法を徹底的に学習します。
普段の仕事では触れることのないデータもあるため、はじめのうちは苦労される方もいますが、慣れてくると徐々にコツが掴めてきて、自分の思い通りのグラフを作成できるようになります。目の前のデータの性質や特徴を確実に把握して、何を目的にどう可視化するかを自分で組み立てられるようになると、どんなデータが相手でも怖がらずに対峙できるようになります。
総合演習まで含めるとアッという間の1日間の講座ですが、受講者の受講後の感想を見ると、実際に手を動かしてデータを集計・可視化し、そこから課題発見をしていくプロセスは、とてもエキサイティングで充実した講座になったようです。
講座の後半になるとグループに分かれての「総合演習」が始まります。
テーマは「小売店舗における売上最大化」のための分析プロジェクトです。
各グループで分析設計を実施し、データを加工~可視化するプロセスを進行していきます。演習を体験いただくことで、おぼろげだった知識や何となくしか理解していなかったことを定着させることができ、これが実務に活かせる力に繋がります。
講座でお伝えしているポイント:
1.データ分析の目的や目標(ゴール)を明確にすること
2.問題を構造化して、大きい対象から小さなものに細分化すること
3.比較する指標の差や割合・比率を基準にスコープを絞り込むこと など
受講者の感想:
入門編ということでしたが、初心者にわかりやすく丁寧に教えていただきました。今後触っていくいいきっかけになりました。これからも勉強を続けていきたいと思います。(男性・30代・マーケティング職)
初心者で受講にあたり心配していましたが、一緒に参加された方にも助けられ、大変ためになる時間でした。(女性・30代・IT企画)
「データサイエンス」というと何となく仰々しいイメージがありますが、今後のビジネスパーソンにとってデータをもとに集計・可視化、モデリングなどを行い、何かしらに生かしていける能力は非常に重要になってくると言われています。
データサイエンティストにはほど遠いけど、これから学習を深めていきたいという方には大きな一歩となるカリキュラムとなっています。ぜひ受講をご検討ください。
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SQLによる集計・分析 2019年12月9日(月)~10日(火)
SQLでデータ分析を実践する2日間:
12月度の講座では13名の受講者に参加いただき、SQLの基礎的な動作や仕組み、アソシエーション分析やデシル分析といった応用的な分析手法のアプローチの紹介から総合演習まで熱い2日間の講座が繰り広げられました。
当たり前の知識から再確認:
講座前半の座学パートでは、データベースの知識から、機能、SQL構文の基礎など、当たり前の知識から全員で確認していきます。エンジニアの方であれば、普段からデータについて詳しいという方も多いのですが、データベース上に蓄積されているデータ分析に適した形式に抽出・加工・編集するという経験をしたことがある人は少ないようです。
講座では、データベースの構造や中身について、初心者・上級者を問わず、受講者全員が一から学びます。理由は、データ分析の側面からデータ分析に改めて触れてもらい
抜け漏れのない基礎知識を受講者全員で共有するためです。
SQLでできる分析の可能性の広がり:
講座内ではSQLを活用してデータ分析するとなると、クロス集計や平均・中央値のような統計値を算出するだけというイメージを持つ方が多いのですが、それ以外にも実装可能な分析手法があることは、あまり広く知られていないようです。
ウィンドウ関数やJOIN(複数のテーブルを結合するコマンド)をフル活用することにより、SQLでできるデータ分析の可能性は大きく広がり、単純な集計だけではなく、業務KPIや一部の統計的な分析もできるようになりました。講座内では、手法の一部を時間が許す限り紹介していきます。
講座でお伝えしているポイント:
1.データベースやSQLの機能構造や可能性を理解すること
2.データの意味合いをキチンと理解して、適切なデータに加工すること
3.データ分析の目的を理解した上で、ドメイン知識に基づく分析設計の方法 など
受講者の感想:
基本的なSQLの構文だったので、どのように分析できるのかと疑問に思っていましたが、 かなり複雑な分析もSQLで実施できることを知ることができたので良かったです。(男性・20代・エンジニア)
座学で学んだ知識をその後すぐに総合演習という形で実際に手を動かして学ぶことができてよかったです。 (20代・女性・企画職)
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Rによる統計解析 2019年12月11日(水)~13日(金)
統計解析をより身近なものに:
12月度の講座では20名の受講者に参加いただきました。この研修では統計解析の全体像を難しい数学記号や微分積分などの数学知識を極力使わずに学習していきます。この「簡素化」は一見すると学習の妨げになりそうですが、我々がこの方法を選んでいるのは 「統計学の本質な理解は、数学記号や数式を使わなくとも伝えることができる」というコンセプトに基づいています。当然ながら、確率や微分積分の知識があるに越したことはないのですが、 数学アレルギーの方でも参加いただけるように研修を設計していますので、初学者から中級者の方まで幅広い方々に安心してご受講いただけるのが特徴です。
素朴な疑問も、全員で共有して理解を深める:
そんな数学的要素を排除した講座ですが、少し難しい単元にさし掛かると、忽ち受講者から多くの質問が寄せられます。
Q. 検定、分散分析 など手法の使い分け方はどうしたらよいか?
Q. 同じ予測モデルでも、時系列解析と回帰分析の違いや使い分けってあるの?
Q. 多変量解析をする際に どのくらいのデータ量 があるとよいのか? など
このような質問が寄せられるのは、受講者の中で実践を念頭においた明確な目的意識があるからです。当社の講座では、受講者からの素朴な疑問やちょっと突っ込んだ質問も積極的に受け付けています。なぜなら、そのとき質問をされた方が1名だったとしても、いずれは他の受講者が同じ疑問にぶつかることがありえると考えているからです。
そして、中でも特に多い質問が「実務ではどうするのか?」という現場視点の質問なのですが、ビジネス実務の観点から適切な回答ができるのも現役のデータサイエンティスト集団を中心とした 講師陣がいる、我々の強みといえます。
統計解析を実践するからこそ見えてくるもの:
講座が3日目にさし掛かると、いよいよ総合演習が始まります。グループ毎に分析目的に沿って分析設計をして、具体的な作業に入っていくのですが、この時間帯になると受講者の皆さんの表情が生き生きとしてきます。
総合演習に取り組んでみるとわかるのですが、どれだけ統計解析の知識や理論を習得していたとしても、目の前のビジネス課題に対してどのような分析課題を設定し、そのうえで何を目的に統計解析を導入するかということがとても重要であり、そこで様々な工夫が求められます。これがデータ分析をやっていて一番難しいところである反面、もの凄くエキサイティングで楽しい場面でもあります。
講座でお伝えしているポイント:
1.データの性質や特徴を理解に役立つデータ加工や可視化のテクニック
2.モデル(予測、分類、連関、時系列)の作成方法や評価方法
3.分析プロジェクトの中で統計解析・数理モデルを適切に使うポイント など
受講後の感想:
全くの未経験でも基礎からわかりやすく解説していただき、良かった。
(男性・30代・IT企画職)
R・RStudioの使い方から、実際の分析の流れも体験することができた。
不明点のフォローもしっかりしていた。(男性40代・エンジニア)
今必要な知識がしっかり身についたと思う
(男性40代・企画職)
開講スケジュールはこちらからご確認ください。
https://school.brainpad.co.jp/schedule
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いかがでしたでしょうか。次回は【後編】ということで上位2講座の模様を紹介します。
当社がご提供する講座の特徴は、 データ分析をビジネスで実践する力を養えることです。そのため、講座構成はカリキュラム全体の過半数がグループ演習となっています。
Kaggleや一般のデータ解析コンペティションでは味わえないブレイクスルーを体験できること間違いなしです。普段、データ分析の学習をしていて、何となく達成感やビジネスとの繋がりが体験できずにつかめずに悶々としている方、ぜひ当社の講座プログラムをご利用ください。
それではまた。
出展レポート|日経xTECH EXPO 2019
こんにちは、ブレインパッドの井上です。
我々データ活用人材育成サービス部は、2019年10月9日(水)~11日(金)、東京ビッグサイトで行われました『日経 xTECH EXPO 2019』に参加・出展してきましたので、今回はその様子をご紹介したいと思います。
日経 xTECH EXPOとは?
日経 xTECH EXPOとは、人工知能(AI)やIoT、クラウドやブロックチェーンなどの最新技術を有する企業が出展し、それらの技術をビジネスに活用したいという企業とが交流・商談を行うイベントです。ちなみに我々データ活用人材育成サービス部は人工知能(AI)の分野で出展いたしました。3日間で約75,000人が来場し、大変な賑わいを見せていました。
EXPOでは10種類のイベントを同時に開催しており、AIはもちろん、企業システムやクラウド、FinTech、ブロックチェーン、IoT、その他様々な分野からソリューションの紹介がありました。人材育成を掲げている企業も弊社以外にも散見され、私が見たときはどのブースも賑わっており、かつ来場者当りのブース滞在時間が長いように感じました。
「どんなに良いツール・ソリューションがあったとしても、それを使いこなす人材基盤が揃っていない限り宝の持ち腐れになる」様々なツール・ソリューションの展示があったからこそ、このような問題意識を抱いた多くの方々が人材育成ブースに立ち寄り、熱心に出展者のプレゼンテーションやソリューション紹介に聞き入っているのかなという印象を持ちました。
来場者はデータ活用人材の育成にも興味関心を示した
AI、人工知能といった言葉は現在バズワード化しており、導入を検討する企業様が大変増えています。しかし「AIツールをとりあえず導入してみたけれど、イマイチ使いこなせない」、「そもそもAIをどのように活用すべきかが分からない」と言った声も少なくありません。我々データ活用人材育成サービス部としてはそういった声に耳を傾け、AI領域を取り巻く人材育成や事業推進も含めたデータ活用メソッドの導入、またデータ活用のためのリテラシー向上、専門性を持った人材の育成をテーマに出展しました。
皆さま熱心に情報収集されており、興味や関心がAIそのものだけでなく、AI人材の育成やデータ分析プロセスや各種リソースの内製化にも向けられていることを改めて実感しました。やはり皆さま共通して以下のような課題を抱えているようです。当日あった実際のご相談事項と私どものお答えを沿えて一部ご紹介します。
Q:AIやデータを活用したいが、専門の人材がいない。
A:自社内で育成すべき人材像と外部から獲得すべきリソースを明確化し、
データ分析組織や体制を構築することが重要です。
Q:データは蓄積しているが、有効な活用方法が分からない。
A:データ活用の目的・狙いを明確化したうえで、ビジネス上で有用なデータを定義し収集することが重要です。
Q:プログラミングスキルを持った人材は増えてきたが、それを使ってどのように分析すべきか定まらない。
A:プログラミングはデータ分析の1つのスキルセットではありますが、あくまで手段です。
データ分析の目的、さらに上位のビジネス目的との繋がりを踏まえて、
適切な課題を設定するのがデータ分析の第一歩です。
本ブログでは紹介しきれませんが、これ以外にも来場いただいた方々から多くのご相談をいただきました。
ブレインパッドのデータ活用人材育成サービスでは、こうした課題に効果的な研修をご用意しています。
例えば『AIビジネスプランナー養成講座』では、AIを活用したビジネス企画の勘所を、ワークショップ形式で効率よく学んでいただくことができますし、『データサイエンス基礎講座』は、データに基づくビジネス課題の解決に向けた社内の意識合わせや啓蒙にご活用いただけます。
その他、かねてよりご好評をいただいている『データサイエンティスト育成講座』や『分析組織立ち上げ支援』も積極的に行っております。研修内容のカスタマイズやeラーニング、確認テストの作成など、お客様の状況に合わせたカリキュラム構築も柔軟に対応しておりますので、ご興味がある方は、お気軽にご相談ください。
▼お問い合わせフォーム
2019年8~10月度の公開講座開催レポート
みなさん、こんにちは。
プレインパッド教育講座事務局の摂待(せったい)です。
いよいよ10月を迎え、今年も残すところあと3ヶ月をきりましたね。
冬に向けて本格的に涼しくなる時期ですので、くれぐれも体調に気をつけてお過ごしください。
さて本日は、8月から10月にかけて開講された「データサイエンティスト入門研修(公開講座)」の開催レポートをダイジェストでお送りします。
この期間では下記の4講座が開催され、多くの方にご参加いただきました。
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1.初学者でも理解できる「データサイエンス」のエッセンスを学ぶ
これからはじめるデータサイエンス入門
8月に開催した同研修は、12名の受講者に参加いただき、そもそも「データサイエンスとは」という疑問に答えるところから始まり、データを活用した問題解決プロセス、データを集計・可視化するテクニック~総合演習までリアルなデータサイエンスの現場の空気を感じていただける研修プログラムとなっています。
データ分析というと、統計モデルや機械学習などの難解なアルゴリズムを思い浮かべる方が多いのですが、ビジネス現場で最後の最後で助けてくれるデータ分析手法というのは実は可視化だったりします。
講座では、ビジネスパーソンに最も身近なアプリケーションである「エクセル」を活用して、データを成形し、集計・可視化するプロセスをさまざまなテーマとともに解説・実践してきました。
研修カリキュラム概要:
■ データサイエンス概論
・分析のフレームワーク(PPDACサイクルの活用)
・具体的な問題解決アプローチ
■ 基礎的な関数の使い方
・ピボットテーブル、ピボットグラフの使い方
・ミニ演習
■ 総合演習
【テーマ例】コンビニのレシートデータの分析に基づく、売上向上のための施策提案
・ビジネス課題の抽出・整理と分析設計
・データの加工
・データの可視化と結果考察
・分析結果に基づく施策提案(発表)
総合演習まで含めるとアッという間の1日間の講座ですが、受講者の受講後の感想を見ると、実際に手を動かしてデータを集計・可視化し、そこから課題発見をしていくプロセスは、とてもエキサイティングで充実した研修になったようです。
受講者の感想:
• 本研修を入り口として、最終的にどのようなことができるようになることを目指すのか、説明が丁寧でイメージしやすかった(男性・20代、ITエンジニア)
• 座学中ではできそうだと思っていたことでも、実際に手を動かしてみると難しいことを痛感できた。うまくいかなかったことに対するコメントなども丁寧で、今後につなげやすいと感じた(男性・20代、企画職)
• 大事なポイントを明確にしてくれていたので話が聞きやすかった。(女性・30代、企画職)
「これからはじめるデータサイエンス入門」は今年から始めた講座です。
「データサイエンス」というと何となく仰々しいイメージがありますが、今後のビジネスパーソンにとってデータをもとに集計・可視化、モデリングなどを行い、何かしらに生かしていける能力は非常に重要になってくると言われています。
データサイエンティストになるつもりはないけど、これから学習を始めたいという方には打ってつけのカリキュラムとなっています。ぜひ受講をご検討ください。
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2.SQLでデータ分析を実践する2日間
SQLによる集計・分析
9月度の研修では14名の受講者に参加いただき、SQLの基礎的な動作や仕組み、アソシエーション分析やデシル分析といった応用的な分析手法のアプローチの紹介から総合演習まで熱い2日間の研修が繰り広げられました。
ほとんどの方がお仕事や資格試験などでSQLに触れた経験があるようでしたが、総合演習になると、実際のビジネスケースを前にSQLが書ける人も、分析設計とデータ操作との格闘で思うような結果が出せず、だいぶ苦労をされている様子が印象的でした。
研修カリキュラム概要:
・データ分析におけるSQLの位置づけ
・データベースの基礎知識
・SQLによる基本操作(SELECT文の学習)
・分析の現場を想定した各種指標の集計
推移:ユーザ数などの日別推移集計
利用:平均登録数/利用日数集計
属性:性年代別集計、など
・より高度な集計
・SQLを使った分析例
・総合演習
現場の分析プロジェクトを想定して本格的な総合演習
当研修では、2日目の集大成としてビジネス現場での本格的な分析プロジェクトを想定した分析演習が実施されます。
テーマは「スマートフォンアプリの利用活性化プロジェクト」です。グループ毎にスマートフォンアプリの利用活性化の仮説を立案し、ロジックツリーを組み立てて分析の設計をしていきます。このロジックツリーを作る目的は、以前にもブログでご紹介したことがあるかもしれませんが改めてご説明します。データ分析には必ずデータ分析の目的が必要になる訳ですが、データを分析しているうちに、目的を見失ったり、データ分析と全く無関係な項目の分析に着手してしまって、最終的な結果がまとまらないという問題が発生しがちです。
よって、データ分析の構造や優先順位を明確化するための設計図が必要になるのです。
ロジックツリーをベースにして問題解決のための課題や注力ポイントへと徐々に肉薄していきます。このデータ分析の方法がマスターできると、同じようなビジネス課題にあたったとき、問題解決の糸口を見つけやすくなるでしょう。
受講者の感想:
• SQLの書き方を復習できただけでなく、分析手法の具体的な学習とその発展まで体験できたのでよかったです。(男性・40代、エンジニア)
• 具体的に手を動かして、SQLを書くなどできたので、とても勉強になりました。(男性・30代、エンジニア)
• 分析の手法・着目するべき点・注意するべき点など、必要な知識を得ることができました。(男性・20代、企画職)
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3.広範な“統計解析”の知識を3日間の研修に凝縮
Rによる統計解析
統計学、統計解析の書籍で学習したことがある方はご存知かもしれませんが、統計解析やデータ分析の対象領域は非常に広範で、しっかり読んで理解しようとすると、理解するまでに数ヶ月間かかります。それらの広範な知識を3日間(20時間)に凝縮してお送りするのが当社の研修です。
研修カリキュラム概要:
・データの集計・加工
・データの可視化
・統計的仮説検定
・回帰分析/ロジスティック回帰/クラスター分析/アソシエーション分析/時系列分析
当社の研修カリキュラムは、市販書籍では挫折しやすい「統計的仮説検定」や「回帰分析」などの知識をできるだけ数式・難しい用語を使わずに説明しているのが特徴です。
また多くの人が何となく疑問に思っていたことを、わかりやすいビジュアルとともに学習いただけるのも、当社が大切にしていることの1つでもあります。
プログラミング言語の習得が主体ではなく、統計解析の理解を深めるツールとして活用
研修では、統計学的な「ものの見方」をR言語という強力な統計解析言語を使って深めていくというアプローチで進んでいきます。初日の段階ではプログラミングに苦労する方も多いのですが、3日目にはR言語で効率的にデータを可視化するテクニックを身に着けて、プレゼンテーションで発表いただけるまでになります。
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4.徹底的に学ぶ機械学習の「識別(分類)」モデルの考え方
機械学習による問題解決実践
本研修では、機械学習モデルの考え方を「識別(分類)モデル」を題材にして徹底的に学習していただきます。今回は、29名の受講者に参加いただきました。
世の中に使われている機械学習モデルの多くは教師あり学習の「識別モデル」に分類されます。本研修の特徴は機械学習を行う上で知っておきたい概念とプロセスについて、初学者にもわかりやすく丁寧に説明させていただく点です。
機械学習プロセスで攻略すべき具体的な問いの例:
1. 機械学習モデルの目的は何か(目的設定)
2. どんなタスクをターゲットにしたモデルを作るか(教師データ)
3. どうやってモデルの正しさを担保するか(交差検証・分割検証)
4. 機械学習モデルの正確を決める(パラメータ設定)
5. 何を評価基準とするか(評価指標)
- 機械学習の本質を理解する
研修開始から数時間ほどで、機械学習の一通りのプロセスを全ての受講者が機械学習モデルの分類モデルを作ることができるようになります。
講義パートの最後のまとめでは、講師からの機械学習を学習しはじめた人が犯しがちな誤った学習についてアドバイスが飛びます。
「機械学習の学習でまず習得してもらいたいことは、この基本プロセスを理解することです。そうでないと、様々な学習アルゴリズムやその構造を理解できたとしても、その特徴や強みを生かせなくなります」
この研修で扱う機械学習アルゴリズムは、「サポートベクターマシーン(SVM)」がメインですが、この考え方は他のアルゴリズムでも共通の知識です。当然ながら 研修で習ったことを業務で生かしてもらうという視点だけではなく、その後、受講者が学習を深めていくための指針やヒントを与えられるように講座カリキュラムを構成しています。
後半パートでは理解をさらに深めるためのグループワークを行ない、機械学習モデルを構築するトレーニングを重ねることで、機械学習を使いこなす感覚を養います。
受講者の感想:
• 機械学習でデータ分析をする際にどういうことに注意が必要で、どういうところに苦労するのかが体験出来てよかったです。 また、ビジネスに生かす部分をチームで検討できたのは大変良かったです。(男性30代、エンジニア)
• 2日間という短い期間の中でちょうどよい学習内容かと思う。演習中心で自身および、チームで考えることにより理解を深めることができた。(男性40代、IT企画)
• データ分析だけではなく、改善策まで含めたグループワークがあり、具体的な使い方がわかった。(男性20代、企画職)
なお、「機械学習による問題解決実践」は、平日開催の研修だと参加が難しいという社会人向けに「土曜日コース」を不定期で開講しております。
詳しい日程は当社人材育成サービスのサイト上でご確認くださいませ。
開講スケジュールはこちらからご確認ください。
https://school.brainpad.co.jp/schedule
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5.ディープラーニングの技術的背景から実践的活用シーンの紹介までをカバー
Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門
講座の概要
音声・画像・動画認識や自然言語処理の分野で高い精度を誇るAI技術の「ディープラーニング」について、ビジネス課題の解決を目的にどのようにアプローチしていくのかを講義と実践を通じて、1.5日間の研修で学んでいきます。
受講対象としては、これから本格的にビジネス現場で機械学習のモデルを実装したりデータ活用を推進していく方々を想定しており、実務経験豊富な講師からインターネットや市販の書籍では手に入らないような価値のある情報や知識を得られることが、本講座の最大のアピールポイントとなっております。
講座の具体的内容について
本講座のアジェンダですが、以下の内容となっております。
1.機械学習入門
2.ソフトマックス回帰モデル
3.ニューラルネットワーク
4.ニューラルネットワークを用いた画像認識演習(ハンズオン)
5.畳み込みニューラルネットワーク
6.畳み込みニューラルネットワークを用いた画像認識演習(ハンズオン)
機械学習の概論から始まり、ニューラルネットワークの一種で最も基礎的なソフトマックス回帰モデルでイメージを掴んでいただき、
ニューラルネットワーク、畳み込みニューラルネットワークへと内容は発展していきます。
ディープラーニングは先端技術であり少し高度な内容も扱いますが、
座学だけでなく実際に手を動かす実践的な演習も確保しているため、
とても理解しやすかったという声を頂戴しております。
また、講師は最新技術論文などを読んで技術的なバックグラウンドも含めてカバーしているため、
実務レベルの高度な質問についても納得のいく応答ができるのはもちろん、
説明についても、初学者でも理解できるようわかりやすい事例を用いるなど、伝え方にも工夫を凝らしています。
受講者からの感想
• 内容が表面的でなく、講師が実務や数学的な知識をバックボーンに講義を行ってくれたので理解が深まった(40代男性)
• 分かりやすく、とても楽しく講義をしていただいた。また技術についての理解も深いので、予備知識をとても多く話していただいた(20代男性)
• 受講前はCNNの畳み込みのフィルターをどのように設定すればよいか等曖昧であったが、それについても説明していただけてよかった(30代男性)
• とても質問しやすい雰囲気であり、また質問に即座に回答いただけたため満足です(20代男性)
• 講義内容の説明だけでなく最新の機械学習の情勢を踏まえたコメントや、実体験をもとにした話が多く、テキスト内容以上のものが得られた。(20代男性)
1.5日という短期間で行う講座ではありますが、
機械学習やディープラーニングを実務で使いたいという方達にご満足いただける、充実の内容となっております。
弊社の研修を実務への足掛かりにしていただければ、我々としても大変うれしく思います。
なお、次回以降の開講スケジュールについては、こちらからご確認ください。
https://school.brainpad.co.jp/schedule
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いかがでしたでしょうか。
当社がご提供する講座の特徴は、 データ分析をビジネスで実践する力を養えることです。
そのため、講座構成はカリキュラム全体の過半数がグループ演習となっています。
Kaggleや一般のデータ解析コンペティションでは味わえないブレイクスルーを体験できること間違いなしてです。
普段、データ分析の学習をしていて、何となく達成感やビジネスとの繋がりが体験できずにつかめずに悶々としている方、ぜひ当社の研修プログラムをご利用ください。
それではまた。
新講座「これからはじめるデータサイエンス入門」開催レポート
こんにちは!ブレインパッドの井上です。
夏の暑さもだいぶ落ち着き、徐々に過ごしやすくなってきた今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、8月29日(木)に開催しましたブレインパッドの新講座、
「これからはじめるデータサイエンス入門」の開催レポートをご紹介いたします。
「これからはじめるデータサイエンス入門」とは?
この講座は、かねてより皆様にお寄せいただいていた
「もっと初学者向けの講座もあると嬉しい!」というご要望にお答えする形でリリースされた講座で、
プログラミング言語に抵抗がある方にも気軽にご受講いただけるよう、
エクセルを使いながら分析の基礎を学べる研修となっています。
もちろん、弊社研修の特徴であるプロジェクト型の総合演習にも力を入れており、
座学で学んだ『基礎』を現場さながらの環境で試しながらステップアップできる、充実の内容となっています。
講座の具体的な内容について
この講座は午前の座学と午後の演習にわかれており、
座学ではまず『データサイエンス概論』として、
データサイエンスの歴史や最新の活用法について具体例を交えながら紹介したほか、
実際に分析プロジェクトを進める際の手順や、気をつけるべきポイントを解説しました。
また、『集計・可視化からはじめるデータ分析』と題して、
データ分析の初歩であるデータの内容を可視化する方法のほか、
2つの変数の組合せによる情報抽出についても解説しました。
ここでは、受講者の皆様も手元のPCでエクセルを操作しながら実際にグラフを作成し、
午後の演習に備えたハンズオン形式で講義が進みます。
お昼休憩をはさんだ午後はいよいよ演習が始まり、
「レシートデータに基づくコンビニ売上向上施策の提案」をテーマに
四人一組のグループでレシートデータを分析し、最後の発表に向けて資料を作成していきます。
各グループとも最初に定めた分析設計に従い、分析の担当を割り振りながら、
実際のプロジェクトさながらの環境の中、短時間で手際よく作業を進めます。
皆様、休憩の時間を惜しむほどの集中度で分析に取り組んでいただいたおかげで
どのグループのプレゼンも、短時間で仕上げていただいたとは思えないほどのクオリティーでした。
特に印象に残ったのは、商品名の項目に記録された
「割引」というデータに気付いたグループのプレゼンでした。
このグループは「割引」データの発見を元に、
割引を多く利用している顧客層をターゲットにしたクーポンの配信を提案をしていました。
本講座では、分析の初歩として『データの中身を確認すること』の重要性をお伝えしたのですが、
まさにその重要性を裏付けるプレゼンとなり、スタッフとしてとても嬉しくなりました。
座学で使用する「きれいなデータ」とは違った、
実データを用いた分析ゆえの難しさがあったと思いますが、
データの中身を確認することの大切さや対処法など、
実践形式ならではの学びが多かったのではないでしょうか。
受講者からの感想
・生データを活用でき、特徴をつかむ練習として勉強になりました。
・最後のまとめでもおっしゃられていた通り、座学中ではできそうだと思っていたことでも、
実際に手を動かしてみると難しいことを痛感できた。
うまくいかなかったことに対するコメントなども丁寧で、今後につなげやすいと感じた。
1日という短時間で行う初学者向けの講座ではありますが、
受講者の皆様が今回学んだ「分析の基礎」を実務で活かしていただくことはもちろん、
さらに高度な分析への足掛かりにしていただければ、我々としても大変うれしく思います。
ちなみに次回の「これからはじめるデータサイエンス入門」講座の開催は11月27日(水)になります。
社内のデータ分析にこれから本格的に取り組みたいとお考えの皆様のご受講を、
弊社スタッフ一同、心よりお待ちしております。
では、また!
東京大学エクステンションの無料セミナーに講師の奥園が登壇します
初学者向け新講座「これからはじめるデータサイエンス入門」開設のご案内
2019年6月開講講座の開催レポート
みなさん、こんにちは!
ブレインパッドの土屋です。
2019年も半分終わってしまい、いよいよ後半戦がスタートしました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
ブレインパッドの公開講座も順調に多くのお客様にデータをビジネス活用するための基礎知識や独自ノウハウのご紹介、そして実践型の演習体験をご提供させていただいております。
そんな本日は、先日4種類全ての開催を終えた、2019年06月度の公開講座の開催レポートをご紹介します。
弊社の公開講座はその価格帯が12万円~22万円のレンジで、ウェブページ上の概要説明やカリキュラム紹介だけでは、受講を判断いただくのが難しいかもしれません。
本当にその価格帯に沿う研修カリキュラムなのかという疑問や不安にお応えするために、ある受講者の声を紹介します。
弊社の研修の特徴は、座学だけでなく実践型の演習までご体験いただくことで、実業務に戻った際に即効性をもたらす学びをご提供していることです。
その効果は、先日公開させていただきました「受講生の声」のオリックス株式会社様のデータサイエンティスト職の方にも実感として体験談をご共有いただいております。
それでは、開催レポートをご紹介します。
このレポートでは、講座の受講をご検討の方に向けて、どのような方が受講されているのか?、
どのような目的をお持ちで受講されたのか?、そして演習を通じて講座でどのような気づきを得たのか?をお伝えしたいと思います。
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1.「SQLによる集計・分析」講座
開催日程:2019年06月13日~14日
大量データを扱う上で、必要となるデータベースを思い通りに操作、活用する技術を学びます。また、データ分析業務の標準プロセスに沿って 大量データを加工・集計し、ビジネス改善に繋げるスキルを学ぶ講座です。
講座の受講メリットや学習目標などの詳細は、『「SQLを用いた集計・分析」講座のプログラム概要など』からご確認ください。
【受講者の業務内容】
・戦略・事業推進職
・企画・アナリスト職
・バックオフィス職
【ご受講目的】
・デジタルマーケティングやCRM活用のためのデータ分析スキルを習得すること
・すでにデータ分析業務に携わっているが、全体的に業務精度を向上すること
・分析プロセスにおけるデータ抽出方法を、現場を想定したステップで理解すること
【実践演習を通じて得られた気づき】
・データ特性を単に表現することが分析のゴールと思っていたが、データからビジネスの課題を見つけ出し、施策へとつなげることこそがデータ活用のゴールであることを理解できました。 実務に戻ったら、分析目的を意識します。正しい視野の広げ方を学びました。
・プロジェクトの工程を細分化(データ特性の把握や分析結果からの仮説検証、施策提案)し、役割分担しました。一つのプロジェクトとして、各工程でどこまでの成果やメッセージを出せばよいのか、 そして実際に手を動かすことでどの工程で手戻りが多いのかなど、非常にリアルな体験をしました。
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2.「Rによる統計解析」講座
開催日程:2019年06月17日~19日
R言語を用いて、統計学の基本的な考え方と確率モデルについて学びます。
また集大成として実践的な総合演習により、結果を統計的に正しく理解し、意思決定に向けた提案実施をご体験いただく講座です。
講座の受講メリットや学習目標などの詳細は、『「Rによる統計解析」講座のプログラム概要など』からご確認ください。
【受講者の業務内容】
・エンジニア職(SE、開発)
・戦略・企画職
・営業職
【ご受講目的】
・統計解析/データ分析プロセスの基礎を理解すること
・データサイエンスに関する今後のスキルアップのイメージをつかむこと
・どのような社内データを変数として分析すればよいのかの知見を得ること
・自社の売り上げを最大化するための分析企画の知見を得ること
【実践演習を通じて得られた気づき】
・演習課題のデータの理解に想像以上に時間がかかってしまいました。 分析設計を立てる重要性を頭では理解できていたが、実際作業してみると意識できなくなることを痛感しました。実務ではプロジェクトの全体像を捉えて、リソース配分していきたいと思います。
・私のグループでは演習課題データの「地域差を分析する」という方針で進めました。最終発表会で同じ方針で進めたチームがありましたが、「どういう差があるか?」という仮説の置き方が異なっていたため、分析に用いる指標(例えば実量(ボリューム)なのか、比率なのか)が違いました。分析方法の幅の広さを実感したとともに、説得力のある分析プロジェクトを極めていきたいと思いました。
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3.「機械学習による問題解決実践」講座
開催日程:2019年06月20日~21日
ビジネス課題の解決に機械学習をどう用いてアプローチしていくかを、講義とケーススタディを通じて学びます。機械学習を扱う上で重要となる知識の習得と演習を通じて、活用シーンや方法を習得する講座です。
講座の受講メリットや学習目標などの詳細は、『「機械学習による問題解決実践」講座のプログラム概要など』からご確認ください。
【受講者の業務内容】
・エンジニア職(SE、NE、研究開発)
・マネージャー職
・企画・アナリスト職
【ご受講目的】
・機械学習の体系的な理解をすること
・機械学習を用いることでどのようなビジネス課題を解決できるのか体験すること
・実際の分析業務で活かすために、機械学習プロジェクトを一通り回してみること
・自社の研究開発への取り入れ方を検討するための知識を得ること
【実践演習を通じて得られた気づき】
・演習で作ったモデルは、実際の業務で使うとメンテナンスが日々必要となると、講師から指摘を受けたことが大きな気づきでした。単に予測精度の高いモデルをつくれば良いのではなく、実務でモデルを使っていくことで初めてビジネスに貢献できることを意識できました。ビジネス活用を目的に、機械学習プロジェクトの全体を体験できた経験は大きいです。
・予測モデルの設計や実装については思い描いていた通りの出来になりましたが、偽陽性率が高く、実用化するのは難しいものになってしまいました。モデルの予測精度だけではなく実用性についても考えることができたので、実務に活かしていきたいです。
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4.「Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門」講座
開催日程:2019年06月25~26日
「そもそも人工知能とは何か?」というテーマに始まり、ニューラルネットワークの歴史、ディープラーニングの大きな流れを作った画像解析の分野(画像解析や時系列データの解析を例に自然言語処理や音声認識等)などに触れて、実際に操作をしながら体験し、広くビジネス現場でディープラーニングを活用するためのヒントをご紹介する講座です。
講座の受講メリットや学習目標などの詳細は、『「Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門」講座のプログラム概要など』からご確認ください。
【受講者の業務内容】
・エンジニア職(SE、NE、研究開発)
・データサイエンティスト
【ご受講目的】
・ビジネスへのAI適用を会社として検討するための知識を得ること
・分析対象のデータを与えられたときに、AIをどう活用するのか、そしてどういう結果を得られるのか、その過程を理解すること
【実践演習を通じて得られた気づき】
・独学を始めたばかりのディープラーニングですが、体系的な理解を求めて受講しました。加えてPythonもまだ初心者レベルで講座についていけるのか不安でしたが、単元ごとに講義と演習がセットになった進め方だったので問題なく理解することができました。ディープラーニングに対する理解が難しいという漠然としたイメージを払拭することができました。学習ペースにいいリズムがつきました。
・顧客にディープラーニングを活用したツールやその仕組みを説明する仕事をしています。講座では受講者が積極的に質問をしていて、その質問内容からは「顧客が疑問に思うこと」への気付きがあり、講師による回答からは「こういう理論的な説明をすると理解しやすいということ」を学びました。
以上、2019年06月度公開講座の開催レポートとなります。
いかがでしたでしょうか?皆さまのご参考になりましたら幸いです。
それでは、最後に直近の開講カレンダーをご案内します。
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直近開催のブレインパッド講座「データサイエンティスト入門」のご案内
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・2019年09月09日(月)~10日(火) 『SQLによる集計・分析』
・2019年09月11日(水)~13日(金) 『Rによる統計・解析』
・2019年10月17日(木)~18日(金) 『機械学習による問題解決実践』
※本講座の9月開催分は、満席となりました。
・2019年10月03日(木)~04日(金) 『Pythonではじめるディープラーニング入門実践:画像解析入門』
では、また!
土曜日開催コースのご案内
当社が総務省より企画業務を受託した「社会人のためのデータサイエンス演習」が再開講中
出展レポート|5月31日開催の人工知能サミット
こんにちは、ブレインパッドの井上です。
2019年5月31日(金)、ホテル雅叙園東京で行われました『人工知能サミット2019 ~新時代を迎えたAI経営の展望と課題~』に参加してきました!
人工知能サミットとは、企業におけるAI活用の最前線で活躍されている方々が、AI活用の成功事例やノウハウ等について様々な講演を行うイベントで、ブレインパッドからも登壇しました。また、私たちデータ活用人材育成サービス部もブースを出展いたしましたので、今回はその様子をご紹介したいと思います。
ブレインパッドによるセッション講演
ブレインパッドからは、AIビジネス本部の関口本部長が『本当にその進め方でよい??AI/データ活用のボトルネックと処方箋』と題し、データ分析のボトルネックとなる「技術的なアプローチ以前」のポイントを、データ収集における苦労話等を交えながらご紹介しました。
豊富な実務経験をもとにした臨場感あふれる講演に、大勢のお客さまが興味深く聞き入っておられました。
データ活用人材育成サービス部によるブース出展
私たちデータ活用人材育成サービス部が出展したブースにも、多くのお客様にお越しいただきました。
皆さま熱心に情報収集されており、興味や関心がデータ分析だけではなく、AI人材の育成や分析の内製化にも向けられていることを改めて実感しました。やはり皆さま共通して以下のような課題を抱えているようです
・データを分析できる人材を育成したい
・AIを活用したビジネスを企画できるようになりたい
・データに関するリテラシーを全社レベルで底上げしたい
・分析組織を立ち上げたが、うまく成果があがらない
ブレインパッドのデータ活用人材育成サービスでは、こうした課題に効果的な研修をご用意しています。例えば『AIビジネスプランナー養成講座』では、AIを活用したビジネス企画の勘所を、ワークショップ形式で効率よく学んでいただくことができますし、『データサイエンス基礎講座』は、データに基づくビジネス課題の解決に向けた社内の意識合わせや啓蒙にご活用いただけます。
その他、かねてよりご好評をいただいている『データサイエンティスト育成講座』や『分析組織立ち上げ支援』も積極的に行っております。研修内容のカスタマイズやeラーニング、確認テストの作成など、お客様の状況に合わせたカリキュラム構築も柔軟に対応しておりますので、ご興味がある方は、お気軽にお声がけください。
▼お問い合わせフォーム
https://go.brainpad.co.jp/contact/school
「SQLによる集計・分析」「Rによる統計解析」「機械学習による問題解決実践」の受講生インタビューを掲載
一挙公開!6月講座の注目ポイント
みなさん、こんにちは!
ブレインパッドの教育講座事務局です。
街の緑が日増しに濃くなる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、いよいよ来月に迫ったデータサイエンティスト入門研修の最新の改訂ポイントについてご紹介します。
2013年の開講より多くの皆様にご受講いただいている本研修は、変化の速い業界の時流に合わせ、常にアップデートを繰り返しています。
最近ではSQL講座や機械学習講座のカリキュラムを刷新し、6月度の公開講座では新たに2講座で内容をパワーアップします。
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『Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門』
~さらに解りやすい学習プログラムへ!~
https://school.brainpad.co.jp/
・開講から丸1年でいただいたフィードバックを参考に、内容を徹底的にブラッシュアップしました!
これまで以上にわかりやすい講義内容はもちろんのこと、TensorFlow2.0、
Tensor Board の便利な使い方や実務で役立つ活用例まで丁寧に解説します。
一層効果的に学べる本研修で、
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『Rによる統計解析』
~ 「使える付録」が充実! ~
https://school.brainpad.co.jp/
・
今回、そうした関数の解説を「使える付録」として追加しデータ分析の現場で思う存分活用いただけるよう【増補版】
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ブレインパッドは、
下記URLの詳細をご覧のうえ、
https://school.brainpad.co.jp/
なお、教育講座事務局は、5月31日(金)
当日は、この春リリースした新講座の説明や、
この機会に弊社サービスについて直接説明を受けてみませんか。
イベントにお越しいただく予定がある方は、
https://school.brainpad.co.jp/
皆様のご受講・ご来場を、心よりお待ち申し上げております。
サービス概要をご紹介するダウンロード資料のご用意もあります。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております!
では、また!
日経xTech「人工知能サミット2019」に出展します
「【公開講座】データサイエンティスト入門研修」の総受講者が1,000名を突破!
ビジネスにおいて成果に繋がるデータの活用計画を立てよう! |2019年6月開講講座のご案内
みなさん、こんにちは!
ブレインパッドの土屋です。
いよいよゴールデンウイークが間近となってきました。
皆さまはどのようなイベントを計画されていますでしょうか?
10連休は、きっとあっという間に過ぎてしまうでしょうから、遊びつくすための計画は大切ですね。
さて本日は「計画」という観点から、ビジネスにおいて成果に繋がる計画の立て方についてお話していていきます。
当社の専門領域である「データ活用」でいうと、まずはじめに考えるのは、何が決まっていると「データを活用してビジネスで成果が創出できるのか」ということです。
よって、はじめに、なぜデータをビジネスに活用したいのか?を具体的に考えます。
データ分析結果からビジネスにとって有益な知見を導出し、企業内のビジネス課題の解決のための一手段として「データ」を活用するという視点があるからです。
では、データを活用するために何が必要なのかを次に考えます。
私たちは、効果的なデータ活用を実現するには少なくとも3つの機能が求められると考えます。
1.「データを分析する」機能
2.「有益な知見を導き出す」機能
3.「課題解決に役立てる」機能
ここで重要なのは、「人材」に求められる機能と「組織(機能/役割)」に求められる機能があることです。
この2つの機能には何が求められているのかを理解し、それぞれのミッション・目的を明確化することが必要であると考えます。
また、考える際には2つの機能を別々に考えるのではなく、関連性についても意識してください。
別々に考えて進めてしまうと、以下のような事象を招いてしまう可能性があります。
強力な人材を集めても、その人材のミッション(組織目標)が正しくセットされていなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
一方、データを活用するための組織を設立したとしても、知見のない人材がメンバリングされてしまうと、データ分析の知識がないため、作業が進まず結果を出すことはできません。つまりはデータ活用が進まない原因になってしまいます。(※原因について詳しく知りたい方は『データ活用により効果を得るために必要なこと』をご覧ください)
そこで、「データを活用してビジネスで成果を創出すること」を実現するために、人材と組織をバランス良く育てていくための計画を立てることをお勧めします。計画が上手く進めば前述した効果的なデータ活用につながります。その解決策として、人材に求められる機能について詳しく知りたい方は『データ活用を促進させる解決策【人材編】』を、組織に求められる機能については『データ活用を促進させる解決策【組織編】』をご覧ください。
私たちブレインパッドのデータ活用人材育成サービスは、40社・20,100名超のデータ活用育成をご支援してきた実績とノウハウがあります。
皆様の「データを活用してビジネスで成果を創出すること」の計画から実現に至る、全てのステップにおいて私たちはご支援することができます。
是非、お気軽にお声がけいただけますと幸いです。
サービス概要をご紹介するダウンロード資料のご用意もあります。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております!
では、また!
2019年3月開講講座の受講者アンケート結果
みなさん、こんにちは!
ブレインパッドの土屋です。
みなさんはお花見に行かれましたでしょうか?
私は、買いたての一眼レフを持って朝・昼・夜と、それぞれのお花見を楽しみました。
毎年、定番のお花見コースがありましたが、綺麗な写真を撮るためのベストな構図を求め、今年は新しいお花見スポットに挑戦してきました。
みなさんは、この時期、どんなお花見を楽しまれるのでしょうか。
そんな中、4月の年度始めを控えて、新しい環境や新しい職務、新しいスキルアップへの挑戦を決めている方が多いのではないでしょうか。
私たちブレインパッドのデータ活用人材育成サービスは、ビジネス現場でデータ活用したい!という方のスキルアップを、データサイエンティスト入門研修(公開講座)という形でご支援しています。
そんな公開講座の、直近開講分にご参加いただいた皆様の受講後アンケートをご紹介したいと思います。
なお、2019年03月開講講座の開催レポートは、『SQLを用いたビジネス課題の解決プロセスを体験できる講座』より是非ご一読ください。
それでは、本日は2019年03月に開催した公開講座の受講者アンケートの結果をご紹介します。
ーー<INDEX>ーーー
ーーーーーーーーーー
1.「〇〇がしたい!」~受講の目的~
まず初めに今回の受講者の受講目的をご紹介します。
・「実務では扱うデータ量が多く、SQLでのデータ操作が必須になると考えているため。大量データを分析する際にSQLを使う上での勘所を知りたい」
・「分析レベルの向上と分析から提案までできるようになりたい」
・「ビッグデータの分析環境の構築方法およびそのデータ分析方法を学びたい」
・「Excelでの分析に限界があり、Rでの分析手法を習得したい」
・「機械学習プロジェクトの運営における留意点、クライアントとどのような点を握っておく必要があり、どのように制約について説明すればいいのかなどの示唆を得たい」
【Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門】
・「画像解析分野における、Tensorflow(*1)を使用した学習モデルの作り方、コツ、パラメータの意味、調整方法などをゼロから知りたい」
(*1)Googleが開発しオープンソースで公開している、機械学習に用いるためのソフトウェアライブラリ
2.講座内容に関する満足度
弊社の公開講座は、ビジネスの現場で活かすことができる実践力を身に付けられることが強みの一つです。
分析手段として欠かすことのできないプログラミングの基礎や分析プロセスの一連の流れを学び、実際に手を動かしグループディスカッションをしながら進める実践演習を行うという講座構成は、88%の受講者に満足いただくことができました。
寄せられたコメント:
・「SQLの基本から、改善提案までの一連の作業を、1.5日間でできたことは、密度が高くとてもよい経験になりました。」
・「実践的な課題を独力で進めながら体験できたのが、非常に参考となりました」
・「分析の説明の仕方を学べてよかったです。デシル分析やアソシエーション分析をSQLで実施できることを知りませんでした」
・「webと教科書では良く分からないことが理解できました。とくに%>%(*2)の便利さとスクリプトの見易さです。プログラミングの時間が半分くらいになりそうです」
・「大変勉強になりました。ビジネスモデルを検討する上でとても参考になりました」
(*2)R言語である関数の処理結果を次の関数の処理に引数として繋げる役割をする演算子
【Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門】
・「説明が分かりやすかったです。質問時間を十分にとって他のの人の質問も共有できたので良かったです」
・「アプリ開発者としての目線で受講しました。基礎知識をじっくり学習したおかげで、何をプログラムしなければならないのかのポイントを知ることができました。」
3.講師に関する満足度
弊社講座を担当する講師は、データサイエンティストとして、データ分析の現場で実務の経験を持っていることが特徴です。
特にグループ演習中に、分析作業が行き詰ってしまったとき、講師のちょっとしたアドバイスをもらったことで、急に目の前が開けたような経験をした、というのは参加者から頻繁にいただく感想の1つです。
また、最終発表では、更に説得力を増すデータの使い方/表現方法や、一歩踏み込んだ分析ロジックの展開をするためのヒントなどを講師がご紹介します。3月の講座では、95%の受講者に満足いただくことができました。
寄せられたコメント:
・「説明も丁寧で、明確に説明していただけたので、初心者にとてもやさしかったです」
・「知識も豊富で勉強になりました」
・「質問に時間を割いて熱心に回答いただけました。他に関連する知識なども教えていただけました」
・「TA(ティーチングアシスタント)が多く、日々の業務における苦労点やノウハウなどを多く聞かせていただくことができました」
【Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門】
・「講師の方のスキルの高さに圧倒され、テキストの内容とは全く関係のないエピソードも非常に興味深い内容で為になりました」
※講師陣のプロフィールなどの詳細を知りたい方は『データサイエンティストとして実務経験豊富なブレインパッドの講師陣』をご覧ください。
4.講座の難易度と、講座の難易度に対する満足度
公開講座を運営する中で、最も頭を悩ませていることの1つが難易度の設定です。
弊社の講座は、限られた時間内で最大限の学習効果に高めることを最重要目標として、難易度を設定しています。
難しい内容は、テキストの解説をさらに噛み砕いて丁寧にしたり、理解促進のための演習問題を実際に解いていただきます。
全ての受講者に満足いただけるような講座をご提供するために、講師やTA(ティーチングアシスタント)による個別フォローにも工夫を凝らしています。
寄せられたコメント:
・「SQLについても学べたし、周りの研修生の考えについても理解することができた」
・「広範囲にわかりやすく受講できました」
・「講義難易度としては非常に満足のいく内容でした」
【Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門】
・「難易度の高い研修でしたが、それら内容のほとんどを持ち帰ることができました」
・「実際に精度を上げる課題に対して取り組むための知識は十分得られました」
・「確かに難しかったのですが、ディープラーニングというのがどういったアーキテクチャなのかを基礎から学ぶことができ、有意義で
した」
5.講座全体の満足度
弊社の講座は、プログラミング基礎とデータ分析プロセスやテクニック、そしてノウハウを伝授することをゴールとしていません。
受講者の皆様が、勤務先に戻ってデータ分析業務を行う際に研修内容をもとにした分析プロセスを実践することで、より高度なビジネスをご展開していただけるようになることをゴールと考えています。
様々な業界・業種のクライアント企業様のデータ活用を支援させていただいているブレインパッドの経験値を最大限に活用して、ビジネスにおけるデータ分析・活用の本質を受講者に吸収していただけるような講座のご提供を心がけております。
寄せられたコメント:
・「他所では本を読んだり研修を受けたりまとまっていない情報を、重要なところを絞ってうまくテキストにまとめられており素晴らしいと思います」
【Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門】
・「目標に対して自分でチャレンジするための最低限必要な知識は学べたと感じました」
・「ややこしい質問に対しても適切に答えていただいたのでかなり良かったです」
では、また!
2019年3月開講講座の開催レポート
みなさん、こんにちは!
ブレインパッドの土屋です。
4月になりましたね!
新年度を迎え、気持ち新たにビジネス目標を掲げている方が多いのではないでしょうか。
そこで、2019年3月の講座開催レポートは、これからデータ分析をはじめていきたいという方から、特にご好評だった「SQLによる集計・分析」講座についてご紹介します。
みなさん、こんなことでお困りではありませんか。
・大量データを扱うことになったが、ExcelやAccessだと処理的に間に合わない
・新しい業務でSQLを使うことになたが、何から学習を始めていいのかわからない
・データ分析やデジタル領域を担当する部署のマネージャーに抜擢されたが、データ分析のイロハがわからない
また、当講座はこれまで分析をある程度実務に取り入れられている方にも、以下の点にご好評いただいております。
1.実際のビジネス課題を想定したプロジェクトベースの演習を用意していること
2.SQLを用いたビジネス課題の解決プロセスを体験できること
3.研修講師が現役のデータサイエンティストであり、ビジネス現場で実際に経験したエピソードも聞けること
つまり、「SQLによる集計・分析」講座では、大量データを扱う上で、必要となるデータベースを思い通りに操作・活用する技術だけではなく、データ分析業務の標準プロセスに沿って大量データを加工・集計し、ビジネス改善に繋げるポイントも学ぶことができます。
分析設計のフレームワークのご紹介も含まれますので、データ分析の全体像を掴みたい初心者の方には大変お勧めな講座です。
それでは、2019年3月7日(木)~3月8日(金)に開催しました「SQLによる集計・分析」講座の開催レポートをお届けします。
ーー<INDEX>ーーー
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1.どんな方が参加されているのか?
データ分析とビジネス活用は業界・職種を問わず発揮できるスキルでありますので、参加者の顔ぶれも多岐に渡ります。
製造業、流通・小売業、IT・通信業といった業種や、 マーケティング、経営企画、情シス、SE等、所属部署も様々です。
また、今回は中国地方や四国から参加いただた方もおり、毎回全国規模の集客となっております。
2.どのような講座内容なのか?
詳しくは、当社Webサイトにてご説明しておりますので、ここでは、クラス形態からその特徴をご紹介します。

当社がご提供する講座の特徴は、 データ分析をビジネスで実践する力を養えることです。
そのため、講座構成は全体でみるとグループ演習の時間配分が過半数を占めます。
3.グループ演習に対する講師陣からのコメント
講座全体の50%をかけて行うグループ演習のゴールは、パワーポイントファイルを作成してプレゼンテーションを行うことです。
中間発表、として作業の途中に各グループの進捗を確認して、講師からアドバイスをする時間も設けてありますので、いきなり発表!ではありませんので、ご安心ください。
また、各グループで困っていること(SQLが上手にかけない、など)は、講師の他に最低2名のTA(ティーチングアシスタント)が解決のサポートをします。
さて、講師陣がグループ演習に対して行うコメントには、一歩踏み込んだ(一歩掘り下げた)分析をするための方向性やヒントが含まれるように意識しています。例えば、データ分析結果をもとに提案された施策に対しては、よりデータに基づいた施策提案をするための一例として、ターゲットを絞り込むための分析観点のヒントを具体的にコメントします。
このように、グループ演習で実際に手を動かしてみた結果に対してコメントをすることで、ビジネス施策につながるデータ分析の考え方を深めることができるのも、弊社の講座の特徴の一つとなります。
※当講座の講師陣のプロフィールを知りたい方は『現役データサイエンティストとして活躍するブレインパッドの講師陣』をご覧ください。
4.直近開催のブレインパッド講座「データサイエンティスト入門」のご案内
・ 2019年06月13日(木)~14日(金) 『SQLによる集計・分析』
・ 2019年06月17日(月)~19日(水) 『Rによる統計・解析』
・ 2019年06月20日(木)~21日(金) 『機械学習による問題解決実践』
・ 2019年06月25日(火)~26日(水) 『Pythonではじめるディープラーニング入門実践:画像解析入門』
では、また!
2019年2月開講講座の受講者アンケート結果
みなさん、こんにちは!
ブレインパッドの土屋です。
日頃、ブレインパッドの公開講座のご紹介をしている際に、 「どのような方が主に受講しているのですか?」、「(ご自身が)講座の内容についていけるのか心配です」という、 受講生や講座の中身に関するご質問をいただくことがあります。
加えて、データ分析やAI・機械学習プログラミングに関する講座は、いずれも決して気軽に申込ができる価格感とは言い難いかもしれません。
そこで、お客様が自分のニーズに合った講座を安心して選べるように、講座選びのための充実した情報をできるだけ多く、そしてタイムリーな情報をご提供できるように、受講者の視点に立った情報発信に力を入れております。
※その前に、今回のアンケート結果の基となった"2019年03月開講講座の開催レポート"の詳細を知りたい方は、『データサイエンティスト入門研修(4講座)の魅力をまとめてレポートしました!』より是非ご一読ください。
それでは、本日は2019年02月に開催した公開講座の受講者アンケートの結果をご紹介します。
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1.講座内容に関する満足度
弊社の公開講座は、ビジネスの現場で活かすことができる実践力を身に付けられることが強みの一つです。
分析手段として欠かすことのできないプログラミングの基礎や分析プロセスの一連の流れを学び、実際に手を動かしグループディスカッションをしながら進める実践演習を行うという講座構成は、89%の受講者に満足いただくことができました。
寄せられたコメント:
・「実データを使用してグループワークをすることで、チームの皆さんの知見などを学べて良かったです」
・「今後の業務に活かせると感じました」
・「実践的な演習課題がとても良かったです」
・「広範囲での知識を得たました。簡単ではあるが分析~提案までの体験ができました」
・「単なる技術だけでなく、ビジネス観点で分析、提案を行う実習があったり、より実務で使うことをイメージしやすい内容が良かったです」
【Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門】
・「ディープラーニングに関する基礎知識からどのように実現(プログラミングの知識など)していくかを十分に理解することができました」
・「本で独学した際に不明な点が多く解消できました」
2.講師に関する満足度
弊社講座を担当する講師は、データサイエンティストとして、実務でデータ分析を経験していることが特徴です。
特にグループワークにおける中間発表で、分析設計の細かい、ちょっとした盲点へのコメントやアドバイスは、実践演習ならではの醍醐味です。
また、最終発表では、更に説得力を増すデータの使い方/表現方法や、一歩踏み込んだ分析ロジックの展開をするためのヒントなどを講師がご紹介します。
2月の講座では、97%の受講者に満足いただくことができました。
寄せられたコメント:
・「受講者のレベルに合わせた進行と、データサイエンティストの現場状況を踏まえた補足がよかったです」
・「座学の内容、質問への回答ともに分かりやすかったです」
・「重要ポイントが分かりやすかったです」
【Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門】
・「こちらの業務で抱えていた疑問に対してわかりやすく回答してくれました」
・「質問にもただ回答するだけではなく、+αの部分も加えて回答をしていただけた」
※講師陣のプロフィールなどの詳細を知りたい方は『データサイエンティストとして実務経験豊富なブレインパッドの講師陣』をご覧ください。
3.講座の難易度と、講座の難易度に対する満足度
公開講座を運営する中で、最も頭を悩ませていることの1つが難易度の設定です。
弊社の講座は、限られた時間内で最大限の学習効果に高めることを最重要目標として、難易度を設定しています。
難しい内容は、テキストの解説を手厚くしたり、理解促進のための演習問題を実際に解いていただきます。
全ての受講者に満足いただけるような講座をご提供するために、講師やTA(ティーチングアシスタント)による個別フォローにも工夫を凝らしています。
寄せられたコメント:
4.講座全体の満足度
弊社の講座は、プログラミング基礎とデータ分析プロセスやテクニック、そしてノウハウを伝授することをゴール!としていません。
受講者の皆様が、勤務先に戻ってデータ分析業務を行う際に研修内容をもとにした分析プロセスを実践することで、より高度なビジネスをご展開していただけるようになることをゴールと考えています。
様々な業界・業種のクライアント企業様のデータ活用を支援させていただいているブレインパッドの経験値を最大限に活用して、ビジネスにおけるデータ分析・活用の本質を受講者に吸収していただけるような講座のご提供を心がけております。
寄せられたコメント:
・「SQLの初心者向けに分かりやすかったです。データ分析の理解を深めることが出来ました」
・「入門としては適切な難易度でよかったと思います」
・「全体を通して、不明点なく集計分析手法を理解できました」
・「短期間で集中的に学べ、テキストコンテンツもしっかりしている点が非常に良かったです」
・「自力学習ではなかなか前に進めないので良い機会でした。テキストが大変ありがたいです」
・「統計に興味が湧きました(上司の指示で受講したため、実は乗り気ではなかったのですが)」
【Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門】
・「WEBで調べていても全く分からなかったディープラーニングについて理解することができました」
・「ディープラーニングに関する知識をこの研修で十分に理解できたと感じます」
受講者のアンケート結果はいかがでしたでしょうか?
年5回開催している公開講座には、毎回多くのお客様にご受講いただいています。
こうした盛況に、分析スキルの習得が多くの企業に共通した課題であること実感しておりますが、私たちが常々意識しているのは「分析スキルを身につけるだけでは不十分である」という事実です。
というのも、データ分析から導き出したインサイトをビジネスに還元する力があってはじめて、分析スキルが役に立つからです。
ブレインパッドでは、実際のビジネスシーンを想定した演習を取り入れるなど、単なる分析スキルの習得に終わらないカリキュラムを作成し、総合的なスキルアップを狙った研修を提供しています。
それでは、最後に2019年02月を受講いただいた方の「受講の目的」をご紹介します。
5.「〇〇がしたい!」~受講の目的~
寄せられたコメント:
・「いつも外部にデータ集計や分析を依頼していますが、自分でできるようになりたい」
・「すでにSQLを使ったデータ抽出と加工(可視化まで)を業務で行っていますが、データ分析と表現の幅を広げたい」
・「データ分析の基礎知識について理解を深めることで、今後の事業実施にあたり、実際の分析および各種管理業務に役立てたい」
・「サービス企画、マーケティングの側面でより有効な施策に導けるよう最低限の能力を身に付けたい」
・「自らが携わる業務に利用できる具体的な分析手法を見つけたい」
・「機械学習プロジェクトの典型的な流れ、プロジェクトマネジメント、チーム編成、等に興味があり、実務の流れを一通り体験したい」
・「今まで独学で分析・機械学習を使用してきたため、系統立てて学んでスキルアップを図りたい」
【Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門】
・「今後、画像処理にて避けて通れないと思われるディープラーニングについての基礎と学習の方向を知りたい」
・「本を読んだだけではディープラーニングの理解に限界があるため」
・「ディープラーニングに触れてみたい」
では、また!
2019年2月開講講座の開催レポート
みなさん、こんにちは!
ブレインパッドの土屋です。
今年も公開講座の開催情報をレポートしていきたいと思います。
それでは、2019年2月期の講座開催レポートをお届けします!
ーー<INDEX>ーーー
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1.「SQLによる集計・分析」講座
開催日程:2019年02月14日(木)~15日(金)
今回は、これから本格的にデータ分析を始める方に多くご参加いただきました。
そのため、「【データ分析プロジェクトの標準フロー】をグループ演習を通じて体感できたことが
強く印象に残りました」、という感想を多くいただきました。
当講座のグループ演習では、以下の一連のプロセスを踏襲することによって、
分析プロジェクトの基本的な流れを体感いただきました。
(1)限られた時間や役割分担
(2)分析結果の共有
(3)グループ全員での結果の解釈
(4)ビジネス施策への落とし込み
(5)発表に向けたプレゼンテーション資料の合同作成
なお、当講座のグループ演習のお題は、
「新規事業の担当者として、現状分析に基づく改善提案を提出」です!
では、実際に講座を受講いただいた方のご感想を紹介します。
模擬演習とはいえ、大量のデータにはじめは圧倒されて戸惑いましたが、標準プロセスに沿って進めることで時間内に目標とするレベルまで到達することができました。
「木を見て森を見ず」じゃないですが、ビジネス課題をどのように捉えて、どのように要素分解していくことの重要性を身をもって体験できました。
分析のために、必要なデータを想定しSQLを駆使してデータ抽出することができました。
しかし、当初に想定していた仮説とは方向性が異なる分析結果が得られるなど、最後のとりまとめに苦労しました。
もっと統計分析の知識があれば最善の分析手法を適用できたのでは、と思います。
実際に手と頭を動かしてみて、自身に足りないスキルが統計解析や可視化の領域であることにも気づいたので、今後は統計解析のスキルも磨いていきたいと思いました。
2.「Rによる統計解析」講座
開催日程:2019年02月18日(月)~20日(水)
今回の受講者の主な受講目的は、以下のものでした。
・実務に活かせるようなナレッジを効率的に学びたい
・より有効な施策に導ける能力を身に付けたい
・データ分析においてレベルアップしたい
既に実業務でデータ分析の作業をされている方が多く、単純な集計やグラフからは把握できない
データの特徴や傾向を把握するための技術習得を受講目的とされていた方が多かったようです。
なお、当講座のグループ演習のお題は、
「新規事業の担当者として、現状分析に基づく改善提案を提出」です!
「SQLによる集計・分析」と全く同じお題ですが、SQL講座では集計で分かる範囲の現状把握
であることに対し、当講座は現状把握をした上にアソシエーション分析などを駆使した
データ間の相関関係など、SQL講座と比較すると一歩踏み込んだ分析をする違いがあります。
では、実際に講座を受講いただいた方のご感想を紹介します。
分析作業の経験はある程度持っていると自負していました。
しかし、分析しているデータは「どうやって生成されたのか?(アプリのデータであれば、 アプリ登録してかつアプリ入力されたデータということ)」を意識しなければいけない ということに気付くことができました。
いま自分達が分析しているデータがどのように生成されて、どのような性質を持っているかまで想いを巡らせることは分析業務の前提として非常に重要です。
なぜならば、その特徴を活かす分析ロジックを組んで作業を進めていかなければ、正しい施策に落とし込むことができませんし、なぜその施策に至ったのかという説得力も伴わなくなります。
これまで、分析となるとすぐに手を動かしていましたが、今後は分析担当者から少し目線を上げてデータの生成背景やどんな施策に落としたいのか、というデータ分析・活用の全体像を俯瞰してから作業に着手しようと思いました。
「分析を進める上で、分析設計のロジックがおかしくなったら、ロジックツリーに戻る!」
グループ演習の中間発表で、作業進捗を講師に報告した時にアドバイスされました。
しかし、データ分析の論理展開がおかしくなったと気付くには、それなりに作業を進めて分析結果を解釈してみなければなりません。
せっかく進めた作業が無駄になってしまい、悲しい気持ちになりました。
ロジックツリーは分析開始時点で書き起こしますが、その際に完璧さを求めて時間を費やす必要はなかったと学びました。
ロジックツリーは分析を進めながら適宜修正を加えていけば良いということです。
つまり、データドリブン進める側面とビジネスロジックを融合させてロジックツリーを作ることで、意思決定のためのストーリー展開やデータに基づく根拠づくりの重要性を、失敗を通じながら学びました。良い失敗の場でした!
3.「機械学習 による問題解決実践」講座
開催日程:2019年02月21日(木)~22日(金)
続きまして、毎回ほぼ満席のお申込みをいただく人気講座、「機械学習による問題解決実践」です。
ビッグデータの活用と同時に、さまざまなビジネス課題の解決に機械学習技術の適用が広がる昨今、
機械学習の習得はとっても注目されています。
当講座のグループ演習のお題は、
「指定の購買データを元に商品購入者の予測モデルを作成し施策提案を行う」です!
では、実際に講座を受講いただいた方のご感想を紹介します。
データハンドリングで大きくつまづきました!
なかなか機械学習が終わらなくて、焦りました。
学習させる情報量が多すぎたのが原因でした。
例えば、曜日という特徴を捉えるためにはそのまま曜日とするのではなく、平日/休日で分けるなどの工夫が必要でした。
こればっかりはやってみないと分からないな!と思いました。
演習中に、グループで迷子になりました。
データの基礎集計に時間をかけないままモデルを作ってしまい、結果の解釈ができない状態に陥りました。
そこで、分析設計を見直し、データの基礎集計に戻りました。
モデリングで使用するデータも、「動かせるデータ(例えば、「買う」「買わない」などの行動結果)」なのか、「動かせないデータ(例えば、「女性」「東京都在住」などの属性情報)」なのかを意識して再構築し、軌道修正することができました。
機械学習の知識以前に、データを正しく捉えないと前に進めないことを学びました。
予測精度を上げるために、全変数を学習(*1)させてみましたが、精度は上がりませんでした!
何を学習させるか?は人間が考えなければいけない範囲ですね。
そこで分析ロジックを踏襲し、どの情報項目を選択させるかについて、グループメンバー全員で時間をかけて議論しました。
作業中に相談できたりアディアを出し合える仲間がいて、そして結果がどう出るか分からないまま試行錯誤できる環境に感謝しています。
機械学習技術の活用の面白さを体感しました。
(注釈)
(*1)ここでは、指定された購買データの全ての情報を指します。
4.「Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門」講座
開催日程:2019年02月27日(水)~28日(木)
当講座受講者の主な受講目的は、以下のような内容でした。
・ディープラーニングに触れてみたかった
・今後、画像処理にて避けて通れないと思われるディープラーニングについての基礎と
学習の方向性を知りたい
・書籍だけではディープラーニングの理解に限界があるため
講師と受講者の距離が近い当講座では、講義の途中でも受講者からは積極的に質問が飛びます。
講義や質疑応答を通じて、書籍やネットで「知っている」知識がそれぞれつながっていく
受講者の様子が見られました。
では、実際に講座を受講いただいた方のご感想を紹介します。
グループ演習で実際に画像を学習させる操作ができたことが良かったです。
特徴量の設定で変動する学習の所要時間について、メンバーや講師と意見を交わせたことが理解を深めたと思います。
習ったばかりのCNN(畳み込みニューラルネットワーク)の手法を実践してみたり、それによって計算速度がどの程度変わるのかをみたり、体験型学習ができました。
同じようなフィルタを無意識に並べていたことが、画像学習の邪魔になっていました。
なので、モデルの見直しの際に、自力でこの原因に気付くことが出来なかった。
理論上は分かっていることも、実際に手を動かしてみると、まだまだ活用できるレベルの知識として定着していないことがわかった。
特に、精度向上に向けたパラメータ調整(ハイパーパラメータチューニング)の勘どころが必要だと、思いました。
ハイパーパラメータのチューニングにおける勘どころの身に付け方ですが、
言葉では説明できないことが多いので、インターネット上で共有されている成功事例を
ご自身でも試してみる方法(成功研究)も一つのお勧め手段ですよ!
5.今月からの新企画☆おやつタイム~♪
突然ですが、講座の演習時間中にささやかですがチョコレートと飴をご提供することにしました!
・グループ演習に、頭をフル回転して臨んでいただきたい!
・グループメンバーと沢山のコミュニケーションをとっていただきたい!
という想いを込めて、糖分補給とリラックス効果が期待できるおやつをご用意しました。
ちょうど2月はバレンタインデーということもあり、チョコレートはハート型のものをご用意しました。
初めての試みではありましたが、多くの受講者に喜んでいただくことがきました。
ちなみに、飴よりもチョコレートが人気でした。
やっぱり、疲れた頭にはチョコレートですね!
今後も、講座の研修効果をより向上させるための施策を実施していきたいと思います。
では、また!
[当社講師摂待が登壇します]データ活用人材育成セミナー2019 in 徳島
始まりました、2019年!
こんにちは!ブレインパッドの土屋です。
いよいよ2019年が始まったと思ったらすでに1月も半ばを過ぎ
新年ムードもすっかり収まったように感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、これから「ビジネスにおけるデータ活用スキル」
スタートアップに最適な研修メニューを3つご案内します。
データ分析でまず重要なのは、「今何が起こっているのか?」
この現状把握に必要なのが、データを集計・
『 SQLによる集計・分析』講座では、大量データを扱う上で、
思い通りに操作、活用する技術を学びます。
また、データ分析業務の標準プロセスに沿って大量データを加工・
ビジネス改善に繋げるスキルを学びます。
講座について詳しく知りたい方は『SQLによる集計・分析 | データサイエンティスト入門研修』をご覧ください。
開催日:
<2月開催>2019年02月14日(木)-15日(金)
<3月開催>2019年03月07日(木)-08日(金)
<6月開催>2019年06月13日(木)-14日(金)
お申し込みは、コチラ
データの集計結果から「今何が起きているのか?」
「次に何が起こるのか?」
『 Rによる統計解析』では、この「予測的分析」
確率モデルの基本的な考え方を、R言語を用いながら学びます。
また集大成として実践的な総合演習により、
意思決定に向けた提案実施をご体験いただきます。
講座について詳しく知りたい方は『Rによる統計解析 | データサイエンティスト入門研修』をご覧ください。
開催日:
<2月開催>2019年02月18日(月)-19日(水)
<3月開催>2019年03月11日(月)-13日(水)
<6月開催>2019年06月17日(月)-19日(水)
お申し込みは、コチラ
ここまでは、
最後のお勧め研修は、
データ活用の推進には、分析担当者だけではなく、
様々な層におけるリテラシーの向上が欠かせません。
データ活用の事例やコンセプト、
『データ活用セミナー』は、データドリブンなビジネス課題解決に 向けた社内の意識合わせや、
データ分析の重要性を認識するきっかけ作りにご活用いただけるセミナーです。
詳しく知りたい方は『データ活用セミナー(企業向け研修)』をご覧ください。
お問い合わせは、コチラ
いかがでしたか?
機械学習やディープラーニングを取り扱う研修メニューもございますので、 ご希望の際には是非、 プログラム紹介ページをご検討ください。
また、不明点ございましたらこちらまで、
ブレインパッドのデータ活用人材育成サービスは、
人材育成面から全力サポートいたします。
では、また!
[当社講師摂待が登壇します]データサイエンティスト育成シンポジウム(新潟)
年頭挨拶
11/22 開催レポート|エイベックス様ゲストご登壇!無料サービス説明セミナー
開催レポート|11月22日開催の無料サービス説明会セミナー
みなさん、こんにちは!
ブレインパッドの土屋です。
12月に入り、2018年もあと1ヵ月を切りましたね。
12月といえばクリスマスですね!
みなさんはもう、クリスマスの計画を立てましたでしょうか?
私はなかなか集まれない友達や、大切な家族とのお食事会やプレゼントなど、
計画を立てて予約や購入など、具体的に進めていますよ!
さて、先日の11月22日(木)に当サービスをご紹介させていただく無料セミナーを開催しました。
なんと、エイベックス様にもゲスト講演していただきました!!
セミナー講演資料の配布はしておりませんので、この場では詳細をお伝えすることはできませんが、
開催レポートとして、ご登壇内容のエッセンスをご詳細させていただきます。
それでは、セミナーのコンセプトのご説明から、3つの講演内容まで、
盛りだくさんのレポートをお届けします!
セミナーの開催日程に都合が合わなかったものの、ご興味いただいていた方に是非お伝えしたい内容です。
開催レポートの目次:
セミナーコンセプト
本セミナーは、企業内でデータ活用を推進している事業マネージャーおよび担当者、
または自社の人材育成を担う担当者向けの内容として開催しました。
企業がビジネスにデータを活用するまでには、数多くのステップを踏む必要があります。
その最初の一歩は、「データ活用によって何ができるのか」を知ることです。
つまり、ビジネスを動かす人材の意識改革からはじまります。
貴社の”データをビジネスに活用する”準備はどの程度整っていますでしょうか。
確実なステップを踏むためには、現状を把握し、ゴールの方向性を確立させ、次の一歩を踏み出しましょう。
ブレインパッドのデータ活用人材育成サービスは、クライアント企業様のデータ活用を人材育成面から実現するご支援をいたします。
なかなか進まないデータ活用推進の突破口は、企業風土の醸成、組織・役割の定義、人材のスキルセットなど企業の状況により様々です。
弊社がご支援させていただいている、エイベックス株式会社様のデータ活用事例やビジネスビジョンを実例としてご紹介しました。
データ活用組織の立ち上げ、データ活用人材育成に課題を感じている担当者様向けに、
累計2,000名・40社以上をご支援してきた実績も含めてお伝えしました。
第一部:講演「データサイエンス力を武器にするためのデータ活用人材の考え方」株式会社ブレインパッド
ブレインパッドのデータ活用人材育成サービスの事業責任者を務めます、弊社の奥園が講演しました。
20分間という大変短い講演枠ではありましたが、以下のトピックスをご説明しました。
・人材を揃えただけでは成功しません!データ分析・活用における、よく陥りがちなポイント
・企業におけるデータ活用を実現するために、今最も注目されているスキル
・サービス概要|年5回開催のオープンコースである『公開講座』
・サービス概要|各種事例のご紹介
サービスサイトでも一部ご紹介しておりますので、是非ご確認ください!
第二部:ゲスト講演「データドリブンマーケティング推進の道のり ~エイベックスでの分析組織立ち上げと直面した課題、その対策や人材育成まで~」
エイベックス株式会社
ゲスト講演いただいたのは、エイベックス株式会社 CEO直轄本部 デジタルクリエイティヴグループ ゼネラルマネージャーの山田 真一様です。
エイベックス様は、2017年4月に横断的なデータ分析、マーケティングの専門チームを立ち上げました。
その立上げ当初から、組織を作り上げられてきた山田氏による、
直面した課題とその打ち手、苦悩と成功秘話などをたっぷりとお話いただきました。
今回は、個々のトピックスを深掘りさせるのではなく、
組織立ち上げ当初から直面された課題を広くご紹介いただける、という貴重な講演となりました。
まず、簡単に山田氏のご経歴をご紹介します。
1999年にエイベックス入社。アーティストサイト等のデザイナー、DVDのオーサリングや映像制作、
プログラマー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーなど多くの職種・部門を経験し、製品やサービスの立ち上げをご担当。
2017年4月よりグループ戦略室に配属、全社横断でのデータ分析や分析基盤の構築、
イスラエルやシリコンバレーなどの先端技術リサーチ等をご担当。
2018年4月より現職。
全社横断でのマーケティング分析、および所属アーティストサイト、アプリやポータルサイトのクリエイティヴチームをご統括。
セミナー第三部のトークセッションで話題となりますが、山田様のエイベックス社内での複数職種・ポジション経験がデータ活用専門組織のリーダーとしての手腕を形成されています。
続きまして、エイベックス株式会社の事業紹介です。
音楽事業をみなさんイメージされると思いますが、実に幅広い事業展開をされていらっしゃいます。
音楽レーベルのみならず、「音楽」に関わる360度のビジネスを自社内で持たれていることが強みです。
デジタル事業では、株式会社NTTドコモ様や株式会社サイバーエージェント様との協業による事業やエイベックス社単体での事業の展開があります。
その他にアーティスト育成のスクール事業、ベンチャーキャピタル、もちろん海外事業や昨今定番イベントとして定着してきたフェスの運営、そして、なんと飲食事業まで展開されています。
企業内横断のデータ分析組織という立場から見ても、その事業展開の幅広さには目を見張るものがあります。
このように様々な事業を展開されているエイベックス社ですが、「事業データ」という観点で個々の事業がサイロ化されており、連携がなされておらず、最大限の相乗効果が発揮できていないことが課題の一つとされていました。
このような課題を解決するために新設されたのが、山田氏率いる新組織です。
新組織のミッションは、企業内データを統合して蓄積するためのデータ基盤の整備に始まり、社内にデータ活用を推進・啓蒙すること、事業横断のデータ分析・活用をすることにより、データドリブンマーケティングを実現して会社のビジネス成長に貢献されることです。
それでは、山田氏と新組織はどのような課題に直面されたのでしょうか。
本講演では3つの課題と解決策、そして最後に組織責任者としての所感をご紹介いただきました。
- 課題1.組織メンバーのデータ分析・活用におけるスキル・ノウハウの不足
新組織に集まったメンバーは山田氏含めて6名でした。
マーケター3名とエンジニア3名という構成です。
そして、全員がデータ分析の専門家ではありませんでした。
当然ながら、スキルセットも違えば、キャリアも異なるメンバーです。
組織立ち上げ当初における、メンバーのデータ分析スキル育成のテーマは、
「メンバーにデータ分析・活用の共通認識を持たせること」でした。
当初は、現場の実務を行う上で常に課題に直面されていたそうです。
その直面する課題をタイムリーに解決できることを基準に、受講する研修を選ばれていました。
「日々新たな課題に直面し、その課題に対して確実にスキルアップすること」を意識してメンバーは実務を進められていました。
一方、会社としての理解を得ることも重要です。
つまり、分析によって何を導出するかについて関係者間で合意して、「いきなり高度な分析をする必要がない」ことを理解してもらい、組織として身の丈にあった分析から着手し、着実にスキルとノウハウを成長させていきました。
- 課題2.データ分析・活用に対する社内の理解
新組織で従来まで社内に存在しなかった役割・機能を担った組織です。
そのため、具体的には以下のような課題がありました。
・他部署にとってどう使えば良い組織なのか
・分析の対象となるデータの所在がどこなのか?
・分析観点で、データ各種の品質や整合性は?
・事業間のデータを連携させると何が起きるのか?
ここで強調されていたのが、ビジネスにおけるデータ分析・活用はデータ分析者側だけで動かすものではなく、事業側の協力が不可欠であるということです。
そのため、山田氏はデータ分析・活用の社内啓蒙を非常に重要視されてきました。
日々のコミュニケーションや連携が大事である、そして立ち上げ2年目を迎えている今現在でもその活動・姿勢を続けられています。
そんな山田氏は、「社内啓蒙に特効薬はない」とおっしゃいます。
社内啓蒙はトップダウンで浸透するものではない、と断言もされます。
データ分析・データ活用により何が出来るのかを社内に情報発信し、「自分たちもデータ活用によりビジネスをドライブさせたい!」と共感してもらえる仲間(理解者)をつくることを意識されて取り組まれています。
では、どのようにして各事業にデータ分析・活用を組み入れてこられたのでしょうか。
3つ目の課題は事業の現場との関係構築における課題について、ご紹介いただきました。
- 課題3.組織間の壁
結論からご紹介すると、組織間の壁は「想像以上に大きかった」とのことです。
データ分析結果の活用価値を伝えることは非常に難しく、時間がかかりました。
組織間の壁を打破するには、「事業の現場との信頼関係構築」が不可欠であると山田氏は主張されます。
信頼関係構築にあたり、組織的な連携をチーミングの側面から整備したり、より高い成果が期待できる事業部との関係性を強化されたり、ひとつひとつの壁を丁寧に対処されました。
加速度的に壁を打破できた有効手段は、「明確な成果を示す」ことでした。
つまり、成功事例をつくることです。
ある連携によるデータ分析・活用の副産物としてのアウトプット資料が、資源発生的に社内で横展開されたと山田氏は振り返ります。
この「一人歩きした」資料は、様々な組織に対する説得材料となり、結果として、同時多発的に多種多彩な依頼を受けるようになりました。
驚いたことに、その依頼の中には、組織立ち上げ時に各組織にヒアリングを実施された時には出てこなかったような依頼内容でありました。
つまり、成功事例をつくり提示したことによって、ヒアリングしても出てこない情報が、他組織から自発的に課題としてあがってくるような関係を構築することにつながりました。
第三部:トークセッション「データ活用組織立ち上げとビジネスドライブを実現した人材育成手法」エイベックス株式会社×株式会社ブレインパッド
それでは、最後にトークセッションのレポートをお届けします!
ゲストはエイベックス株式会社の山田氏、モデレータは弊社奥園です。
弊社は2017年4月ころからエイベックス様とお付き合いをさせていただいております。
特に、奥園は2017年10月から「分析組織立ち上げ支援」のエイベックス様担当として、
山田氏とお付き合いさせていただいております。
そんな奥園が、山田氏の「苦労話」を引き出しました!
ここでは、一部ご紹介いたします。
2017年7月に受講された弊社の「SQLによる集計・分析」はまさに失敗事例!何故ですか??
チームの半分を占めるエンジニアはすでにSQLを扱える状態でした。
分析特有のSQLの書き方は新しく学べましたが、それ以外は新しく得るものはありませんでした。
チームの残り半分はマーケターです。彼らにとってはSQLは新しい知識であり研修の最後にはSQLを扱ってデータ分析・活用できるレベルまでスキルアップしていました。
しかし、会社に戻ればエンジニアがいるため、せっかく習得したSQLのスキルを発揮するシーンがありませんでした。
せっかくの研修でしたが、空振りという結果になってしまいました。
ーーーこのタイミングでは、ハードスキルよりも、ソフトスキルを学ぶべきでした。
未経験者がスキルを習得したいというケースにはマッチしますが、「今すぐ欲しいスキル」が明確である場合には少しカバー範囲が広すぎる研修であったと思います。
ーーー自身のフェーズに合わせて研修を選択していくことが大切ですね。
2017年7月の受講は失敗しましたは、実は同じ研修を新しく部署にジョインしたメンバーで2018年9月にも受講しています。
そのきっかけですが、部内のメンバーから具体的に実務としてSQLを使えるようになりたい!という現場からの意見が出たからです。
エンジニア任せではなく、自分でやりたい、と。
そういう要望があっての受講でしたので、研修後もすぐに習得したスキルを活用することができています。
ーーー必要なスキルを適切なタイミングで研修してスキルアップすること、そういう感覚を持つことが人材育成の成功の鍵かもしれませんね。
2017年10月から「分析組織立ち上げ支援」をご利用いただいた経緯は?
日々分析していく中で、「向かうべき分析の方向性」や「こういう場面ではこういう分析手法を使うべき」というジャッジすることに不安を覚えたからです。
私はこの分野のスペシャリストではありませんし、いつも適切な判断を下せるとは限らないからです。
ネット検索で分析手法や分析結果のあり方を学ぶことはできます。
ただ、現実問題、「実務に対して何ができるのか?」の答えを持ち合わせていませんでした。
どのような選択肢があるのかもわからず、結果的に分析ノウハウが溜まっていかず、高度化することができませんでした。
ーーー失敗に終わった研修のタイミング(2017年7月)ではまだ組織の方向性に悩みがあったが、このタイミング(2017年10月)では、悩みが具体的になってきていました。
組織のマネージャーとしてメンバーのスキル構成やバランスについての考えを教えてください
エンジニアにはビジネス的理解が、マーケターにはデータ分析におけるデータ整備が欠けていました。
それぞれが、それぞれのスキルを補完できると組織として強くなると思います。
最少人数で進めていることもあり、メンバーの人材を「ビジネス」「エンジニア」「データサイエンス」に分けると、私の中では現状だと「データサイエンス」を使いこなせる人材は 優先順位が一番低いと考えています。
なぜならば、結局ビジネス課題を見極められなければならないからです。
「データサイエンス」は必要があれば外部から補完することもできます。
つまり、我々に求められているのは自社のビジネスに寄り添って、よりよい方向性を導出することなのです。
ーーー最小メンバーで組むのであれば、「マーケター」と「エンジニア」の2役でスモールスタートできますね。
社内啓蒙において、データ分析を定着させるために一番大切なことは何だとお考えになりますか?
分析そのもは「魔法の杖」ではないことへの理解でしょうか。
ここを正しく理解してもらった上で協力関係を築けないと、データ活用は成功できないと思います。
ーーーデータ活用を社内で実現していくためには、ある程度の社内力学も必要ですよね。
山田さんはそのスキルをどうやって身に付けたのでしょうか?
私は色々な種類のキャリア経験が生きていると思っています。
ビジネス経験の豊富さがリーダーに求められていると思います。
身に付け方ですが、これは定量的に学べるものではないですし、近道もないと考えます。
また、会社として「失敗をできる環境をつくる」こともノウハウを身に付けるために必要不可欠であると考えます。
茨の道になりますが、経験値は確実に溜まりますね。(笑)
ーーー社内から高度な分析手法を用いることを求められたりしませんか?
そうですね。
極論をいうと、エクセルで出来ることはエクセルで十分と考えています。
どのような手法を使うかよりも、結果としてアウトプットを出すことが大事ですよね。
その結果により、どれほど有益な価値を見出すかが、どう出すかよりも重要です。
また、こういうことへの認識合わせも、地道なコミュニケーションから始まります。
【おまけ情報:質疑応答】
Q.「分析組織立ち上げ支援」の成功事例を教えてください。
A.当初は他組織から依頼を受けると、すぐ分析に着手していました。
しかし、ブレインパッドさんに「その分析をすることによってどんな付加価値を出せるのですか?」「その分析は会社のKGIのどの部分に貢献できるのですか?」など、分析着手にあたり明確にすべきポイントがあることをアドバイスされました。
それによって、依頼に対する姿勢が変わりました。
ビジネスへの貢献具合を明確にするためのコミュニケーションをとるように変わり、組織間におけるコミュニケーションの質が良質なものになりました。
セミナーの開催レポートは以上となります。
いかがでしたか?
ご不明点やより詳細を!という方は、以下までお気軽にご連絡ください。
では、また!
年末年始休業のご連絡
12/10-12 開催レポート|Rによる統計解析
こんにちは!ブレインパッドの土屋です。
12月ももう中盤に差し掛かり、厳しい寒さを迎えています。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、12月10日(月)から12日(水)に、
「Rによる統計解析」の講座を開催しました。
今回は全6班を構成する皆様にご参加いただきました。
一部となりますが、受講者の参加目的をご紹介します。
・Rを使ったデータ分析スキルを身につけるため
・統計学の知見を用いたアウトプットスキルを向上させるため
・分析技術の発展と、そこから現れる新たな知見によるソリューションを発掘するため
・データサイエンティストとしての素養を持ち、今後のソリューション企画・開発・提案につなげるため
・時系列分析や分析モデルの評価等に関するノウハウを取り込むため
・新たに携わる需要予測システムの構築に必要なデータ分析や最適値の算出方法、ノウハウについて学ぶため
プログラミング経験を問わず、データ分析・活用スキルを習得できる講座内容ではありますが、
受講者の中にはSQLやPython、Java Scriptなどのグラミング経験がある方がいらっしゃいました。
また、多くの方は業務において分析ツールとしてExcelをメインに利用されていました。
「Rによる統計解析」講座では、講座の紹介ページにも記載している通り、
以下の内容を座学とミニ演習を交えて、体系的に学びます。
1.データ分析におけるR
2.Rによる代表値の計算
3.tidyverseによるデータの加工・集計
4.ggplotによる視覚化
5.統計的仮説検定
6.回帰分析
7.その他の分析
座学で学んだ後にはグループワークでの演習課題に取り掛かります。
その課題は、「小売業の購買データの分析とその結果に基づく改善提案」です。
座学で学んだことを実際に活用して実践力を鍛えることが、当講座の大きな特徴です。
つまり、データ分析によるビジネス課題の解決を、現場に即した形で体験いただくことが可能です。
講座では、以下のようにデータ分析から活用に至るまでのプロセスをフェーズ毎に細分化し、
順を追って課題に取り組むことができるようにしております。
1.集計、統計量算出による現状把握
2.仮説構築
3.仮説の検証とモデルの作成
4.分析結果に基づく提案書の作成
演習課題は、グループワークですので、各班のペースで、
各班でのディスカッションに基づく分析設計にしたがって、データの分析を進めます。
演習をサポートしているTAは、ビジネスの現場で分析プロジェクトで活躍している
データサイエンティストが担当しています。
今回は、講師の他に3名のTAが皆様をサポートしました。
グループワークで生じた様々な疑問にお答えしていきます。
中間発表ではこのように講師とTAが順に各班のテーブルを回ります。
作業進捗を共有いただき、指摘ポイントをしたり、課題がある場合は相談を受ける、
というように各グループの演習の進行をフォローして回ります。
上の写真は、演習課題の中間発表でのホワイトボードです。
データから現状把握を進め、課題の原因となりそうな候補を絞っていきます。
写真の班では「そうした候補に対し、ビジネス上の仮説をもとに、データを深堀して
検証するポイントを絞っていきたい」といった進捗を報告していただきました。
このような流れで講座は進み、最後は各班によるプレゼンテーションで完了します。
各班のプレゼンテーションの内容は、総じて分析設計がしっかりと行われていたため、
分析ロジックを支えるデータが可視化でわかりやすく表されて、課題の最終ゴールである施策の提案まで
つながっており、聞き応えのあるものでした。
丸一日かけて行う長時間のグループワークで、実に様々な分析結果を発表していただきましたが、
「さらにこんな切り口で分析したい!」「もっと深堀できればこんな提案ができそうなのに!」といった声も
多く聞かれ、受講者の方々のデータ分析に対する探究心はまだまだ尽きない様子でした。
では、また!
「SQLによる集計・分析」の受講生インタビューを掲載
講座開催レポート【番外編】|にいがた産業創造機構 様 in 新潟市
みなさま、こんにちは。
ブレインパッドの摂待(せったい)です。
そろそろ東日本を中心に本格的に紅葉する季節になってきましたね。
朝晩の冷え込みも厳しくなりはじめ、エアコンだけではなく、コタツやストーブなどの暖房器具が恋しくなってきている方も多いのではないでしょうか。
さて本日は、講座開催レポートの【番外編】ということで、
北陸の新潟県新潟市にて出張開催したデータサイエンティスト入門コース「Rによる統計解析」の模様をお伝えします。
10月25-26日、にいがた産業創造機構が主催する「高度IT人材育成研修」のプログラムの1つとして当社講座を採用いただいています。
実は 新潟市での講座開催は昨年に続き2回目で、今年は8名の受講者に参加いただきました。
にいがた産業創造機構(NICO)が主催する「高度IT人材育成研修」
https://www.nico.or.jp/kensyu/
最近では首都圏以外のエリアからも、データサイエンスや人工知能(AI)、機械学習などの講演やセミナー・研修のご要望をいただくことが多くデータサイエンスに関する取り組みの輪が首都圏以外でも広がってきている状況は、当社としても非常に喜ばしい限りです。
いざ新潟へ向かうと、研修当日の2日間は秋晴れのすがすがしい天候に恵まれました。
そのまま延泊して新潟観光をしたい気持ちだったのですが、次の機会の楽しみにします。
それでは早速、講座開催の様子をレポートしていきましょう。
講座カリキュラム
Part 0 データ分析プロジェクトの全体像
Part 1 基本統計量(代表値)の計算
Part 2 データの加工・集計
Part 3 データ視覚化
Part 4 統計的仮説検定
Part 5 回帰分析
Part 6 その他、多変量解析
データ活用とは何か
データ活用というと、多くの企業が「データを収集・蓄積」するところから始めてしまいがちです。
しかし、過去の成功事例にみるデータ分析プロジェクトにおいては、実は「データ収集・蓄積」から始めているケースは非常にまれです。
理由は、データ活用が「ビジネス課題」や「ビジネスゴール(目標)」がないままプロジェクトが動き始めてしまい、分析結果が導出できたとしても、その結果をビジネス現場で有効に活用されないリスクが高くなることが多いからです。
よって、我々がリードするデータ分析プロジェクトでは、必ず「ビジネス課題」や「ビジネスゴール」を設定するところから始めます。
このことにより、もしデータをうまく収集・蓄積できなかったり、データ分析で思うような成果や精度が出なかった場合でも、ビジネスゴールに即した新たな「目的設定」や「プロジェクト・デザイン」を行い、確実なビジネス改善に繋がるデータ分析プロジェクトを推進することが可能になります。
講座内では、その考え方を整理する手段として「CRISP-DM(※1)」というフレームワークを活用して、ビジネスにおける具体的な課題設定から問題解決アプローチの考え方まで紹介していきます。
身近な問題を統計学や統計解析を使って考える
当社講座は一方的に講義形式で進めるのではなく、時折カリキュラム内容にちなんだ「クイズ」を出題しながら進めます。
クイズのテーマは統計学で使われる代表値(平均、中央値、分散、標準偏差)といった基礎的なものから確率統計、グラフの読み取り、解析結果の解釈までを、日常にある身近なトピックを題材としてデータサイエンス力を養う試みを数多く行っています。
統計学というと、日本ではまだ大学などの研究機関、一般企業でも一部の業種の人が使うものという認識をされていることが多いのですが日常生活で活用してこそ価値があります。
<クイズの例>
・宝くじを10,000円分購入したときの当選確率と金額(平均値・期待値)
・日本47都道府県の広さをヒストグラムで表現(データの可視化)
・コンビニのレジに並ぶ列と待ち時間の関係(確率分布)
・気象予報が当たるときと、当たらないときの違い(信頼区間) など
このように当社では、統計学を普段のお仕事や日常生活でも役立つトピックを取り上げながら統計解析を理解していただける仕掛けをたくさんご用意して皆様をお待ちしています。
統計解析を通じて課題解決を実践する
そして、いよいよ総合演習です。当社が提供する研修ではビジネス課題を解決するための実践力を身に着けてもらうことを重視しています。
よって演習課題のテーマは、臨場感なども大切にし、その課題を解くことに意味を感じられること、さらにはビジネス現場で応用が利かせやすい内容を取り上げるようにしています。
また演習を通じて、実際のデータ分析プロジェクトを進めていく上での重要ポイントや注意点も、演習時に講師からフィードバックをすることで自らが体験しながら学んでいくのですから、当然、学習効果の高い実践的な演習を実現することが可能になるわけです。
最後に、研修の締め括りとしてチーム単位でプレゼンテーションを実施します。
チーム毎に思い思いの仮説や分析方針に従って、分析結果をビジネスに活かすために、データと向き合い、チームで話し合い熟考した結果を発表してもらいます。
発表後は他のチームからの質問や分析アプロ―チに対する新しいアイディアなどの提案もあったりして、笑いに包まれた和気あいあいとした雰囲気で講座が幕を閉じました。
冒頭でも書きましたが、弊社には最近、首都圏以外のエリアに所在する企業・団体から、高度IT人材の育成やデータ分析組織の立上げなどを検討したいというご相談が増えています。
首都圏近郊の大手企業のように、経営資源を大規模なIT投資や人材確保に向けられない環境下で、なかなか成果を出せずに悩まれている経営者や現場責任者・担当者も多いと聞いています。
そのような中で、当社では遠隔地からの電話・メール等でのお悩み相談をはじめ 首都圏以外のエリアへの出張講座の開催を行っています。
これもひとえに当社のミッションである、「データ活用を通じて”持続可能な未来”をつくる」という想いに裏打ちされるものです。
首都圏以外の企業・団体、現在でデータ活用に悩まれている経営者や現場担当者の皆様、今後取り組んでいきたいというぜひ当社までお気軽にご相談ください。
当社サービスの詳細については、下記ページでご覧ください。
▼データサイエンティスト育成講座 (コース・プログラム体系)
https://school.brainpad.co.jp/program
▼お問い合わせフォーム
https://go.brainpad.co.jp/contact/school
(※1)CRISP-DM…CRoss-Industry Standard Process for Data Mining
同名のコンソーシアムによって提唱されたデータ分析プロジェクトのプロセスモデルで
「ビジネス理解」→「データ理解」→「データ準備」→「モデリング」→「評価」→「ビジネス展開」の
6つのフェーズで構成され効率的なデータ分析プロジェクトの基準となるフレームワークを提供するもの
2018年09-10月開催講座のアンケート集計結果
こんにちは!ブレインパッドの土屋です。
本日は、2018年09月と10月に開催した公開講座の受講者アンケートの結果をご紹介します。
今回は「SQLによる集計・分析」、「Rによる統計解析」と「機械学習による問題解決」の3つの講座が満席御礼となり、我々としても非常に嬉しい気持ちでいっぱいです。
「データ分析担当者」や「組織マネージャー」のみならず、分析結果を施策に落とし込む「企画担当者」など、お集まりいただいた方の職種は実に様々で、ビジネスにおけるデータ活用の重要性がよりいっそう認知されつつあることを実感しました。
ブレインパッド公開講座 運営チームのミッションとして、今期から積極的にサービス改善に努めています。
具体的には、今回はこれまでの受講後アンケートを通してお寄せいただいた「改善して欲しいポイント」を重点的に見直しました!そして、テキスト改訂、演習問題の追加、トライアルで実施した「直前対策講座」など、初心者の方でも限られた時間での学習効果を高めるための各種改善を実施しました。
学習効果向上に取り組んだ結果、講座の難易度の高さに不満を感じていただいていた層の割合が限りなくゼロに近づきました。
今後とも、受講いただいた皆様のご意見を真摯に受け止め、よりよい講座をご提供できるように、スタッフ一同頑張ります。
それでは、受講後アンケート結果をご紹介します。
講座全体に関する満足度
弊社の公開講座は、ビジネスの現場で活かすことができる実践力を身に付けられることが強みの一つです。
分析手段として欠かすことのできないプログラミングの基礎や分析プロセスの一連の流れを学び、実際に手を動かしグループディスカッションをしながら進める実践演習を行うという講座構成は、9割弱の受講者にご満足いただくことができました。
寄せられたコメント:
『SQLによる集計・分析』受講
・全くの初心者で参加しましたが、とりあえず自分でSQLを書く事が出来るようになり、今後自分で調べながら業務に活かしていけると思いました。
・これまでに無い知識を得られたことと、他業種の方との交流ができたことが大きい収穫でした。
・業務の中で応用知識だけをその場その場で習得していたため、基本知識から腰を据えて向き合う時間が取れたのがよかったです。また、習熟度が似通っている方々とグループワークで取り組めたため、いい意味で緊張せずに高めあえたと思います。
・分析という観点を初めて理解出来たような気がします。 課題整理とその解決方法をあらゆる角度から見ることで新たな気付きを得ることができると理解できました。
・どのような観点でデータを集計すべきか(どのカラムを軸にして集計するか)や、分析のアプローチ(デシル分析を行った後に属性や特徴量を抽出する)を学んだことで、「データ分析を行う」ことは漠然としたデータから特徴量を探すことではないということがわかりました。
『Rによる統計解析』受講
・分析ノウハウの教育があって良かったと思いました。
・自分でコードを考えながら試行錯誤繰り返し、授業で教えてもらえた分析や検定を行うことができました。
・手を動かすタイミングがしっかりと取れて、身に染みていく感覚が得られた。座学各部分も分かりやすかったです。
・フレームワークの操作だけでなく本質的な事を学べました。自分がわかっていないところが分かったので、個人的な課題設定をしたいと思います。
・ネット等の情報からでは理解できなかった部分の穴埋めができた感覚が強かったです。 数学的知見が足りておらず理解しきれなかった部分は今後補っていきたいと思います。
講師に関する満足度
弊社講座を担当する講師は、データサイエンティストとして、実務でデータ分析を経験していることが特徴です。特にグループワークにおける中間発表で、分析設計の細かい、ほんとうにちょっとした盲点へのコメントやアドバイスは、実践演習ならではの醍醐味です。9月の講座でも「なるほどー!」と笑顔になる受講生や、「じゃあ、この要素を追加で分析することでこういう提案ロジックにしよう!」などとひらめく受講生の姿があったのが印象的でした。
寄せられたコメント:
講座の難易度・講座の難易度の満足度
公開講座を運営する中で、一番頭を悩ませることが難易度の設定です。
そして冒頭でもご紹介しました通り、限られた時間での学習効果を高めることを最重要目標として講座の難易度設定を改善しました。
講座の難易度を「かなり簡単」と感じた受講者はゼロ、更に難易度に対して「かなり不満」と感じた受講者もゼロという評価をいただきました。
全ての受講者に満足いただけるような講座をご提供するために、講師やTAにより個別フォローにも工夫を凝らしていきたいと考えております。
寄せられたコメント:
『Rによる統計解析』受講
・少し難しいくらいの難易度だったので、取り組みやすかった。講習を通じて知識以外にも考え方や分析検定の練習もできたので良かったです。
・自由度の高い環境での受講だったので、自身の理解度に合わせて様々考えたり取り組んだりする深度を調整できました。
・易しいよりは、少し難しいくらいのほうが参加した意味が感じられるので満足です。
・内容としては難しすぎることがなく、理解できるようすすめていただいたかと思います。また、グループワークもしっかりと時間がとってあり、やりたい事が一通りできました。
『機械学習による問題解決実践』受講
・データサイエンスの素人に丁度よい負荷でした。
・簡単すぎて眠くなるよりは、難しいほうが研修としては満足度が高く、満足できました。
・限られた時間内での実習は大変ですが、機械学習に関する手順を実践することができたので良い経験になりました。
講座全体の満足度
満足いただいた88%という数値自体は、6月開催講座と全く同じ数値でしたが、「かなり不満」が2%であったところがゼロという評価をいただきました。
弊社の講座は、プログラミング基礎とデータ分析プロセスやテクニックそしてノウハウを伝授することをゴール!としてはおりません。
受講者が会社に戻った時に、パワーアップしてお仕事をしていただき、より高度なビジネスをご展開していただけるようになることをゴールと考えております。
とはいえ、以下のコメントのように、講座で学ばれたことの活かし方は個人差があります。
そこで、多種多彩なクライアント企業様のデータ活用を支援させていただいているブレインパッドの経験値を最大限に活用して、ビジネスにおけるデータ分析・活用の本質を受講者に吸収していただけるような講座のご提供をしていくことを心がけております。
寄せられたコメント:
『SQLによる集計・分析』受講
・全くの初心者でもまずは受けて問題ない内容・構成となっており人にも薦めたいです。
・不安部分を解消する糸口や、今後伸ばすべき(今足りていない)点を棚卸できました。
・思考や手法含め幅広く網羅していた点に満足しました。
・日常業務ではSQLを自分で操作することはないが、データサイエンティストへ依頼する際の共通の認識を得るという目的はある程度達成できたと感じていました。
公開講座のバックステージ|10月開催のディープラーニング講座
こんにちは、ブレインパッドの小俣です。
公開講座「Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門」が先週行われました。
講座が始まる前に受講者の方とお話をしたのですが、「ディープラーニングで何ができるかは勉強してみたけど、
仕組みや特徴が分からないから自分で使おうと思ってもどうすれば良いか分からない」
「とりあえずサンプルコードは見たことがあるけど、何を調整すればいいのか分からない」などの声を伺いました。
新しい技術を身に付けるためには仕組みを理解する必要がありますが、
そのためには知識をとりあえず頭へ入れながら、自分で動かしたり改良したりすることで理解を深める事ができます。
本講座ではディープラーニングの一般論や仕組みについての講義も行いますが、
講座の後半では画像識別演習を行います。
ここではグループでニューラルネットワークのモデルやパラメータ(*1)の調整を手分けして行いました。
パラメータを大きくするとどうなるのか、逆に小さくするとどうなのか。
グループで各パラメータの意味を考えながら担当を決めてディープラーニングモデルの学習を行い、
結果を分析して次の計画を考えることを繰り返しました。
そして、最後の結果発表では各グループから様々なモデルが発表されました。
従来の機械学習では到達できない画像認識率を全てのグループが達成し、
ディープラーニングの性能を実感して頂けたと思います。
講師のスコアを超えるモデルを考案されたグループも現れましたが、
受講者の理解が深まった証拠でもありますので講座の運営側としては嬉しい場面でした。
演習を通して様々な試行錯誤を行って頂きましたが、
講座終了後には「フレームワーク(*2)の操作だけでなく本質的な事を学べた」
「実例、実体験を交えていてとてもよかった」といった声を頂きました。
弊社の講座はビジネス現場で活かせる実践力を身に付けることを最大の強みとしています。
本講座では正しい理論を分かりやすく説明し、具体的な実践演習を通して理論を使えるようになるための
カリキュラムを作成しました。
今後もより高い学習効率でディープラーニングを理解して使えるようになる講座を提供できるように尽力いたします。
脚注:
*1 パラメータ:学習性能や学習効率に関わる数値のこと。性能向上のためにはユーザが自分で調整します
*2 フレームワーク:ディープラーニングのプログラムを効率的に使うための枠組み
人材育成・組織造りのあれこれ話|エイベックス様ご登壇!データ活用人材育成サービスの無料説明会を開催します
こんにちは。 再びブレインパッドの奥園です。 季節の変わり目で暑さも和らぎ秋の風を感じる今日この頃。 平成最後の夏を終え1年で最も好きな季節の到来に、静穏な日々を過ごしております。 前回は分析組織を立ち上げるまでの経緯について取り上げましたが、 複数の方からご感想をいただき、意外な反響に驚いています。 特にダイレクトマーケティング系に関わる方々からはあるあるネタ的な共感コメントを貰い、 直接お会いしてお話しさせていただくお誘いもいただきました。 有り難いことでございます。 さて今回のブログですが、 私の過去話しの続きを掲載する予定でしたが、本題はお休みさせていただきイベントの宣伝を! 来る11月22日(木)、我々の人材育成サービスの無料説明イベントを開催します。 企業内でデータ分析部署のマネジメントや人材育成担当者向けの内容で、 まずは人材育成の一歩をどう進めるべきかをテーマにするのですが、 なんと! エイベックス様にご登壇いただきます! データドリブンマーケティング推進の道のり ~エイベックスでの分析組織立ち上げと直面した課題、その対策や人材育成まで~ と題した貴重なお話しをいただけることになりました。 我々のサービスは受託分析や人材育成を扱っている関係上で機微情報にも携わるため、 支援しているクライアント企業様から事例をお話しいただける機会が非常に稀なのですが、 今回は特別にご登壇をご承諾いただいています。 データ分析の専門組織を構築した理由と背景、どのように組織を作り上げていったのか、 その際に直面した様々な課題と試行錯誤。 普段はなかなか聞くことのできない貴重な事例です。 いずれはこのブログでも支援事例を取り上げる予定ですが、 当イベントではエイベックス様から直接お話しを聞けるチャンスです。 現在、絶賛受付中となりますので是非お申込みをお願いします!
ビジネス変革を成功に導く!
データ活用人材育成戦略のあり方
~ブレインパッドのデータ活用人材育成サービス説明会~
2018年11月22日(木)15:00〜16:30(受付開始 14:30)
株式会社ブレインパッド白金台本社セミナールーム
参加費無料!エイベックス様ゲストご登壇!ブレインパッドのデータ活用人材育成サービス説明セミナーのお知らせ
「SQLによる集計・分析」、「Rによる統計解析」の受講生インタビューを掲載
「SQLによる集計・分析」の受講生インタビューを掲載
Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門
[当社講師奥園が登壇します]一般社団法人データサイエンティスト協会 5thシンポジウム 〜実務者が集うデータサイエンスの最前線〜
公開講座のバックステージ|総合演習での嬉しい1コマ
こんにちは、ブレインパッドの小俣です。
残暑も落ち着き始め秋の装いが目立つようになってきました。
我々、運営スタッフは9月の公開講座が終わり少々ホッとしております。
今回のバックステージでは、最終日に行う総合演習の様子をお届けしようと思います。
9月に行われた「SQLによる集計・分析」「Rによる統計解析」「機械学習による問題解決実践」ではどれも満員御礼の大盛況でした。大変ありがたいことです。
最終日は1日かけて総合演習をグループで行って頂きましたが、どのグループもデータと正面から向き合って分析結果からビジネス提案の発表まで行う事ができました。
1日という短い時間で、データの理解から分析結果の発表までを全てのグループが行うことができたのは受講者の皆さまの集中力とグループでの共同作業の賜物です。
さて、今回の総合演習では受講者の方からこのような一言を頂きました。
「自分がやりたい事をRで実際に作ることで、やっとRの使い方がわかってきた」
これは大変嬉しい一言でした。
なぜなら、我々の研修が「講義」だけでなく「総合演習」を課す理由の1つだからです。
学習における習熟レベルには「知らない」「知っている」「考えると出来る」「考えなくても出来る」のようないくつかの段階がありますが、知っている状態から出来るようになるためには「壁」があります。
ちょっとした知識であれば、インターネットなどで簡単に答えが出てくるのですが、特定の作業手順や技術となると、すぐに答えが見つからない事が結構あります。
これは、自分と全く同じような状況で解決方法を解説した書籍やWebサイトは情報が少なく見つけにくい事が多いためで、新しい分野を学習し始めた方に立ちはだかる大きな「壁」の1つです。
しかし、この壁を乗り越えることができるかどうかが、その後の学習定着レベルを上げられるか否かに関わってきます。
本講座の総合演習では講師とTAが受講者の行いたい事に対して的確なお手伝いを行うことで解決していますが、自分が行いたい事を作る経験を何度が行うと、少し違う状況でも作ることができるようになってくることが大きなポイントです。
実際に総合演習での質問内容は、最初は基本的な使い方を演習データに適用させる方法がほとんどでした。
しかし午後になると、応用的な集計・分析や複雑なグラフの作成方法などの高度な質問が多くなり、数日前に始めたばかりとは思えないほどです。
このような質問内容の変化は受講者の方々のレベルアップを実感する瞬間でもあり、講師として非常に嬉しく思っています。
このブログをお読み頂いているあなたも、我々と一緒に「壁」を乗り越えてみませんか。
9/10-12 開催レポート|Rによる統計解析
こんにちは!ブレインパッドの土屋です。
すっかり秋の気候になりましたね。
急に涼しくなったので、少し風邪気味の受講生が複数いらっしゃいました。
そんな本日は、9月10日~12日に開催した「Rによる統計解析」の開催レポートをします!
当講座も、「SQLによる集計・分析」同様に「直前対策講座」をトライアルで実施しました。
直前対策講座は、以下のアジェンダとなりました。
1.R言語入門
2.R言語が活躍する場面
3.Rプログラミング入門
4.Rプログラミング実践
では、個々にご紹介します。
1.R言語入門
Rとはどういう言語であるのか?その歴史的背景や、用途的特徴、そしてPythonとの比較など多様な観点からご紹介しました。
2.R言語が活躍する場面
R言語で何が出来るのかを簡単にご紹介しました。
3.Rプログラミング入門
稼働OSを選ばないこと、コンソール機能が充実しているRStudioなど、実際に操作するまえの基本知識をご紹介しました。
一般的なデータ解析のプロセス(「データの取り込み」、「前処理」、「解析」、「プログラムの展開」)におけるRの対応可能範囲についても紹介しました。
4.Rプログラミング実践
今回、実践編として紹介した内容は以下でした。
・変数の代入・数学関連の関数
・ベクトルの作成・操作、ベクトルの要素の指定
・判定条件
・データ型
・行列・リスト、データフレーム
・統計・分布
・ディレクトリ、ファイルの入出力
・プログラム言語としての基本操作
・ライブラリの使用
これらの内容を取り扱いました。
普段業務でExcelやAccessを利用している方は、処理速度の早さを実感していただきました。
また、Rですとコードが残るため、週次・月次などの定型レポートや集計処理などをする場合に便利ですね。
以上が「直前対策講座」の開催レポートでした。
では、ここから「Rによる統計解析」のグループ演習のレポートに移ります。
グループ演習の課題は、こちらです。
「レシートデータを活用して、小売業などの自社取引先への売上拡大のための提案をすること。」
皆さん、Rを駆使してデータ抽出・加工・視覚化をしながら、提案ロジックの確立に試行錯誤していました。
やみくもにデータ分析をするのではなく、ビジネス内容やターゲット領域をシナリオとして組んでから
データを抽出したり、条件設定したり、いろいろと工夫しながら作業を進められていました。
ステップ毎にデータ分析結果をグループでディスカッションし、分析ロジックを組み立てていくことに成功している
グループもありました。研修で習った別のアプローチを試すなど積極的に統計解析を活用されていました。
分析視点の幅が広がることを体感されてました。
現在、第一線で活躍している弊社のデータサイエンティスト全員に言えることですが、
分析手法の基礎を正しくインプットし、使いこなせるようになるまでにはトレーニングが必要です。
さらに取り扱う情報は分析の都度異なるものですし、分析目的はビジネスなのでビジネス知識がなければ分析方針も立ちません。
少し手前味噌な話にはなりますが、各要素をバランスよく勉強し、経験できる当社の講座はやっぱりデータ分析入門として価値あるものだな!と思いました。
その他にも、あらゆる角度でデータ分析計画を立て、作業分担をして進めているチームの話をご紹介します。
そのチームはRを活用し、問題なくデータ分析を進めていましたが、なかなか核心をつく結果が出ない、という問題を抱えていました。
さて、このようにデータ分析でスランプに陥った場合に、決定的な打開策となるものは何だと思いますか?
今回の場合は、基本に立ち返って、データの分布や傾向値を確認して、可視化をしてみることでした。
数字を見ていても分からなかった特徴が、視覚化(今回は棒グラフ)することで見つけ出すことができました!
その瞬間から一気に分析ロジックや提案の方向性が定まりました。
データ分析をしていると、「何か、インサイトの得られるデータはないのか?
何か情報が欲しいのに、一体どうしたらいいのか分からない」
のようなシーンがあります。そういう時には誰か経験豊富で信頼できる人からのアドバイスを求めてしまいますよね。
弊社の講座には、現場経験豊富なデータサイエンティストが講師やTA(ティーチングアシスタント)がおります。
グループ演習の際にはこまめに周回して皆様の進捗確認やお悩み解決をします。
経験者のアドバイスを受けられることも、弊社の講座の魅力の一つであり、受講者の皆様が安心して学びを深められる環境をご用意して、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
以上、2018年9月「Rによる統計解析」講座の開催レポートでした。
では、また!
9/6-7 開催レポート|SQLによる集計・分析
こんにちは!ブレインパッドの土屋です。
いよいよ、9月の公開講座が開始しましたよ!
今回は、「SQLによる集計・分析」、「Rによる統計解析」、「機械学習による問題解決実践」の3つの講座が満員御礼となりました!!マーケティング担当としては嬉しい限りです!
今回は、以前からアンケート回答でリクエストの多かった、データベースやSQLの基礎講座を解説し、
本講座の事前学習プログラムを解説する「SQL直前対策講座」を実施しましたよ!
内容は、初めてSQLに触れる方から、エンジニアの方でも普段からSQLに触れていない方に向けた、データベースの入門講座となっています。
それでは、「SQLによる集計・分析」とその基礎知識講座である「SQL直前対策講座」の講座風景をレポートします。
ちなみに、「SQL直前対策講座」は、「SQLによる集計・分析」が午後一開催ですので、その午前中に開催しました。
「SQL直前対策講座」のアジェンダは以下となりました。
1.データベース入門
2.リレーショナル・データベースの基礎
3.SQL基礎
4.SQL実践
5.質疑応答
研修のゴールは、「データベースというものの概要を知り、SQLクエリを発行することで、どのような動作や挙動が起こるのかをイメージとして掴むこと」です。
経験豊富なデータサイエンティストでもある講師が、自身の経験を織り交ぜながら基礎知識を説明しました。
その中で印象的なトピックスをご紹介します。
・自分の頭で整理しやすいようなプログラムの書き方、書き方のコツ
・エラーが出た時の原因確認
・テキストエディタの活用
・SQLのトレーニングでスランプに陥ったときの打開策(頭の体操)
90分間という短い時間ではありますが、「なんとなくイメージがつかめた」ところで直前対策講座は無事、終了しました。
続いて、講座開講2日目のグループ演習の様子をレポートします。
演習のお題は、「家計簿アプリデータの利用増大を目的とするデータ分析と提案」です。
演習は 4~5名のグループを組んでワークを実施します。
約5時間グループ作業をしてパワーポイントファイルを作成して最終発表を行います。
途中、何回か講師がグループ毎の進捗状況を確認して、分析設計のアドバイスや分析結果のレビューを行い、内容をチェックします。
進むグループディスカッション
TAからのアドバイスを受けています
そして、笑顔!!
中間発表の時点では、用意されたデータを理解することに苦戦しているグループがほとんどでした。
例えば、
・分析期間を設定したものの、データが足りなかった
・データをある条件で区切りたいけれど、SQLの構文が分からない
・データにある「~ID」が持つ特性の理解を誤った
・欲しい属性情報があったが、その属性情報がないものが20%もあることが分かり、分析方針を変更しないといけない
いかがでしょうか?
日頃データ分析をご担当されている方はご存知ですが、データハンドリングは地味で心が折れそうになる作業なのです。
グループで作業分担し、結果を共有し、分析仮説を議論し、データが上手く処理できない場合は、ティーチングアシスタントのアドバイスを受け、
あっという間に作業の5時間は経過します。
悩み中です
各グループに用意されるホワイトボードには皆さんのメモで埋め尽くされ、机の上には空のペットボトルが増え、
初対面同士で構成されたグループとは思えないほどディスカッションする声で溢れる会場は各グループの熱気で室温が上昇し、
そんな興奮の冷めやらぬ間にプレゼン資料を完成させていきます。
最終発表の様子
今回の最終発表は、グループ代表が一人プレゼンをするのではなく、メンバー全員がスクリーン前に並ぶスタイルでした。
もう、立派なチームですね!
当初想定していた分析を制限時間内に終わらせることが出来なかったと悔やむチームが少なくありませんでしたが、
各グループ独自の視点でデータを可視化し、分析方針を設定して聞き応えがありました!
納得するまで分析することが出来なかったと評価されるものの、どこのチームも、不十分だったり少ない情報から、
必死に考察やインサイトを抽出するために、プレゼンの直前まで活発な議論を繰り広げていたのが印象的でした。
データ分析は際限なく続けられてしまう作業ではありますが、
データ分析結果をビジネス現場で効果的に活用するには、あらかじめ制限時間やマイルストーンを設定しておいて、
結果を小出しにアウトプットし、現場のフィードバックや効果検証を繰り返していくことが重要となります。
プレゼンの際、発表者から寄せられた印象的なコメントとして:
・メンバー各々の作業進捗が分からず、プロジェクト管理するのに苦労した
・データ分析は計画通りだったが、プレゼン資料作成の段取りが悪かった
・色々なインサイトを混ぜすぎて、結果まとまらなくなった
これらは、ビジネス活用を意識されているが故にでてくる課題です。
弊社の研修サービスは、データ分析のためのプログラミングの基礎が学べるだけでなく、総合演習を通じて、
ビジネス現場の様々な課題解決を意識したプロセスにもフォーカスしているのが特徴です。
なお、他の講座でも分析手法が異なるものの、講座の目的は同じです。
ブレインパッドのデータサイエンティスト入門研修を通じて、データをビジネス活用するスキル習得を目指しませんか?
では、また!
人材育成・組織造りのあれこれ話|組織立ち上げ前・何故に分析組織を立ち上げる必要があったのか
こんにちは。
ブレインパッドの奥園です。
前回のイントロに続き、データ分析組織造りについて触れていきたいと思います。
現在はクライアント企業さまのデータ分析組織のビルディングや人材育成に携わっていますが、
実は私自身、前職で事業会社に勤務している時にデータ分析部署の立ち上げを経験してまして、
クライアント企業さまに提供するノウハウの殆どは当時の経験が源泉になっていたりします。
私が前職で組織を立ち上げたのが2004年~2005年なので今から13年前。
当時がどんな時代だったかというとデータマイニングという言葉が世に出始めた頃で、
データマイニング=人間が考えもつかないビジネス上のインサイトを出してくれる魔法の杖・箱的な謳い文句が世間に蔓延ってました。
何だか昨今のAIブームと大して変わらない気もしますが、
今と比較して決定的に違うのが、データ活用やデータサイエンスの参考書やビジネス書が潤沢にあるわけでもなく、
世間的にオープンになっている成功事例も少なく、独学と自力で何とかするしかない、まぁそんな時期でした。
時は流れて2018年。
データサイエンスの色々が進化している今のご時勢、13年前の古臭い経験値なんてマッチしないのでは?
と思われる方もいらっしゃると思いますが、
分析組織をドライブする上でのノウハウとして当時の経験値が意外と活用できることが多く、
技術が進歩しても人の集合体である組織内で価値を創造する術というものは、そこまで大きく変化しないのではと思っています。
分析組織のマネジメントで色々と苦労されている方の参考になればと思いつつ、
参考にならない方は、データ分析やってもなかなか上手くいかない時のあるあるネタに失笑いただければと思います。
ということで、
私が前職でデータ分析組織を立ち上げた際の出来事を紹介します。
いずれ支援事例も紹介する予定ですので我慢してお付き合いください。
まず今回は、~組織立ち上げ前・何故に分析組織を立ち上げる必要があったのか~をお届けします。
もともとはデータ分析に縁もゆかりもなかった人間なので、組織を立ち上げるまでの経緯を簡単に説明します。
文系の大学を卒業した後にデジタルコンテンツ系の専門学校を経て、
福岡のダイエットサプリや基礎化粧品を販売している通販企業に入社しました。
配属は広告企画部署で、入社早々に任されたのが新規顧客を獲得するために日々出稿する紙媒体広告に関わることのすべて。
もともとはデザイナー志望で制作路線を極めたかったのですが、
経営者の方曰く「制作だけやるスタッフはいらん。うちに入社したからには広告で売上を創るのが役割だ」。
ということで、専門学校で学んだAdobeのIllustrator(*1)やPhotoshop(*2)で広告を制作するだけでなく、
女性全国誌・拡販誌・新聞・フリーペーパー等に出稿する広告に関すること全般(何でも屋)をやることに。
当時は電話が受注チャネルのメインで、どの広告を見て注文したかを聞くことがコールセンターの鉄則。
出稿した媒体毎にレスポンス件数の結果が夕方に紙で出力されてきます。
その出力結果をExcelの集計表に入力するのも仕事で、まともにExcelを触ったのはこの時がはじめて。
集計表の結果から次回の出稿媒体を選別し、出版社・媒体社・広告代理店に枠の発注するのも私の仕事。
出稿した広告がポンコツでコールセンターの電話が鳴らない、売上も上がらない場合はすべて私の責任です。
となると、各媒体毎に掲載商品と訴求クリエイティブで得られた結果を読み解きます。
モニターに穴が空くほど集計表とにらめっこです。
うーん、このコピーはイマイチだな。。
ボディコピーも弱いしクロージングオファーも変更した方がいいかも。。
媒体審査でコピーを強められないけど、どうすんべ。。
あ、あの表現だったら審査通るしレスポンス取れそう!
と、媒体毎にどの商品と訴求クリエイティブを掲載するとレスポンスが最大化=売上を最大化できるのか、
過去の客観的な実績を基に出稿プランを練りながら常にブラッシュアップを図っていました。
今振り返ると、ある意味データ分析の入り口的なことをやってたなぁーと思いますし、
結果的に過去最高のレスポンス実績を得ることができました。
当時のレスポンスは凄まじくCPA(*3)換算で数百円はざらでメディアレーション(*4)が10を記録することも。
そんな好調な時期がずっと続けば良かったのですが、ある時期を境に広告表現の規制が厳しくなり徐々にレスポンスに衰えが表れはじめます。
外的要因も大きい中で会社の上に相談しても、
「今までやれてたんだから、何とかせぇい」と。。
確かに新規広告売上の責任は自分にあるし、コールセンターを遊ばせておく訳にもいかない。、
色々と悩んで思考した結果、レスポンスを回復させるために今までの単一媒体のみでの広告の概念を捨て、
TV・折込チラシ・webを連動させるのメディアミックス施策を企画しました。(当時、やずやさんがやってた手法の模倣ですけど。。)
メディアミックス企画では某大手広告代理店にパートナーとなっていただき、
その際にデータベースマーケティングの考え方で売上を構築する手法を教わりました。
要は新規獲得時の効率だけでなく、リピートによる中長期的な効率含めて戦略と戦術を練る必要があると。
今となっては当たり前ですが、当時は広告による目の前の売上の最大化とCPAを低く抑えることにしか意識がなく、
クリエイティブの善し悪しで左右されるレスポンスの結果に一喜一憂状態。
目から鱗でした。
この時から、新規の効率だけでなくリピート顧客のLTV(*5)を最大化することに関心が芽生え、
通販なので運が良いことに購買履歴や顧客マスタなどのデータは豊富に存在している状態。
でも、マーケティングの戦略にそのデータが活かされていない!
今までの広告手法だけに頼ってても埒が明かない!
会社の上層部に、
これからの時代、データ分析は必要っすよ!
データベースマーケティングを強化すべきっすよ!
それをやれる人が欲しいっす!
とシツコイほど発言していたところ、
「じゃ、お前やれ」と創業者から鶴のひと声が。
ということで、分析組織を立ち上げることに。
今回はここまで。
次回は、組織立ち上げ時以降について取上げます。
脚注:
*1 Illustrator:Adobe社のグラフィックスの加工アプリケーション
*2 Photoshop:Adobe社の画像の加工アプリケーション
*3 CPA:Cost Per Acquisitionの略で、ユーザー1人当たりの獲得単価を表す指標
*4 メディアレーション:売上額を媒体費用で割った指数
*5 LTV:Life Time Valueの略で、顧客が一定期間内にその企業の商品やサービスを購入した金額の合計
ご意見・ご質問を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
よくあるご質問|追加しました(8/31)
こんにちは!ブレインパッドの土屋です。
本日は8月最終日です。
とってもとっても暑い8月でしたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
昨年に引き続き、AI(人工知能)の活用が国内でも目覚ましい勢いで広がっています。
その主役ともいえるのが機械学習技術でして、その中でも「深層学習(ディープラーニング)」の技術が脚光を浴び続けています。
大型書店のコンピュータ関連書籍の棚に行くと「機械学習」をはじめ「人工知能」、「ディープラーニング」などのタイトルを冠した書籍が多く並んでいます。
「ゼロからはじめる~」「はじめての~」といったライトなテイストの書籍から、洋書を翻訳した本格的なものまで、
色々な書籍が並んでいて一体どれを選んだらよいのかよくわからないというのが、機械学習や深層学習の学習を始めたい方の悩みなのではないでしょうか。
当社からのアドバイスとしては、書籍による学習は、既に基礎理論や技術概要が理解できている段階であれば学習効果は高いのですが、
初心者がいきなり書籍で学習をするのは非常にハードルが高いと考えています。
よって、ある一定の習熟レベルまで理解を進めるために、身近にいる当該分野に詳しい方に教わったり、外部研修に参加して、まずは感覚を掴んでいただくことをお勧めします。
そこで、本日は「Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門」に関する「よくあるご質問」の更新内容をご紹介したいと思います。
自身のキャリア形成のために、Pythonによるディープラーニングをこれから習得したいと考えています。
ただ、エンジニア職ではなくビジネス職であり、Pythonに関しては超入門講座の受講経験があるのみです。
現在、「Pythonではじめるディープラーニング実践:画像解析入門」の受講を検討していますが、受講前に下位講座にあたる「Rによる統計解析」や「機械学習による問題解決実践」を受講した方がいいでしょうか。
受講講座についてのアドバイスをお願いします。
講座は原則として これからディープラーニングの学習を始たい方を対象にしております。
また、Pythonのコードも一から書いていただくのではなく、サンプルコードを使用したハンズオン形式で講義を進めます。
加えて、講座開催中はTA(ティーチングアシスタント)が個別にサポートいたしますので ご安心くださいませ。
なお、統計解析の基本的な知識を習得したいという事であれば、下記の講座カリキュラムの受講も併せて検討いただければと思います。
普段は開発系のエンジニアをしているので、プログラムを書くのは得意なのですが、高校時代は文系、大学時代も経済学部と完全な文系脳のため高校レベルの数学知識は正直なところ怪しいです。
そのような私でも受講可能でしょうか。
エンジニア職の方にも文系出身の方がおられるので、最近はそのような質問も承るようになってきました。一方、理系出身で学生時代に数学が得意だった方でも、社会人になって数学からいったん離れてしまうと、すっかり知識から抜けてしまっているケースが見受けられることもあります。
講座内では、関数、行列、微分積分などディープラーニングの理解に必要となる高校数学程度の知識から復習し、機械学習で使われる数学や統計の理論ともに理解していきます。
何となく数式を覚えて理解するのではなく、数学の基礎の基礎から理解していきますので、単純にコードを書いてモデルを構築するよりも学習効果が高くなると考えています。
弊社の公開講座の特徴と強みに関しましては、こちらからご確認ください。
なお、個別のご質問は、こちらから承ります。
次回は、企業の人材育成担当者様からいただく「よくあるご質問」をご紹介したいと思います。
では、また!
公開講座のバックステージ|グループで行う総合演習
こんにちは、ブレインパッドの小俣です。
企業研修や公開講座の講師を担当しております。
このブログシリーズは「公開講座のバックステージ」と題しまして、実際に公開講座の講師を務めるメンバーから情報発信をさせて頂こうと思っております。
今回は研修で行っている総合演習の特徴についてお話したいと思います。
弊社が提供しているデータサイエンティスト入門研修では、テキストや講義等で統計理論を学んだり統計処理言語を実際に書いて動かしたりするだけでなく、
総合演習にも十分な時間を取って実施することでより実践的なカリキュラムを提供しています。
それは現場のビジネス課題へデータ分析技術を適用する際に大きな壁があるためです。
私は以前データ分析を業務で行おうとした際、統計や機械学習技術は知っているので大丈夫だろうと思っていました。
しかし、やりたい事や求められている事に対してデータや分析技術をうまく結び付ける事ができず失敗してしまった事がありました。
この時はデータ分析の設計(仮説や調査方法)が顧客の要望に合わなかったことが原因でしたが、設計力を伸ばすためには練習が欠かせません。
練習の際には適否を判断できる講師はもちろんですが、同じ目標に向かって切磋琢磨するメンバーがいるとさらに効果的です。
弊社の研修では実戦経験豊富な講師陣のアドバイスを受けながら、4,5名程度のグループで同じ目標に向かって分析設計から発表まで行います。
欠損が含まれるデータへの対応方法、優良の判定を自分たちで設計すること、分析結果をビジネスゴールにどのように対応させて結論を何にするのか。
これらの問題には明確な正解がありませんが、グループメンバーで協力しあいデータ分析と発表資料作成を行います。
これらは1人では出来ない学習効果を得られる事ができます。
データ分析で使われる統計や機械学習の理論や仕組みについて学ぶ方法は書籍や動画なども年々増えていますが、グループで学ぶ経験は集合研修でしか行えません。
是非、弊社の研修を検討してみて下さい。
よくあるご質問|追加しました(8/17)
こんにちは!ブレインパッドの土屋です。
私事ですが、8月に自宅の引っ越しをします。
個人的にインテリアや模様替え、そして引っ越しが大好きです!
暑い日々が続きますが、仕事とプライベートのメリハリをつけて、元気に乗り越えたいと思います。
では、本日は「よくあるご質問」の更新内容をご紹介したいと思います。
今回は研修受講の申込み時によくご質問いただく内容を更新しました。
お申込みフォームのリンクにアクセスできません。どうしたらいいですか?
お客様の会社のセキュリティ環境によってお申込みフォームが開けないという事情が発生しているようです。
そういった場合は、個人のパソコンやスマートフォンからお申込みフォームへアクセスをお願いしております。
申込みをしたいのですが、支払いの手続きはどのような流れになるのでしょうか?
弊社の公開講座は、原則として開講前のご入金を皆さまにお願いしております。
企業派遣等の方で、お支払いサイトに沿わない場合も恐れ入りますがご調整いただけますと幸いです。
万が一、ご対応が難しい場合は必ず、事前にご連絡いただけますようお願いいたします。
会社から講座を申込みたいのですが、専門実践教育訓練給付制度は利用できますか?
利用できません。この制度を利用できるのは、企業負担での研修受講ではなく、個人が自ら受講費用を負担した場合です。「専門実践教育訓練給付制度」の趣旨や利用条件に関して情報をまとめております。ご検討にあたり、是非、ご一読ください。
定員が設けられていますが、先着順ですか?定員オーバーだと受講できないのでしょうか?また、どのような形でご連絡いただけるのでしょうか?
先着順となります。申し訳ございませんが次回以降の受講をお願いいたします。
お申込みいただいた後、1~3日以内に開催概要についてとお支払い方法についての案内メールを送付させていただきます。
次回は、「受講前に準備した方がよいことはありますか?」や「受講条件(レベル)を教えてください」というご質問について、研修の受講目的を明確化し、研修の効果を最大化させるという観点も踏まえて「よくあるご質問」として更新いたします。
では、また!
ブログ「人材育成・組織造りのあれこれ話」を開始しました。
大好評につき追加開催決定!!2018年10月『Rによる統計解析』講座
人材育成・組織造りのあれこれ話|はじめまして、奥園です。
こんにちは。 8月に入り暑さも多少緩和されるかと思いきや、亜熱帯のような暑さに翻弄される今日この頃ですが、
皆さま如何お過ごしでしょうか。
ブレインパッドの奥園です。
BLOG初登場となりますが当社のデータ活用人材育成サービスの責任者をやっております。
早いもので今年の7月にサービスインから丸5年が経過し6期目に突入しております。
サービス責任者として私が着任したのが2年半前で、
当時はお問合せをぽつぽつと頂いてましたが今ほどの数ではなく、少人数でのらりくらりとやっていました。
ところがここ1年半程で需要がいっきに増えており、今日では様々な企業様からご相談を多数頂戴しています。
大変有り難いことです~!
ご相談頂いた企業様には、まずは課題感や目指す方向性をしっかりとヒアリングさせてもらい、
その上で我々の提供サービスで何がマッチングするかを提案しています。
業種・職種限らず数多くの企業様とお話しするなかで、
担当者の方が抱えている課題感や目指す方向性はいくつかのパターンがあるなぁ~と思っています。
更に私自身、前職は通販企業内で分析部署を立ち上げた経験者でもあるので、
技術スキルの習得だけでなく、実ビジネスで有用な価値を提供できるための分析人材・組織造りもお手伝いしています。
ということで奥園執筆のBLOGでは、
企業側でデータ分析部署のビルディングや人材育成を担当されている方、
これからやる方(上から”やれ”と言われてる方含め)向けに参考となりそうな情報を定期的に発信できればと思います。
※今のところ月1回程度を予定してます。
今回はイントロ的な内容ですが、
次回からは具体的な事例含めて展開予定ですので、ぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです。
2018年06月開催講座のアンケート集計結果ー講座全体に関する満足度・編ー
こんにちは!ブレインパッドの土屋です。
今日は、2018年06月開催講座の受講生アンケート集計結果をご紹介します。
今回は約100名の受講生にアンケートにご回答いただきました!
データ活用人材育成サービス史上最大の規模です!!
講座全体に関する満足度
87.5%の皆様にご満足いただきました。(「かなり満足:37.5%」+「やや満足:50.0%」)
今回は、複数の講座を受講いただいた受講生が多くいらっしゃいました。
講座間の比較によるコメントも頂き、運営側として沢山の気付きを得ました。
また、過去受講生からのお勧めがきっかけで受講いただいた方もいらっしゃいました。
評価して頂けて大変うれしく思っています!
受講生にとって実り多い講座をご提供できるように、今後とも尽力してまいります。
寄せられたコメント:
『SQLによる集計・分析』受講
・今後の仕事に活かせると思います。
・SQLを知る、実際に使ってみると体験できた。当初目的としていた、社内の分析官やDBエンジニアとの会話ができるようになると思う。
・短い時間で多くのことを学べました。ありがとうございます。
『Rによる統計解析』受講
・データ分析フローのイメージがつかめました。
・プログラミングから、活用方法まで、全体を見渡すことができ、満足しております。
・基礎の基礎を知れたこと、データ分析の基本戦略みたいなものを学べたことは実りが多かったです。
『機械学習による問題解決実践』受講
・知らないことばかりでしたが、よく理解できました。
・機械学習への興味が増したのでこれを機にさらに学習を進めるモチベーションとなったため。
・実践する時間があったので、本当に理解できているか判断できた。
・DNN(ディープニューラルネットワーク)を知る上での基本概念を理解することができた。
・理論のあらまし、ツールの使い方、実務上注意すべきこと等、機械学習をツールとして利用していく上で必要な事柄を一通り学べたと思います。今回学んだことをもとに機械学習を自分のスキルにしていけるような気がした。
・非常に刺激になりました。
関連ブログ
・2018年06月開催講座のアンケート集計結果ー講座の実施内容に関する満足度・編ー
2018年06月開催講座のアンケート集計結果ー講座の難易度に関する満足度・編ー
こんにちは!ブレインパッドの土屋です。
今日は、2018年06月開催講座の受講生アンケート集計結果をご紹介します。
今回は約100名の受講生にアンケートにご回答いただきました!
データ活用人材育成サービス史上最大の規模です!!
講座の難易度に関する満足度
77.1%の皆様にご満足いただきました。(「かなり満足:14.6%」+「やや満足:62.5%」)
公開講座には、あらゆる業界、業種、職種、そして何よりもバックグラウンドとなる経験やスキルの異なる受講生が集まります。
そのため難易度に関して高い評価を一律に得ることは難しいです。
そこで受講生のアンケートや直接頂くご質問等を受けて、講座紹介資料をブラッシュアップしたり、カリキュラムを更新したり、説明手法を変えたり、と毎回改善策を検討して施しております。
今回は前回と比較して、満足度が10ポイント増加しました!
今後もより一層の満足度向上に励みたいと思います。
寄せられたコメント:
『SQLによる集計・分析』受講
・SQLは比較的容易でしたが、チーム単位でデータ分析に取り組むことの大変さ、難しさを体験することができたため、非常に良い難易度でした。
・ビジネス的なロジックが経験不足でまとめ資料の分析に時間がかかったため、時間はもうちょっと余裕があるとよかったと思いました。
・ちょうど良かったです。まだまだ技術力は足りないですが、第一歩は踏み出せたと思います。
『Rによる統計解析』受講
・適切に手ごわい難易度であった
・自分には少し難しすぎたかもしれませんが、求められるレベルを認識することができましたので、大切な情報をいただけたと考えております。
・ギリギリついていけるレベルだった。
『機械学習による問題解決実践』受講
・どうしても総合演習は難しかったですが、難しいのは当たり前ということもあると思いますので、それを体感できただけでも良かったのかなと思っています。
・少し難しかったように思う。
・ある程度の統計学知識・数学的知識が必要と感じた
・難しいことをわかりやすく教えてもらった
・自分のスキル的にはまだ受けるには難易度が高いと感じていましたが受けて良かったです。わからないことやまだ理解していないこともありますが今後の継続学習や自分の業務に落とし込んで理解していきたいと思います。
関連ブログ
・2018年06月開催講座のアンケート集計結果ー講座の実施内容に関する満足度・編ー
公開講座のバックステージ|テキストの改訂
こんにちは、ブレインパッドの牧野です。
夏の太陽が容赦なく照りつけて、
そんな夏のさなか、私たち育成サービスもまた、
白金台で年5回開催し、
Rのテキストについてはその後も水面下でリニューアルが続いてい
よりわかりやすく、
それでは皆さま、楽しい夏をお過ごしください!
2018年06月開催講座のアンケート集計結果ー講師に関する満足度・編ー
こんにちは!ブレインパッドの土屋です。
今日は、2018年06月開催講座の受講生アンケート集計結果をご紹介します。
今回は約100名の受講生にアンケートにご回答いただきました!
データ活用人材育成サービス史上最大の規模です!!
講師に関する満足度
93.8%の皆様にご満足いただきました。(「かなり満足:52.1%」+「やや満足:41.7%」)
満足度調査の中で、講師の質は常に高い評価をいただいています。
そんな講師陣を率いているのが、弊社の摂待です。
講師机に座ろうとしている、赤いストラップをしているのが摂待です。
講師経歴でご確認いただけるように、摂待はデータ分析の経験が豊富です。
正確な知識と豊富な経験、そして人懐っこいキャラクターが講座を楽しく充実したものにしています。
そんな摂待は、この6月講座からタイムマネージメントに鉄琴を導入しました!
ミニ演習、休憩明けなどのタイミングで鉄琴を鳴らします。
気分に合わせて長めの時もありますよ!
ブレインパッドの公開講座は、実力のみならず、人柄も魅力的な講師陣でご提供しています。
寄せられたコメント:
『SQLによる集計・分析』受講
・経験にもとづいたポイントの説明を業務に役立てることができると考えています。
・わかりやすいご説明ならびにTAの方もこまめに見守っていただき、不安なく受講できました。
・不明点を解決するヒントをわかりやすくご教示いただいた
『Rによる統計解析』受講
・少しでもノウハウを披露していただけるのは助かります。
・結構なボリュームであったと思いますが、テンポよく授業を進めてくださり満足しております。
・Rの操作や書き方についてわからないことを丁寧に教えていただいた。
『機械学習による問題解決実践』受講
・濃い内容だったが演習が多く身に付きやすい構成だったと思うため。
・プロフェッショナル、現場経験のある方から講習いただくことができてよかったです。
・データ分析を生業としている方のかなり正直な意見を多く聞くことができて参考になったため。
・理論に詳しく、実務経験も豊富・教え方が丁寧
・数学的説明がとても詳しくてわかりやすかった。マニアックなキャラは個人的には結構好き。
・理解できるまで繰り返しご説明いただいた点。最近のトレンド等についての情報共有をいただけた点など。
関連ブログ
・2018年06月開催講座のアンケート集計結果ー講座の実施内容に関する満足度・編ー